代表・大森が語る“これからのラントリップ”が目指す世界とは

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ラントリップ・大森

2023年12月26日(火)にRuntrip Channel(YouTube)にて『代表・大森が語る“ラントリップの描く未来”』の生配信を実施しました。この動画のなかで大森が語った“ラントリップの描く未来”とはどんな景色なのかーー。

本記事では、動画の内容を振り返りながら、これからのラントリップの展望についてお届けします。

ラントリップ創設秘話「もっと自由に、楽しく走れる世界へ。」

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大森:実は私、第85回箱根駅伝に法政大学の選手として出走した経歴を持っています。学生時代の私はスポーツ推薦ではなくて一般入部生として陸上部に入り、2軍チームの中でも下の、そのまた下ぐらいの実力からスタートしました。そして4年生で出走メンバーの最後の1席を争う、ギリギリの実力で箱根駅伝に出走したという経緯です。

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大森:箱根駅伝に出走して、もちろん得たものもありました。しかし、大きすぎる努力により失ったもの方が大きいという感覚を強く抱いてしまい……。その結果、当時の私はランニングが嫌いになってしまったのです。

ただ競技を引退したあと、社会人になってから再び走り始めるようになって。タイムとか順位とか、走行距離とかーー。数字だけがランニングの全てではないと初めて気づきました。もちろん数字を更新していく素晴らしさや尊さも大切ですが、それだけがランニングの全てではない。

身体を動かすという行為そのものが人生を豊かにしてくれたり、ランニングを通じて繋がりの輪が広がったり、次第に自分自身を肯定できるようになったりーー。数字といった定量的なものではなく、定性的な部分でランニングの魅力を感じたのです。

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大森:世の中には過去の私のように、ランニングにネガティブな印象を抱く方がたくさんいる。だからこそ走ることが嫌いだった私がランニングの魅力を伝えたいと思い、2015年に株式会社ラントリップを創業しました。

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大森:ラントリップは「もっと自由に、楽しく走れる世界へ。」をミッションとして掲げて活動しているベンチャー企業です。直近の20年でランニングに親しむ人の数は増えており、現在は1000万人を超え過去最高のランナー人口と言われています。

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大森:しかし、まだまだ走ることに対してネガティブな思いを持たれる方も多いはず。そういった方たちに走る楽しさをきちんと伝えていくことで、多くの方が生涯スポーツとして運動できる機会を手にすることができると考えています。

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大森:最も参加人口が多いスポーツこそ、多くの人が始めやすいランニングです。走ることを親しむ人を増やすことができれば、社会課題の1つである医療費や社会保障費の抑制に貢献できると考えています。

ラントリップが提供する「ご褒美」と「仲間」

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大森:ラントリップの事業として、まず動画や文章のコンテンツを配信するメディアを運営しています。またアプリやEコマース、ECサイトの運営。オンラインやオフライン問わず、ランニングに関するイベントのプラットフォームも運営しています。

会員数は約40万人、月間70万人ほどの方にサービスをご利用いただいております。事業全体を通じて年間400万人ほどのランナーと接点が持てており、単純計算で日本全国のランナーの約4割の人と1度は接点をつくれていることとなります。

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大森:ビジネスモデルとしてはタイアップ等の広告事業とEC事業、アプリ事業の3つが存在しています。また最近ではサブスクリプションサービスも始めました。最終的に健康増進に寄与していくサービスも展開できればと考えています。

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大森:じゃあラントリップではなにができるかというと、本当に色々なことができます。日々のランニングの記録を管理できたり、走るだけでご褒美をもらえたり、走ったら褒めてもらえたり。新しい仲間ができたり、欲しいアイテムが見つかったり。イベントに参加ができたり、おすすめのランニングコースが探せたりーー。

競技力を向上していく、というよりも、楽しく続けられることにフォーカスしているため、それぞれのランナーにフィットするものを用意しなきゃと考えながら、さまざまな事業を展開しています。

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大森:メディアに関する事業では動画や記事の自社メディアを運営しています。そのほかオンラインマラソン大会も企画。住友生命様にご協賛いただきながら、毎月第4土曜日・日曜日にオンライン上で開催しています。

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大森:オンラインマラソン大会はときに4万人以上の方にご参加いただくこともあり、参加人数で見れば『東京マラソン』よりも大きい規模の大会を自社で毎月運営していることになります。

これほどの規模の大会を自社で運営できるようになったので、ハーゲンダッツ ジャパン様やサントリー様、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン様とタイアップさせていただき、ランニングのご褒美としての商品をもらえるサービスも展開しています。過去には1週間で10km以上走ると、コンビニで引換可能なハーゲンダッツのデジタルクーポンがもらえるイベントも開催しました。

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大森:EC事業はランナーのニーズに合うようセレクトした商品だけでなく、自社で開発した商品も販売しています。当初“アスレジャー(アスレチックレジャー)”と呼ばれるような領域からスタートしましたが、今後はランナーブランドとしても展開できればと思っています。

そしてアプリでは前述したサービスのプラットフォームとして、さまざまなサービスを提供しています。そのなかで各サービスは『ご褒美』と『仲間』との繋がりを価値として提供してきました。

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大森:アプリを使ってランニングやウォーキングをすると『Runtripマイル』というポイントが貯まります。貯まったポイントに応じて毎週抽選会に参加することができ、当選するとコーヒーやアイスクリーム、ドーナツや、はたまたランニングシューズが『ご褒美』としてプレゼントされます。

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大森:ランナー専用のSNSも利用することができ、走った記録を投稿すると全国のランナー『仲間』から褒めてもらえることもあります。ランニングは孤独なスポーツだと思うので、自分の頑張りを誰かが褒めてくれることがモチベーションにつながるかと。最近ではアプリのオンライン上で出会った人たちが、オフラインのマラソン大会にそろって出場するといった繋がりも生まれていますね。

