【補給食】ランニング中の摂取量やタイミングは?種類や選び方もご紹介
Aug 01, 2021 / OTHER
Aug 04, 2021 Updated
今回は、トレイルランニング専門店『Trippers(トリッパーズ)』店長で、ご自身もトレイルランレースを走る朝長さんに補給食を摂る理由やタイミング、おすすめの商品を紹介いただきました。
補給食を摂る理由
補給食を摂る理由は『ハンガーノックを防ぐため』。ハンガーノックとは、身体の中のグリコーゲン(糖質)が枯渇した時に起こる『低血糖状態』のこと。
ハンガーノック状態になると強い疲労感を感じ身体に力が入らなくなり、重症化すると意識障害を引き起こします。パフォーマンスを維持したまま走り続けるために、意識的に補給食を摂取しましょう。
摂取量の目安
身体にはおおよそ1500〜2000kcalほどのエネルギーがグリコーゲンとして貯蔵されていて、その80%ほどが筋中に貯蔵され、運動することで消費されます。
運動中の消費カロリー(kcal)は『体重(kg)×距離(km)』で目安量が計算可能。消費カロリーの大半をグリコーゲン(糖質)と体脂肪(脂質)で補っています。
身体が吸収できる糖質の量は1時間で最大60gと言われていて、カロリーにすると240kcalほど。長時間走る場合は、エネルギー消費量を参考にしながら補給食を摂取するようにしましょう。
補給食の種類
ジェルタイプ
水分も含まれていて摂取しやすいのが特徴。携帯性に優れ吸収も早いため、レース中や直前に摂取するのがおすすめです。カフェイン入りのタイプもあるので、集中力UPや覚醒効果を狙いたい方は活用してみては。
マグオン エナジージェル
・価格:¥302(税込)
・味:ピンクグレープフルーツ・ウメ等全7種
メダリスト エナジージェル
・価格:¥270(税込)
・味:ブドウとハチミツ・コーヒーとハチミツ等全4種
メイタン サイクルチャージ
・価格:¥330(税込)
・味:梅味 全3種(カフェイン含有量の違い)
ライスピュレ
・価格:¥237(税込)
・味:りんごとはちみつ・みたらしだんご等全3種
固形物タイプ
歯応えがあり、食事のように食べられるのが特徴。消化・吸収に比較的時間がかかるため、レース1〜2時間前に摂取するのがおすすめです。ゆっくりなペースで走る場合は途中で摂取しても良いかもしれません。
マナバー
・価格:4個入り¥1296(税込)
・味:キャラメルマキアート・ダブルレモン等全3種
Enemoti (エネもち)
・価格:¥291(税込)
・味:甘酒餅・塩餅等全3種
タブレットタイプ
比較的小さなタブレット状のものが多く、摂り方もそのまま食べたり水に溶かしたりするタイプがあります。エネルギー補給のほかに電解質の摂取を目的としている商品もあり、そちらは汗をかきやすい夏場に特におすすめです。
塩熱サプリ
・価格:24粒入¥598(税込)
・味:梅・ソーダ等全3種
ウルトラミネラルタブレット
・価格:20粒入¥1,188(税込)
・味:グレープフルーツ
※水に溶かすタイプの商品
豊富なラインナップの補給食。好みのタイプや味を見つけてパフォーマンスを維持しながらランニングを楽しみましょう。
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朝長 拓也さん
トレイルランニング専門店 Trippers 代表/ JAFTスポーツシューフィッター
2012年にトレイルランニングに目覚め、2017年にTrippersを立ち上げる。
※前職はアパレル企業で服の型紙を作るパタンナー
2018年トレニックワールド彩の国100mile 完走
2020年 KOUMI100 完走