2021年版 最新ランニングシューズおすすめ12選!テーマ別にご紹介
Dec 28, 2020 / SHOES
Jan 12, 2021 Updated
ラントリップ お馴染みのシューズフィッティングアドバイザーの藤原岳久さんが、テーマごとに選んだ2020年のオススメシューズをご紹介。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。
藤原さんに10選お願いしますと伝えたところ、4カテゴリーそれぞれ3足ずつ12選選んでいただきました。
目次
無人島に持っていくランニングシューズ3選
まず「無人島に持っていくなら」というテーマで選んだ3足。走ることしか楽しみがないと言う前提で、ドロップの効いているナイキ『ナイキ エア ズーム ペガサス37』、ドロップのないホカ オネオネ『クリフトン 7』をチョイス。この2足は絶対だそう。3足目は、サッカニー『エンドルフィン シフト』。しっかりとした安定感があり、前への動作も助けてくれるシューズです。
ナイキ|ナイキ エア ズーム ペガサス 37
ナイキの定番シューズ『ナイキ エア ズーム ペガサス 37』。安定性やフィット感が進化し、初心者でも安心して使用できる一方、シリアスランナーのコンディショニングシューズとしてもおすすめです。
・ペガサス37 レビュー記事
ホカ オネオネ|クリフトン7
ホカ オネオネの人気シリーズで、柔らかくて軽いことが大きな特徴。通気性が良いオープンエンジニアードサンドイッチメッシュ素材のアッパーが採用され、スムーズな走り心地を得られます。
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サッカニー|エンドルフィン シフト
カラーリングがオシャレな『エンドルフィン シフト』。300gを下回る軽量性がありながら、安定感に優れたクッショニングモデル。オールラウンドに活躍してくれるシューズですが、特にデイリートレーナーとして人気です。
・エンドルフィン シフト レビュー
バックにプラスであったらプラスで3選
「バッグに余裕があったらプラスするシューズ」というテーマでのオススメは、クッションが魅力のOn『クラウド スウィフト』、独特なシェイプ型のアルトラ『トーリン4.5プラッシュ』、軽くてフィット感の良いブルックス『アドレナリンGTS21』の3足。藤原さんは海外に行く際は6足のシューズを持っていくそう。「合わせやすく、普段履きにも使え、新しい履き心地とオーソドックスな履き心地のシューズを選びました」。
On|クラウドスウィフト
オンが独自開発したスーパーフォーム“Helion™(ヘリオン)”が初めて搭載された『クラウドスウィフト』。このフォーム素材により、安定感と高い反発力が両立されています。クッショニングに優れ、特に初心者におすすめのシューズです。
アルトラ|トーリン4.5プラッシュ
アルトラシューズのなかでも独特なシェイプが特徴の『トーリン4.5プラッシュ』。柔らかいクッションとホールド感をもたらすニットアッパーにより「心地良い履き心地」を得られます。
ブルックス|アドレナリンGTS21
ブルックスのロングセラーモデル『アドレナリンGTS21』は、アメリカでは知らない人はいないとされています。オーソドックスなシューズで安定性が高く、特に初心者におすすめ。ゆっくりとした動作を快適に行えるので、コンディショニングやウォーミングアップなどデイリートレーナーとして活躍してくれます。
レースデイシューズ3選
レースデイに履きたいシューズというテーマで選ばれたのは、サッカニー『エンドルフィン プロ』、ナイキ『ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%』、アディダス『アディゼロ アディオス PRO』。「これらはレベルが高いランナー向けと思われるかもしれませんが、短距離で使用するのもあり!」と藤原さん。飛ぶような疾走感を感じたい人にもオススメのシューズです。
サッカニー|エンドルフィン プロ
120年以上も歴史のあるアスレチックブランド「サッカニー」のカーボンプレート搭載シューズ。軽量で耐久性にも優れたカーボン素材のプレートがミッドソールの間に挟み込まれ、クッション材との組み合わせから高い反発力をもたらします。
・エンドルフィン プロ レビュー
ナイキ|ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%
ヴェイパーフライシリーズのなかでもズームXフォームのボリュームがアップしたモデル。この改良により、より大きなエネルギーリターンが得られ、走行効率が向上。足の負担が少なく、怪我をしにくいシューズで、特にサブ3を目指しているランナーにおすすめです。
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アディダス|アディゼロ アディオス PRO
5本骨状カーボンバー『EnergyRods(エナジーロッド)』が特徴で、非常に大きな反発力をもたらすシューズです。足の骨にフィットしたカーボンバーと踵部分のナイロンカーボンヒールプレート、さらに軽量・高反発フォームのライトストライク プロがうまく組み合わさることで大きな推進力を得られます。
・アディゼロ アディオス PRO レビュー
ワークアウト3選
最後に、普段のペースより速いペースで追い込む「ワークアウトで履きたいシューズ」3選。長めの距離を走るならホカ オネオネ『カーボンX』、テンポアップランに適したブルックス『ハイペリオン テンポ』、クッションのある薄底シューズのミズノ『ウエーブデュエル ネオ』がオススメです。
ホカ オネオネ|カーボン X
2019年にホカ オネオネのシューズでカーボンプレートが搭載されたことで話題になった『カーボン X』。カーボンプレートとホカ オネオネ独自のメタロッカー構造が組み合わさることで推進力と反発力がもたらされます。初心者からシリアスランナーまで、幅広いランナーにおすすめです。
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ブルックス|ハイペリオン テンポ
「より早く、より長くを全てのランナーに」をコンセプトに、トップランナーと共同で開発された『ハイペリオン テンポ』。新素材「DNAフラッシュ」が搭載され、軽量でクッション性と反発性のバランスに優れています。特にスピードトレーニングやレースにおすすめです。
・ハイペリオン テンポ レビュー
ミズノ|ウエーブデュエル ネオ
高反発ソール素材が搭載された『ウエーブデュエル ネオ』は、「同じフォームでも今までより地面から高い反発力を得る」ことをテーマに開発されました。ソールの反発性に加え、アッパー部がニット素材のハイカットになったことで足首までの一体感と安定性が高くなっています。
・ウエーブデュエル ネオ レビュー
お気に入りのシューズとともにRuntripへ出かけよう!
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藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト