ALTRA(アルトラ)『EXPERIENCE FLOW 2』登場! ALTRAへの入門シューズとして注目の1足
Aug 16, 2025 / SHOES
Aug 16, 2025 Updated
ドロップ(シューズ前後の高低差)を抑えた「ゼロドロップシューズ」を数多く打ち出しているALTRA(アルトラ)。日本国内ではトレイルランニングシーンでのシェアが先行していますが、ロードシューズのラインナップも豊富です。
今回は新たに登場した『EXPERIENCE FLOW 2』をご紹介。ブランド初の4mmドロップのシューズとして登場したシリーズの2代目モデルを、Runtripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんの解説を交えてご紹介します。藤原さんいわく「アルトラシューズの入門編」という特徴・スペックに注目です。
アルトラへの入門シューズとして注目の1足
アルトラは2009年にアメリカ・ユタ州で誕生したブランド。創業以降、前足部とかかと部の高さを同じにする「ゼロドロップ」構造により、自然な足運びをサポートするシューズがラインナップされてきました。
日本ではトレイルランニングシーンを中心に年々愛用者が増えていますが、ロードシューズも豊富に展開。藤原さんは「国内ではゼロドロップが玄人向けのイメージが強く、トレイルの方で履いているランナーが多くてロードではなかなかメジャーになってきませんでした。しかしアメリカではロード向けシューズも根強い人気があります」と語ります。
そして今回の『EXPERIENCE FLOW 2』が「アルトラの入り口となるシューズ」と藤原さん。4mmドロップという構造について「ロードロップ(ドロップを抑えた構造)でありながら、前方向へ進む感じを体験できる」と語ります。
アルトラのもう1つの特徴である『フットシェイプデザイン』も健在。足の形に沿った広い前足部設計によって、シューズのなかで指が自然なポジションに置かれ、効率の良い加重と足運びを実現します。
そのなかで藤原さんは「前足部が広めな感覚は変わらないですが、最近はシューズによってラスト(足型)を変えたり、シェイプ(横幅)を絞っています。このシューズは甲周りはかなりフィットします」と語ります。
ミッドソールは新開発の『Altra EGO™ P35』を採用。28.5cmで約231gという軽量性に加え、推進力・快適性を高レベルで両立。スムーズでアルトラらしい自然な走行感を実現しています。
さらに耐久性が高い点も大きな魅力。デイリートレーナーとして幅広いランナーが安心して使えそうです。
「デイリートレーナーとしてはかなり軽いですが、アッパー含めて全体的にしっかりしていて、クッションがありながら接地感もある。非常に使いやすいので、アルトラをまだ履いたことがない人にはぜひ使ってほしいと思います」(藤原さん)
アルトラの入口といえるEXPERIENCE FLOW 2。経験や体験の意味を持つ「EXPERIENCE」の名を持つシューズは、多くのランナーにアルトラシューズの素晴らしさをもたらしてくれそうです。
詳細情報
アルトラ|EXPERIENCE FLOW 2
価格:¥22,000(税込)
【動画からご覧の方はこちら】
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【プロフィール】
藤原岳久さん
FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 / JAFTスポーツシューフィッター
元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
・ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)