2017年4月7日

上田瑠偉選手についていけない……トレラン初心者が秋川渓谷で感じたこと

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コロンビアモントレイルがローンチ

3月28日(火)、東京都あきる野市にある「秋川渓谷リバーティオ」にて、「Columbia Montrail(コロンビアモントレイル)」のローンチイベントが開催されました。

長年に渡り日本でトレイルランニングカルチャーを広げてきたMontrailが、今春からリブランド。これを記念したトップトレイルランナーたちによるプロダクトセッション、およびトレイルランニング体験会が開催されるということで、トレラン初心者である筆者が初のトレイルを体験してきました!!

東京都とは思えない大自然が広がる秋川渓谷

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JR立川駅から青梅線(武蔵五日市線直通)に乗り継ぎ、西へ約30分。ビルや商店街の無い山奥へと突き進むと、今回の目的地の最寄り駅「武蔵五日市駅」に到着しました。

東京都生まれ、東京都育ちの筆者ですら初めて訪れる山奥の街。周りには本当に自然しかなく、「ここは本当に東京か!?」と思ってしまうような場所です。

集合場所の「秋川渓谷リバーティオ」までは駅から徒歩20分ほどで、道中は普段目にできないような大自然を体いっぱいに感じながら歩を進めていきました。

「上田瑠偉選手についていけない……トレラン初心者が秋川渓谷で感じたこと」の画像駅から3分ほど歩くと、早くも山々がお出迎え

そして無事目的地へ到着! 受付を済ませると、コテージのような建物で着替えを済ませ、イベントの開始を待ちわびます。

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イベントはまずトレランの講師を務めるトップトレイルランナーの紹介から始まり、コロンビアモントレイルのシューズ説明へと続いていきます。ちなみに今回お越しいただいたランナーは以下の3人です!

上田瑠偉選手

いま最も注目を集めているトレイルランナー。大学 2 年時にトレイルランニングをはじめ、翌年には国内最高峰の山岳レース、「日本山岳耐久レース」(通称ハセツネ)を大会記録を大幅に上回るタイムで最年少優勝を果たした。昨年はアメリカの 100 kmレースを大会新で制し、U-23 世界選手権でも優勝している。
※上田選手は取材日5日後の「ハセツネ30k」で見事男子総合優勝を果たす。

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奥宮俊祐選手

トレイルランニングを通じて、楽しい! を実現することをモットーとした「FunTrails」を2015 年に立ち上げ、プロトレイルランナーとなった。トレイルランニングセミナーやコースディレクターとしても活動している。

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山室宏美選手

近年着実に実力をつけてきている若手女性ランナー。現在住まいのある長野県内の 30 km前後のレースを総なめにしている。昨年はシーズン初めにもっとも注目を集める「ハセツネ30K」で優勝した。
※取材日5日後の「ハセツネ30k」では2連覇を逃すも、女子総合5位に食い込む。

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今回は3種類のシューズが用意され、実際に「BAJADA Ⅲ」「CALDORADO Ⅱ」「ログF.K.T」のどれかを実際に試し履きが出来るとのこと。ざっとシューズの説明をすると、、、

「BAJADA Ⅲ」・・・日本で一番履かれているとされる人気シリーズ。初心者からエリートまで様々なランナーに愛用されている。ちなみに上田選手は初代BAJADAのシューズでハセツネカップを優勝したとのこと。クッション性はもちろん、グリップ性も優れている万能タイプ。

「CALDORADO Ⅱ」・・・昨年初代がリリースされ、さらにしなやかになったアッパー、どの方向にもグリップの利くようなアウトソールが特徴。BAJADAと同様オールマイティなシューズとして人気のモデル。

「ログF.K.T」・・・コロンビアモントレイルで2番目に軽いシューズ。トップアスリートお墨付きのモデルで、上田選手、奥宮選手も愛用。

ちなみに筆者は迷った挙句、青色の「BAJADA Ⅲ」を選びました。3種類のシューズの中でもクッション性に優れており、筆者のような初心者に向いているのではないかと感じました!

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走る際のチームは2種類に分かれ、それぞれ奥宮選手が先導する「第1グループ」(アップダウン少なめ、ペースゆっくり)と、上田選手が先導する「第2グループ」(アップダウン多め、ペース速め)に分別。

筆者は高校まで6年間陸上競技部(長距離)に属し、今もロードでたまに走っていて体力には自信がありますが、トレイルはまったく未知の世界……。しかも腰を痛めていることもあり、無難に「第1グループ」で体験ランをスタートさせました。

スタートする前には、奥宮プロからトレイルでの「走り方」を伝授。
・肩に力を入れず、〝脱力〟することが大事
・腕は引くのではなく〝戻す〟イメージ
・骨盤を起こし、軸はまっすぐ
・つま先をまっすぐ正面に向けて着地する
以上のことを意識すると、正しいフォームが身に付き、ケガの予防にもつながるのだそうです。

そしてしっかりと準備運動をし、いざトレイルへ!