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大森:『ご褒美』と『仲間』を提供してきた結果、Runtripマイルを付与する前と比べて最初3ヶ月のランニング継続率が20%向上。ランニングの記録を投稿していただいた方は、投稿しなかった方と比べて半年後の月間走行距離が約3倍も多くなりました。

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大森:ラントリップが提供してきたランニングに関する行動変容が、医学的なエビデンスを持っているのか。それを明らかにしていきたいという動きも進めております。取り組みの結果として総務省、東京都が主催のプログラムにラントリップの事業を採択いただき、助成金を得ることができました。この資金を活用して研究機関と共同で研究していく予定です。将来的にはランニングに関する健康増進結果を可視化できればと思います。

人々の健康増進だけでなく、地域の活性化を目指す

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大森:ラントリップがこれからやりたいこととして、今後『ご褒美』と『仲間』をキーワードとしたランニングコミュニティーを、色々な地域につくっていきたいと思います。たとえば特定の地域にランニングコミュニティーを設け、コミュニティーに入りランニングすると、Runtripマイルだけでなく地域の協力店舗で使えるクーポンがもらえるといった事業を始めていく予定です。運動増進だけでなく地域内の回遊性向上にも貢献できるのではないかと考えています。

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大森:この事業では地域コミュニティーの創出と同時並行で、オンライン上でもコミュニティーを作るサポートをできればと思います。コミュニティーの存在はランニングを長期的に続ける要因になり得ますし、なによりオンライン上での交流が活発になると「この人と直接会いたい」「一緒に走りたい」というニーズも生まれるかと。そのためオンライン上のコミュニティーを地域コミュニティーに還元できるイベントを定期的に開催し、地域内の回遊性向上にもつなげていきたいです。

さらにこの事業のデータを計測しながら成果をきちんと可視化し、世の中に地域の健康増進効果を発信することで社会貢献につなげていければと考えております。

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大森:実はこの取り組み、既に横浜で検証し始めており、ありがたいことに現在270名ほどのコミュニティーになっています。横浜ビール様にご協賛いただき、毎月300Runtripマイルが貯まると横浜ビールさんで使えるクラフトビール1杯無料券がもらえるのです。もちろん、もともと運動習慣のある方も多く参加していただいたのですが、コミュニティーへの参加をきっかけに運動を始めた方も多く、しかも運動を始めたばかりの方の運動量が上昇したという結果も出始めています。横浜のほかにもスポーツブランド・On様とタイアップして福岡でイベントを開催させていただきました。

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大森:マラソン大会で色々な地域を訪れてきましたが、その土地のコミュニティの皆さんにすごく歓迎していただいて。「私たち、Runtripで繋がったんです!」といった声をかけていただくこともあり、多くの事業をやって本当によかったなと……。これからもラントリップを広げたいなと思っているので、地域のコミュニティに根ざしていくことなど、これからも皆様の役に立つサービスに成長していきたいです。

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大森:デンマークは“幸福先進国”と言われています。なぜ国民が幸福なのかと研究した結果、いろんな因子がある中でとくに2つの要素が重要だったそうです。それは何かというと『健康』であること、そして『繋がり』があることでした。その2つはまさにこれまで述べてきたランニングによるコミュニティがもたらす価値だと思います。ただ「ランニングは楽しいから、その楽しさを広げたい」という思いも大切ですし、これまでラントリップがやってきたことはこの思いに収束します。ただ、これからは『幸せな人を増やす』ことを目指しラントリップの事業を展開していきたいと考えています。

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大森:幸せになるための要素『健康』は、何かを節制するとか、我慢の対価として得られるものと思われることが多いと思います。しかし我慢する気持ちで運動をしても、なかなか続かない。だからこそ楽しんだ先に健康になれる世界をラントリップは目指していきたいし、私たちの世代が楽しみながら幸せになった結果、多くの人が健康となり、医療費をはじめとする未来を担う子どもたちの負担を減らすことにもつながるかもしれない。こんな素晴らしいことはないと思います。

視聴者の方から寄せられた声

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ーーラントリップは2023年にサブスクリプションサービスを導入しましたが、会員数は堅調に推移していますか?

大森:おっしゃる通りラントリップでは会員向けの月額有料サービス『Runtrip PREMIUM』を2023年10月末にリリースしました。最初の狙いはRuntripのコアユーザーの方々に向けて利用いただくことを想定した価値訴求であり、実際にコアユーザーの方々のコンバージョンレート(課金率)が高くなりました。一方でもっと多くの方に使ってもらうためには、価値を感じていただくためにどうすべきかと考えると、まだまだやることが多いという印象です。2024年の頑張りどころだと感じています。

***

生配信内では質問のほか、視聴者の方からたくさんのご感想もいただきました(一部抜粋)。

「私もランニングは誰かと一緒に走ることで継続できるなと純粋に思います」

「ジャーナル投稿機能のおかげで、ランニングが継続できています」

「マラソン大会でラントリップのウェアを着ていたら、Runtrip Channelに出演しているタレントさんや知らないランナーから声を掛けていただけました」

多くの方々にご視聴いただいた今回の生配信。『Runtripマイレージプログラム』や『Runtrip PREMIUM』をはじめ、新たなサービスや機能をランナーの方々へ届けることができた2023年を大森の言葉で振り返りました。

2024年もラントリップは「もっと自由に、楽しく走れる世界へ。」を掲げ、ランナーのみなさんがポジティブな気持ちとともに走り続けられるサービスをお届けしていきます。

配信の様子をもっと詳しく知りたいという方はこちらの動画にてアーカイブを公開しています。こちらもぜひご覧ください。

【動画からご覧の方はこちら】


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