【2024年】初心者も安心!安くて高機能なランニングシューズ13選
May 16, 2020 / SHOES
Aug 23, 2024 Updated
ランニングをするとき、欠かせないアイテムといえば『ランニングシューズ』ですよね。
気持ちの上がるお気に入りのランニングシューズを手に入れて、ランニングをオシャレに楽しみたいところ。そこでまず気になるのが、ランニングシューズの『価格』ではないでしょうか。最新の技術を搭載した話題のランニングシューズは、どうしても価格が高くなる傾向に。
初心者ランナーがはじめてランニングシューズを手にするときや、ランニング頻度が高く、シューズを都度履き分けるランナーのなかには、価格が “安い” モデルを手に入れたい方もいるのでは。
そこで、今回は人気メーカーのランニングシューズのなかから、Runtrip Magazine編集部がオススメする価格の『安い』ランニングシューズをご紹介します。
また、こちらの動画でもラントリップお馴染みのシューズフィッティングアドバイザー 藤原岳久さんが選ぶ1万円以下のランニングシューズを紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
■コスパの高いランニングシューズ3選
目次
- なぜ、安いランニングシューズ?初心者や習熟ランナーにもおすすめ
- 安いランニングシューズ選びに必要な4つのポイント
- 安くて機能性の高いランニングシューズ
- 1. EVORIDE SPEED(アシックス)
- 2. GT-2000 11(アシックス)
- 3. ナイキの超定番「エア ズーム ペガサス 39」
- 4. リニュー ラン(ナイキ)
- 5. ズーム ライバル フライ 3(ナイキ)
- 6.ADIZERO SL(アディダス)
- 7. ADIZERO BOSTON 11(アディダス)
- 8. FuelCell PROPEL v4(ニューバランス)
- 9.FRESH FOAM X 880 v13(ニューバランス)
- 10. FRESH FOAM 1080 v11(ニューバランス)
- 11. Trace 2(ブルックス)
- 12. ウエーブライダー 25(ミズノ)
- 13. ウエーブリボルト 2(ミズノ)
- 最新ランニングシューズもチェック
なぜ、安いランニングシューズ?初心者や習熟ランナーにもおすすめ
最近は各メーカーから機能面が非常に充実したシューズがたくさん発売されており、それに伴って価格の高いシューズも増えています。これは、特にシリアスランナーには嬉しいことですが、初心者ランナーとしては最初のシューズの金額は抑えたいものです。いきなり高額なシューズを買う初心者ランナーより、安いランニングシューズからスタートし、継続するうちにより高機能なシューズが欲しくなるケースが多いでしょう。あるいは、習熟度の高いランナーとしてもレース用と普段のジョギングやコンディショニング用などで履き分けたい場合、普段使いのシューズは安めのシューズで抑えておきたいニーズもあるのではないでしょうか。このように、安いランニングシューズも習熟度や目的に応じて幅広いランナーにおすすめなものが多いのです。
安いランニングシューズ選びに必要な4つのポイント
価格の安いランニングシューズは、価格の高いモデルに比べて機能性が劣るのでは? と不安に思う方もいるかもしれませんが、近頃は、ランニングを楽しむために、十分なサポート機能を備えた高機能シューズも多数展開されています。自分に合った安いシューズを探しているけど、種類が多すぎて、どれがオススメなのかわからない。特に、初心者のランナーにとってはどのような観点で自身に合ったランニングシューズを選ぶべきか、迷うところです。そんな方のために、価格の『安い』ランニングシューズを購入する際に知っておきたい、選び方のポイントを解説していきます。
安心して快適に楽しくランニングを続けていくためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. サイズ
どんなに機能に優れたシューズでも、シューズに足のサイズが合っていないと(小さすぎても、大きすぎても)疲れやすかったり、足にトラブルが起こる原因に。サイズ選びのポイントは、指先が動くくらい自由度があっていいものの、足の甲・かかと部分がしっかりとフィットしていること。シューズがフィットすると、走っている最中にシューズの中で足がブレることがなくなります。また、足囲(ワイズ)も重視しましょう。DやE、2Eなどの表記がワイズと言われるものです。一般的な足囲は2Eですが、足幅が広い人には3Eや4Eのワイドモデルが展開されていたり、足幅が狭い人にはDのスリムモデルが展開されているので、チェックしてみてください。
