クリフトンではなくてクレイトン……ホカオネオネの隠れた名品

「クリフトンではなくてクレイトン……ホカオネオネの隠れた名品」の画像
Pocket

みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー藤原です!

さて、今回はホカオネオネ、有名な「クリフトン」ではなくて、「クレイトン」をご紹介しましょう!「クリフトン」ではなくて「クレイトン」です。

文字数も、見た感じも似た商品名ですが、その魅力、使う用途は大きく違います。クリフトン3(現在は4)は、以前こちらでも紹介させてもらいました。クリフトンと比較して、その使用用途などを探りたいと思います。

前回の記事はこちら。

クレイトン2は、このルックスですが、軽い!とにかく軽い!235g(27.0cm)なので、わたしのサイズ25.0cmだと200g近いと思います。クリフトンが265gなので、更に30g軽いことになります。そして、ヒールカップに硬さがなく、前進方向へのコントロール能力が減って、自由度が増したアッパー形状になっています。

インソールを見ると、分かりやすく「スピード」とプリントしてあります。つまり、これはホカオネオネが提案する「レーシングシューズ」なんです。

「クリフトンではなくてクレイトン……ホカオネオネの隠れた名品」の画像

基本的に「クリフトン」はあくまでトレーニングシューズ、「クレイトン」はレーシングシューズということになりますね。え!?これがレーシング?? という方にこそ是非使ってもらいたいレーシングシューズです。

昨今、ナイキ「ズームフライ」が人気を集めていますが、このクレイトン、フィーリングがとても近いと思います。前足部の屈曲制限があって、厚底、そして軽い。唯一違うところは、オフセット(ドロップ=シューズの踵とつま先の厚みの差のこと)が効いていない4mmだということ(ズームフライは9mm)

自分のマラソンペース3’40″/kmで走ってみましたが、とても快適。10000mのペースランで、後半5000mは自然とネガティブラップになりました。瞬発的なスピードに対応するというより、スピードを維持してくれる感覚、スピードにのれるとい言っても語弊がないと思います。

ちなみに、わたしはエリートランナーも含めて、ランナーが、レースの距離に関係なく薄底のレーシングシューズを使う習慣に疑問を感じています。アスファルトの上を42kmも走るのに、5km走るシューズが同じ……単純に負担は増えるのですから別の発想があってもいいでしょう。

接地感、地面との感触を大切にするのは分かりますが、フルマラソンなど長い距離のレースでは、我々市民ランナーは固定観念にとらわれない柔軟な発想も大切だと思います。瞬発的なスピードは要求されないので「クッション」はあっても良いと思います。

レース中、足が疲れてしまう、足のトラブルでタイムが伸びない、完走できない、というお悩みを抱えている方はシューズ選びが大事なポイント。今後はクッション性の高いモデルをあえて選択してみるのも良いかも知れません。きっとサブ3ぐらいまでの方でもクレイトン2は、感触がいいでしょうし、また、サブ4を目指すランナーはクリフトン4でもいいでしょう。こちらはトレーニングシューズですから、長時間のサポートは有効です。

お値段はやや高価な19000円(税抜)ですが、手に入りづらい「ズームフライ」を探し続けるよりはいいのではないでしょうか?フィット感もこのクレイトン2は、前足部が広めで、日本人向き。ズームフライでは幅が合わないというランナーはこちらの方がフィット感は良いでしょう。

マラソンシーズン真っ只中、今シーズンこそはうまく目標をクリアするぞ!という方はぜひ足を通してみてくださいね。

「クリフトンではなくてクレイトン……ホカオネオネの隠れた名品」の画像

「クリフトンではなくてクレイトン……ホカオネオネの隠れた名品」の画像
Pocket

藤原岳久が執筆した記事

関連記事