GT-2000、ボメロ、クリフトン……2026年に走り始めたい方におすすめシューズ5選!
Jan 06, 2026 / SHOES
Jan 06, 2026 Updated

新年を迎え「今年こそ走りたい!」と思っている方も多いはず。ただ、いざランニングシューズを探し始めると「何がいいのか全くわからない」という壁にぶつかるもの。
今回はRuntripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんとともに、これから走り始める方におすすめできるランニングシューズ5足を厳選してご紹介。藤原さんは多くのシューズブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わった期間は20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出し、現在も走るシューズアドバイザーです。
初心者がシューズを選ぶ際の注意点とは?

これから走り始めたい方がシューズを選ぶうえで、藤原さんはまず「やってはいけないこと」を強調します。
「箱根駅伝などを見て、トップ選手が履いているシューズを選ぶのは避けてください。また走れる人がおすすめしているシューズや、人気のあるシューズを安易に選ぶこともおすすめしません」(藤原さん)
今回紹介する5足は藤原さんが「Do It All」と称する、幅広い層のランナーが扱える汎用性の高いシューズ。市民ランナーがデイリートレーナーとして使用するのはもちろん、初めてのフルマラソン完走を目指す方のレースシューズとしても、エリート選手のジョギング用シューズとしても活躍するものがラインナップしました。
ASICS|GT-2000 14

『GT-2000』シリーズは藤原さんが「『初めての一足』の代名詞」と称する定番モデル。『GT-2000 14』はかかと周りのサポートに特化した「スタビリティトレーナー」として設計されており、内側には『3D GUIDANCE SYSTEM』を搭載し、立体的に安定性を高める構造が特徴です。
ミッドソールには柔らかさが特徴の『FF BLAST MAX』とともに、ゲル状のクッション『PureGEL』も搭載。「藤原さんは『NOVABLAST』シリーズは軽量性が売りですが、初心者の方には安定要素が高い『GT-2000 14』をおすすめします。体つきが大きい方やダイエット目的の方にも最適です」とコメントしています。
MIZUNO|WAVE RIDER 29

29代続くミズノの定番シリーズ『WAVE RIDER』。今作ではドロップ(シューズ前後の高低差)が10mmに設計。緩やかな下り坂のような構造となっており、自然な重心移動をサポートします。
また藤原さんは今作の接地感も特徴の1つであると強調しつつ「初心者の方は接地感覚をしっかり覚えた方がいい。ランニング中、自分の体に何が起きているかを知ることが大切」と説きます。
かかと周りには左右にウレタン樹脂の補強パーツを配置し、O脚気味の方や足首が硬い方にもおすすめ。藤原さんが「『WAVE RIDER』は鉄板(シューズ)です」と太鼓判を押す万能モデルです。
adidas|SUPERNOVA RISE 2

『WAVE RIDER』同様、前後差10mmのドロップが特徴の『SUPERNOVA RISE 2』。ミッドソールに柔らかな素材『DREAMSTRIKE+』を搭載し、適度な反発性を実現しています。
藤原さんは今作を「『Do It All』の典型」と評価。マラソン大会の遠征時にはジョギング用として持参しつつ、5kmレースでも使用したというエピソードからも、その万能性がうかがえます。
注目すべきは、よりサポート性を高めた『SUPERNOVA SOLUTION』という姉妹モデルの存在。藤原さんは「『RISE』と『SOLUTION』で選び分けができます。スタビリティ系(サポート性に優れた)シューズが好みなら『SOLUTION』も試してみてください」とコメントしています。
NIKE|ボメロ 18

『ボメロ 18』は、前述した3足とは異なる「ロッカースタイル」のシューズ。シューズ前後が跳ね上がった形状で、揺りかごのような乗り心地が特徴です。
今作の完成度を語る上で「2025年は『ボメロ』イヤーでした」と藤原さん。「今作はじめ『ボメロ プラス』『ボメロプレミアム』といったシリーズ作が高評価を獲得した」と振り返ります。
「アッパーのフィット感が秀逸で、シュータンもしっかりしており、甲周りを包み込む安心感がある。ナイキの歴史の中でも傑作に入る1足。『18』という番号が付いていますが、別のボメロになったと言ってもいい」(藤原さん)
HOKA|CLIFTON 10

藤原さんが「ロッカースタイル」シューズの代表格と評する『CLIFTON』シリーズ。その最新作は軽量性と必要な機能がすべて詰まった完成度の高い1足です。
最大の特徴はミッドソール構造の『アクティブフットフレーム™』。ミッドソールが外側に張り出し、足を包み込む構造で安定性を生み出します。「この構造を発明したのはHOKAです。今では多くのブランドが採用しています」と藤原さん。幅広い接地面も安定感に貢献しています。
自分に合った1足の選び方とは?

それぞれに特徴がある5足のランニングシューズ。藤原さんは「この中だったらどのシューズもおすすめ」と前置きした上で、汎用性に優れた『GT-2000 14』『WAVE RIDER 29』『SUPERNOVA RISE 2』と、ロッカースタイルが特徴の『ボメロ 18』『CLIFTON 10』というグループ分けを選ぶ際の視点として提案。
「履きやすいな」「これで走りたいな」といった自身の感覚で自分に合ったシューズを選びつつ「将来的には、それぞれのグループから1足ずつ持つのが理想。もっと速くなりたい、トレーニング用を増やしつつ怪我を減らしたいと考えると、1足で包括することはむずかしい」とアドバイスします。
2026年にランニングを始めたい方は、まずは今回の5足の中から「走りたい」を叶える1足を見つけてみてはいかがでしょうか。今回ご紹介したシューズはRuntrip Storeで取り扱い中です。
詳細情報
ASICS|GT-2000 14

・価格:¥16,500(税込)
MIZUNO|WAVE RIDER 29

・価格:¥17,600(税込)
adidas|SUPERNOVA RISE 2

・価格:¥15,400(税込)
NIKE|ボメロ 18

・価格:¥16,500(税込)
HOKA|CLIFTON 10

・価格:¥19,800(税込)
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【プロフィール】
藤原岳久さん

FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)