インターネット通販でのシューズ販売も増えていますが、コロナの影響もあり店舗にて試し履きして確認することが難しい状況になっています。初心者のランナーにとっては、サイズ選びは特に履いてみないと分からない部分もあるので、通販での購入に際してサイズが合わない場合の返品の可否は事前に確認するとよいでしょう。
2. サポート機能
ランニングシューズにとって一番大切なのは、ランナーの足をサポートする機能。初心者ランナーにとっては、走り続けることによる疲労で怪我をしないためにも、サポート機能が手厚いものを選ぶといいでしょう。ゆっくり長く走ることを目的に考えると、靴底のクッションがあるランニングシューズをオススメします。サポート機能が充実した初心者向けシューズは靴底(ソール)が厚く作られる傾向があります。また、靴底の前方、母子球あたりが屈曲するシューズが筋肉に負担が少なく前へ進めるシューズです。
3. クッション性
各ランニングシューズメーカーが『安定性とクッション性の両立』を求めてシューズを開発しています。そのため、本来クッションの硬さに大きな差はなく、硬い・柔らかいとは、人それぞれの主観によるところが大きくなります。ただ、初心者の方はご近所の道などアスファルトの上を走ることが多いと思うので、できるだけ厚底でクッション性の高いシューズを選ぶことをオススメします。
ランニングシューズの選び方については、こちらの記事でご紹介しています。
4. 価格
ランニングシューズの価格は、高機能化していることもあり、モデルによっては2万円以上するシューズもあります。一方で、レーシング向けではない、健康を目的に走るランナー向けのランニングシューズは、比較的手頃な価格で手に入ります。新作のモデルでも1万円前後で購入できたり、最新でないモデルでは6,000〜7,000円程度で販売されていることもあります。特に初心者のランナーにおすすめなのは比較的低い価格のシューズから試してみることです。ランナーにとって嬉しい機能が詰まったシューズも安く手に入ることがあるので、皆さんも探してみてくださいね。
Runtripでは、別記事にて初心者のランナーに向けたランニングシューズの選び方も詳しく解説しています。ランニングシューズの代表的な機能や店舗・オンライン別の購入方法、フィッティング(試し履き)の際のポイントなど、初心者の方に参考になる内容になっているので、是非参考にしてみてください。
また、女性ランナーに向けては、レディースのランニングシューズに特化して紹介している記事もあります。こちらも特に初心者ランナーにおすすめの内容となっていますので、併せてチェックしてみてください。
安くて機能性の高いランニングシューズ
1. EVORIDE SPEED(アシックス)
まずご紹介したいのが『アシックス』のランニングシューズ。アシックスといえば日本発・世界トップクラスのスポーツメーカー。もともとは、あのナイキ社もアシックスの代理店としてスタートしています。それくらい世界のスポーツの発展に貢献された歴史の長さとものづくりの質の高さが特徴です。
そんなアシックスのランニングシューズの中でもバランスが良く人気なのがEVORIDEシリーズから登場した『EVORIDE SPEED』。安定感・クッション性・耐久性が備わっており、シリーズ3作目となるEVORIDE SPEEDは、クッション性の高いFF Blastが使用されパワーアップ。日々のジョギングからスピードを上げて走りたいトレーニングまで、幅広くおすすめのコスパシューズです。
2. GT-2000 11(アシックス)
アシックスの鉄板トレーニングシューズといえば、多くの市民ランナーのマラソン完走を支えてきた『GT-2000』。迷ったらこの名前が入っているシューズを手に取ってみることをおすすめします。幅広いランナーを受け止めるだけのバランスの良さがロングセラーという形で証明されているシリーズですね。