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比較的ゆっくりのペースとはいえ、下はデコボコ。木の幹がむき出しになっているところもあり、まさに「山の中を走っている!」という爽快感を味わうことができます。通常のランニングシューズでは足を滑らせてしまいますが、トレイルシューズならではのグリップ力がいかんなく発揮されています。

途中で奥宮プロによる「自然講座」も行われ、「スギ」と「ヒノキ」の違いをレクチャー。こうした普段目に留まることのない植物などに触れるのも、トレイルの魅力ですね!

「上田瑠偉選手についていけない……トレラン初心者が秋川渓谷で感じたこと」の画像 東京都とは思えない大自然が広がります

「上田瑠偉選手についていけない……トレラン初心者が秋川渓谷で感じたこと」の画像 この一帯は「ハセツネ30kレース」のコースに含まれるため、こうした看板もちらほら

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そしてさらに進んでいくと、目の前には東京都多摩地域西部を流れる「秋川」が飛び込んできました。遠くから見ても、濁りの無い透明感がよくわかり、思わず足を止めてカメラで撮影。

「ここで子どもに川遊びをさせたり、川辺でバーベキューもできるんですよ!」と奥宮プロ。川の水は冷たく、トレイルランナーのアイシング場所としても重宝されているみたいです!

1時間ほど走ると、再びリバーティオに戻ってきました。ここでは休憩がてら全員で「別のシューズも体験してみよう!」ということになり、筆者は「BAJADA Ⅲ」から「ログF.K.T」に履き替えました。コロンビアモントレイルで2番目に軽いとのことですが、まるでレーシングシューズを履いているかのような軽い履き心地が印象的でした!

そして小休憩を挟み、今度は1つのまとまったグループで秋川丘陵の奥地へ!

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最終的には「小峰公園」という場所を目指すことになるのですが、途中で「金剛の滝」に立ち寄り、皆で集合写真をパシャリ。山奥にある滝は見ているだけで癒され、その壮大さにただただ圧倒されてしまいました……。
(残念ながら滝の写真は撮れていませんでした! ごめんなさい笑)。

「上田瑠偉選手についていけない……トレラン初心者が秋川渓谷で感じたこと」の画像滝の目の前で集合写真をパシャリ(写真提供=コロンビアスポーツウェアジャパン)

そして一行は小峰公園に向けて再び出発するのですが、ここからの道のりが初心者を地獄の底に突き落とします……。階段や登り傾斜が多く、さらには先導する上田選手の圧倒的な走りについていけない人も続出(後方で奥宮選手、山室選手がバックアップしています)。

筆者は元陸上選手として何とか必死に食らいつくも、「ゼェゼェ…」と呼吸を激しく乱し、すでに脚は棒状態。普段の運動不足の日々を呪うのでした(笑)。

小峰公園に着くと、急きょトップ選手による「下り方講座」「上り方講座」が開演。上田選手と奥宮選手に実際に走ってもらい、その走り方の違いを学びました。上田選手は〝跳ぶ〟ような躍動感あふれる走りが特徴で、奥宮選手は上下動の少ない綺麗なフォームが印象的でした。

帰りは来た道を戻り、無事にリバーティオへ到着!(すでに脚はボロボロ状態!笑)

午前11時ごろに走り始め、到着したのが午後1時半過ぎ。休憩を何度か挟んだとはいえ、2時間半も山を走っていたわけです! しかし、それを感じさせないほど周りの景色が綺麗で、何といっても自然の中を走るという爽快感が疲れを忘れさせてくれました。

戻った後はそれぞれ着替えを済ませ、参加者全員での「食事タイム」。サラダやスープ、ホットドックなど、走り終わってクタクタな我々を多彩な料理で〝おもてなし〟してくださいました。

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今回、初のトレイルランニングを終えて、「こんなにキツイものなのか……」というのが正直な感想(笑)。でもそれ以上に大自然を走る爽快感であったり、普段見ることのできない風景、普段使うことのない筋肉を使ったりなど、ロードに無い新鮮さがトレランにはありました。

これまではロードでしか走っていませんでしたが、たまにはこうした違うカタチのランニングに触れるのもいいですね! 普段ロードランニングしかしていない方、マラソンに飽きてしまった方、よりランニングに〝刺激〟を求めたい方は、仲間とともにトレイルランニングに挑戦してみてはいかがでしょうか?

以上、トレイル初心者による体験レポートでした!
(なお、この翌日に全身筋肉痛に襲われたのは言うまでもありません……笑)

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トレイルランニングの世界選手権代表に内定した荒木宏太さんにトレイルの魅力を伺いました。

あなたは朝ラン派?夜ラン派?「絶対朝ラン派」のJuri Edwardsに朝ランの魅力を聞いてきました。

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