「休んだらまた太る」は危険、真面目なランナーこそ注意したい“走り過ぎ”のサイン
Jan 09, 2017 / HOW TO
Apr 26, 2019 Updated
ダイエットのため、レースでの記録のため、普段から休まず走っている方も多いかと思います。休日にもきっちり走って、食生活もしっかりコントロール。自分に厳しく、1週間を通して規則正しい生活。素晴らしいことです。
ですが、オーバートレーニングには少し注意したいもの。
「走り慣れてくると“もっともっと”と走る快感を欲し、長い距離、多くの回数を走りたくなって、走り過ぎていく傾向があります」(書籍『世界一やせる走り方』より)
こう指摘するのは、書籍『世界一やせる走り方』の著者である中野ジェームス修一さん。
1週間を通してしっかり走り込んだ方の体には、それなりの疲労が蓄積されているかと思います。休養をとっても疲れがとれないような状態になっていると、大きな怪我にも繫がりかねません。そもそものランニングのモチベーションが低下してしまうこともあります。ですので、適度な休養を計画的に取り入れる必要があります。
中野ジェームス修一さんは、同書のなかで「走りすぎのサイン」をアドバイスしてくれています。こういったことに心当たりのあるランナーは要注意。
こんな症状が走りすぎのサイン
■しっかり睡眠をとっても慢性的な疲労感がある
■体重が1カ月で5%以上減った
■安静時心拍数がプラスマイナス5~10変化した
■風邪をひきやすくなった
■イライラする
■仕事、余暇を問わず何かをする意欲が湧かない
これは黄色信号ではなく、赤信号。走る距離を短くしたり、休養の日を増やしたりして、ランニングの量を調整すると良いでしょう。
「『休んだらまた太る』『休んだらもう走れない』と無理を続ければ、いずれひざや腰を痛めます。そうなっては、これまでの頑張りも水の泡。休む勇気も必要です」(同書より)
しっかり走り込んだランナーほど意識したい休養。特に緊張感をもって過ごしたのならなおさら。疲れを取るためにも、平日の夜や休日はゆっくり過ごしてみてはいかがでしょう。
皆さんのランニングライフが充実することを、祈っています。
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