2023年にGT-2000 12が登場したことにより、GT-2000 11は各ECサイトでよりリーズナブルに手にいれることができるようになりました。「もっと走りたい、気持ち高まる。」をコンセプトとしており、高硬度EVA素材やブレにくいアッパーによる安定感とミッドソール上層部の『FF BLAST』がもたらす高い反発性のバランスが魅力です。軽量で速いペースでも走りやすいため、初心者だけでなくタイム更新を目指すランナーにもおすすめ。
3. ナイキの超定番「エア ズーム ペガサス 39」
どんな方にでもおすすめしたいナイキの定番ランニングシューズ『エア ズーム ペガサス 39』。ビギナーの方でも安心して使用できる安定さもあり、シリアスランナーの方の普段のジョギング用としてもバッチリ使えます。実力のみならずスタイリッシュなデザイン性も含めて多くのランナーから支持されています。
経験豊富なランナーはもちろんのこと、マラソン世界王者のエリウド・キプチョゲ選手も疲労抜きのジョグやイージーランに使っているとのこと。クッションがありつつも安定性が確保され、気持ちよい走り心地が得られるランニングシューズです。2023年は最新モデルのペガサス 40が登場し、1世代前のモデルとなりました。現在ECサイトでは7,000円台から購入できます。
4. リニュー ラン(ナイキ)
クッション性の高いLunarlon(ルナロン)ミッドソールが使用されている『リニュー ラン』。ナイキらしいデザインと機能性など、ナイキシューズの良さを感じられる一足です。耐久性も優れ長い距離を走るのに適しているため、日々のランニングでの使用がおすすめ。サイズやカラーにもよりますが、¥10,000前後でリーズナブルに手に入れられるため、最初のランニングシューズとして検討してみてはいかがでしょうか。
5. ズーム ライバル フライ 3(ナイキ)
駅伝ランナーたちの走りにヒントを得て作られた『ライバル フライ』シリーズ。前足部に内蔵されたZoom Airユニットにより反発と推進力を、クッション素材により柔らかな履き心地を得られます。通販サイトでは、6,000円台で買えることも大きな魅力。日々のランニングからスピードトレーニングまで、幅広く使える一足。ステップアップの一足にいかがでしょうか。
6.ADIZERO SL(アディダス)
アディダスのレーシングラインADIZEROシリーズに仲間入りした『ADIZERO SL』。デイリートレーナーとして初心者ランナーにもおすすめの一足ですが、前足部に反発性の高い『Lightstrike Pro』を搭載していることで推進力が高められています。
ジョギングから少し速めのペースのランニング、フルマラソンにもおすすめです。シューズの屈曲剛性も強く、スムーズにガイドしてくれるADIZERO SL。実勢価格は8,000円台と、これだけの高機能シューズがリーズナブルに手に入れられるのはお買い得と言えるでしょう。
7. ADIZERO BOSTON 11(アディダス)
トレーニングからレースまで様々なシーンで幅広く使用できる万能モデル『ADIZERO BOSTON』。そのADIZERO BOSTON 11のミッドソールは、レーシングシューズにも搭載される反発弾性の高いLIGHTSTRIKE PROとLIGHTSTRIKEを2層構造にすることにより安定感を確保。初心者から中級者ランナーでも、快適に長い距離のランニングを楽しむことができます。2023年に最新モデルADIZERO BOSTON 12が登場したことにより、従来モデルとなったBOSTON 11は現在各種ECサイトでは8,000円台から販売されているケースもあり、大変お買い得なシューズ。
クッションの厚さも向上し、レースやテンポラン用のシューズとしておすすめの『ADIZERO BOSTON 11』。マラソンシーズンのトレーニングからレース本番まで、足元を支えるパートナーとしておすすめの一足です。
8. FuelCell PROPEL v4(ニューバランス)
ニューバランスのレーシングライン『FuelCell』シリーズのなかで唯一、デイリートレーナーとして展開されているFuelCell PROPEL v4。デイリートレーナーでありながらFuelCellミッドソールの弾むような履き心地は健在。
ミッドソールは非常に柔らかく、FuelCellらしい特徴を持った一足。ミッドソール内部には、樹脂製のTPUプレートを入れることで、足の動きをガイドする役割を果たします。定価は税込12,100円と高機能ながら非常にリーズナブルなランニングシューズ。ECサイトでは7,000円台で販売されているシューズも見かけられます。日々のランニングにぜひ使ってみては?
