【BROOKS】新作シューズ「Trace 2」は初心者ランナーにおすすめ!Ghost15との違いも解説
Jul 03, 2023 / SHOES
Jul 03, 2023 Updated
2022年の全米シェアNo.1ブランド・ブルックスから『Trace 2』が日本で新たに展開となりました。ブルックスのシューズを履いたことがある方でも、このモデルはまだ試してないというランナーも多いのではないでしょうか。
そこで今回もRuntripおなじみのシューズアドバイザー・藤原岳久さんが徹底解説。藤原さんは多くのシューズブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わり20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出し、現在も走るシューズアドバイザーです。
全米No.1を支えるオーソドックスなモデル
大森:今回紹介するのはブルックスの『Trace 2』です。カラーもアシンメトリーになっています。
藤原:これはもう買った方が良いですよ。
大森:もう言い切っちゃいましたが、これはどんなシューズでしょうか。
藤原:ブルックスといえば『Ghost 15』、それから『Glycerin 20』が定番モデルですが、こちらはリーズナブルなモデルとしてアメリカでは人気が高いシューズです。こういうモデルが売れるから全米でもNo.1のシェアを取れるんだと思いますね。カラーも消費者マインドをくすぐるようにデザインされてますよね。
大森:どんな特徴を持ったシューズですか。
藤原:すべてにおいてオーソドックスなシューズだと思います。ミッドソールの素材は『Launch 9』と同じBioMoGoDNAを使っていて、軽量でどちらかというとバウンドより接地感のあるソールとなっています。イメージで言うとアッパーはGhost、ソールはLaunchですね。
大森:アウトソールは見るからに耐久性が高そうですね。
藤原:その通りで耐久性も非常に高いです。
藤原:あとヒールも非常にホールド感のある作りで安定していると思います。
大森:走り心地はいかがでしょうか。
藤原:クッションがかなりあるという訳ではないんですが、12mmドロップの坂道型で、前に押し出してくれる感覚です。
すべてのランナーにおすすめ!ハイコストパフォーマンスモデル
大森:価格は13,200円とコストパフォーマンスが高いモデルと言えそうですが、どんな方におすすめですか。
藤原:エントリーモデルとしておすすめですし、ブルックスのランニングシューズを履いたことがない方にも良いと思います。
大森:ちなみに初代のTraceはどんなシューズだったんですか。
藤原:実は初代は日本で展開されていなかったんです。
大森:ということは、まだこのモデルを履いたことがある方は少なそうですね。
藤原:あまりいないんじゃないですかね。この機会にぜひとも履いてみて欲しいと思います。
ブルックスランニングシューズに新たに仲間入りした『Trace 2』。コストパフォーマンスに優れたモデルをぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。
詳細情報
ブルックス|Trace 2
・価格|¥13,200(税込)
藤原 岳久さん
FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)