アディダス「SPEED SQUAD」練習会 【VOL.7】「この半年間がランニング人生で一番真剣に取り組んだ……」

4月から始動したアディダスSPEED SQUAD(スピードスクワッド)。SPEED SQUADとは、アディダスが全世界で展開しているランニングコミュニティ「AR(adidas Runners)」のエリート養成プログラム。厳しい条件の中、男女9名のメンバーが選ばれた。アディダス契約専属のランニングコーチやトレーナーのサポートのもと、メンバー個別ではなく、定期的な合同のトレーニングセッションを実施。目標達成に向け、9月中旬までトレーニングが行われていく。

第1回第2回第3回第4回第5回第6回練習会を経て、第7回目の今回は、AR Tokyoのセッションに6名のSPEED SQUADメンバーが参加した模様をお伝えする。

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©︎2018 Sushiman Photography

各々の次の目標に向けて

残暑がまだ残る9月8日、東京・代々木公園でのAR Tokyoのセッションに6名のSPEED SQUADのメンバーが参加した。SPEED SQUADの9名のメンバーのなかで、ベルリンマラソンへの出場権を獲得した3名以外にも各々が、この秋冬シーズンの目標に向けてすでに動き出している様子であった。

この日のメニューは代々木公園2周(1155m × 2周) × 3セットのロングインターバル走。A、B、Cグループの各グループにSPEED SQUADのメンバーも加わり、今回は特別にSグループも作られた。SPEED SQUADメンバーの朝倉和眞さんのためにAR TokyoのペーサーがSグループを先導した。

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©︎2018 Sushiman Photography  AR Tokyoのペーサーと朝倉さん(右)

朝倉和眞さんはベルリン行きの切符を逃したが、すぐに気持ちを切り替え、今季はトラックの10000mで“28分台”という、箱根駅伝出場校のエースクラスのレベルの記録を目標に取り組むという。この日の練習では3セットともに余裕の表情でSグループをただ1人走破。春に5000mの自己新を出した朝倉さんの挑戦は、このSPEED SQUADプロジェクトが終わってからも続いていく。

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©︎2018 Sushiman Photography  合宿明けにこのセッションに参加した秋山さん

秋山太陽さんは、8月末から9月上旬にかけて岐阜県の御嶽で合宿を行った。合宿明けということもあって、この日は軽めのメニューをこなし、AR Tokyoのメンバーとの交流を楽しんだ。11月のハーフマラソン、その後のフルマラソンに向けて照準を定めており、次の目標に向けて余念が無い様子だ。SPEED SQUADでの成果がこの秋冬に試される。

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©︎2018 Sushiman Photography  力走をみせる邊見さん(右)

邊見勇太さんは「SPEED SQUADでの半年間が今までのランニング人生で一番真剣に取り組んだ期間だった」と振り返る。SPEED SQUADでのトレーニングの内容も、座学でのリカバリー内容も、邊見さんにとって新鮮であったはずだ。邊見さんのような20代半ばのランナーにはまだまだ伸び代がある。トレーニング、リカバリー、そしてメンタル。SPEED SQUADで磨いた“心技体”が彼の今後の成果に繋がるだろう。

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©︎2018 Sushiman Photography

下島千明さんは学生時代から陸上競技に取り組んできたが、社会人になり、次第に走ることに対して壁にぶつかっていたという。SPEED SQUADでの経験は、そんな下島さんの走りを一新させた。2月のフルマラソンでの自己記録更新を目標に、さらなる挑戦に挑む。

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©︎2018 Sushiman Photography

SPEED SQUADのメンバーたちは今回のAR Tokyoのセッションに参加し、それぞれが刺激を受けたようだ。AR Tokyoのセッションでは、記録向上に向かって走るランナーのサポートはもちろんのこと、シティランなどのファンラン、トレイルラン、そして座禅ラン、ゴミ拾いランなどの不定期のランセッションなども行っている。それがどのような目的であれ、AR Tokyoに集まる人の輪には必ず最後に笑顔がある。

いざベルリンマラソンへ

今回のAR Tokyoのセッションには、9月16日に行われるベルリンマラソンに出場する木村泉穂さん、日高久登さんも参加した。

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©︎2018 Sushiman Photography  ベルリン1週間前の調整練習をする木村さん(左)

木村泉穂さんは、ベルリンマラソンが20回目のマラソン。これまでのマラソンで一番気合いが入っているという。

この春にはボストンマラソンに参加し、雨の極寒のコンディションでタフなレースを経験した。ベルリンの当日はレースの後半で気温が20℃近くまで上昇することが予想されるが、ボストンで厳しいレースを経験しているだけに、海外でのタフなレースにも耐性があるといえる。「最後は気持ちで負けたくないです」そう話す木村さん。どのようなコンディションであれ、最後はそのメンタルの強さで快走し、フィニッシュラインに戻ってくるだろう。

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©︎2018 Sushiman Photography  初海外マラソンとなる日高さん(中央)

日高久登さんの走歴は2年ほど。千載一遇のチャンスをモノにし、初の海外マラソンで自己記録の更新に挑戦する。これまでの経験に加えて、SPEED SQUADで学んだことをベルリンでフルに生かす構えだ。SPEED SQUADの練習会でも毎回、一生懸命な表情が印象的だった日高さん。ベルリンで悔いのない走りをして自己新記録という成果を日本に持ち帰ってくることができるだろうか。

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©︎2018 Sushiman Photography

日本からSPEED SQUADメンバーを代表してベルリンマラソンに出場するのは藤田大夢さん、木村泉穂さん、日高久登さんの3名。目標達成に向けて、ゴール前のブランデンブルグ門に駆け込んでくるであろう3名の力走に期待が集まる。

adidas Runners of Tokyo(AR Tokyo)とは

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adidas Runners of Tokyoは2016年9月に日本で発足。ランニング初心者から、シリアスなサブ3ランナーまで、様々なタイプのランナーに合わせた幅広いコンテンツを用意。プロのランニングコーチによるセッションや、フィットネスプログラムなど、「自分を高めたい」という思いを叶えるハイレベルなプログラムで、ランナーたちを更なる高みへと導く本格的なサポートをしている。また、ベルリンやソウルなど、海外のコミュニティとの共同セッションや、ヨガ・フットボールなどカテゴリを超えてのコラボセッションなど、ユニークなコミュニティ活動をきっかけにメンバー同士が深く繋がるなど、楽しみながら成長できるのも魅力の一つ。

【adidas Runners of Tokyo】:https://shop.adidas.jp/running/community/

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