9.FRESH FOAM X 880 v13(ニューバランス)
ニューバランスのデイリートレーナーモデル『Fresh Foam』シリーズから展開される、安定性の高いランニングシューズ『Fresh Foam X 880 v13』。しっかりとしたクッション性と安定感の両立により、初心者ランナーが日々安心して走れる一足。長い距離のランニングを足元からサポートします。定価は税込15,400円と今回ご紹介するシューズのなかでは少しお高めの価格ですが、ECサイトでの実勢価格は9,000円台でも販売されており、非常にお買い得なランニングシューズです。
10. FRESH FOAM 1080 v11(ニューバランス)
アメリカでもデイリートレーナーとしての評価が高い『FRESH FOAM 1080 v11』。シューズアドバイザーの藤原さんも「最高のデイリートレーナー」と評価するほど、クッション性とフィット感が抜群のシューズです。ミッドソールは合成樹脂の一種『FRESH FOAM』素材のみで作られ、着地から蹴り出しまでより心地良い感覚で走れます。
11. Trace 2(ブルックス)
Ghostシリーズをはじめ人気シューズが揃うシューズブランド・ブルックス。そのラインナップのなかで、リーズナブルなモデルとしてアメリカでは人気が高いモデルがこちらの『Trace 2(トレース 2)』。すべてにおいてオーソドックスな構造、機能性を備えた一足で定価税込13,200円ながら、ブルックスの主要シリーズと同じ素材を採用。ミッドソール素材は『Launch 9』と同じBioMoGoDNAを搭載し、軽量で接地感を求めた履き心地。走り始めたばかりの初心者ランナーにとっては、リーズナブルに手に入れられるおすすめのランニングシューズです。
12. ウエーブライダー 25(ミズノ)
ミズノを代表するシリーズの『ウエーブライダー』。クッション性、反発力、安定感の3つを兼ね備え、長い距離を走っても、最後までペースを落とすことなく走り切れるランニングシューズ。初めてのフルマラソン完走を目標にしているランナーにおすすめです。定価では税込14,850円で販売されていましたが、新作が登場していることによりさらにお得になりました。8,000円台で販売されているモデルもあるので、初めての一足、マラソン挑戦のシューズにいかがでしょうか。
13. ウエーブリボルト 2(ミズノ)
ミズノの独自素材『MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)』がシューズ全面に搭載され、反発性とクッション性を高く感じられます。アッパー素材が『エンジニアードメッシュ』に変わったことでフィット感も前作から向上。ヒール部分のサポート性も高く幅広いランナーにおすすめです。ECサイトで7,000円前後で購入でき、非常にリーズナブルなシューズです。
最新ランニングシューズもチェック
ここまで、手頃に手に入る価格の安いランニングシューズをご紹介してきました。自分にぴったりのランニングシューズは見つかりましたか?
ランニングを続けていくとランニングシューズもステップアップしていきたいと思いますよね。現在、ランニングシューズはものすごい勢いで技術進歩が進んでおり、1世代モデルチェンジするだけでも驚くほど進化を感じます。
もちろん旧モデルのセールになるシューズも狙いどころではありますが、たまには最新シューズに投資をしてみるのもオススメです。いろんな視点でランニングシューズを履き分けながら楽しみたいですね。
最新ランニングシューズの情報はこちらでご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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