「高校時代は遊んでいました(笑)」オン・オフのギャップで信頼を得る明大エース・阿部弘輝

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Photo by Takayoshi Matsunaga

マラソン芸人のM高史さんと萩原拓也さん(ポップライン)が関東地区の大学陸上部(長距離)を訪問し、チームの様子をレポートする当企画。第4弾は、箱根駅伝で過去7度の総合優勝を誇る古豪・明治大学にお邪魔しました。専門誌では見られない学生たちの〝素顔〟を、芸人2人が引き出していきます

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●インタビュアープロフィール

M高史(ものまねアスリート芸人、左)
駒大陸上競技部では駅伝主務として選手をサポート。2011年12月より「ものまねアスリート芸人」へ転身し、〝公務員ランナー・川内優輝選手のそっくりさん〟として注目を集める。

萩原拓也(お笑いコンビ・ポップライン、右)
かつて神奈川大陸上競技部に選手として4年間所属。卒業後は2年間の役者生活を経てお笑い芸人へ転身し、現在は設楽悠太選手(Honda)のそっくりさんとして駅伝ファンを中心に密かなブレークを果たしている。

雪辱に燃える古豪

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▲前回の箱根駅伝は、まさかの予選敗退(13位)に泣いた明大。古豪復活へ向け、チームは着実に力を蓄えている Photo by Takayoshi Matsunaga

明治大学は箱根駅伝に第1回大会から出場している古豪チームで、創部は1907(明治40)年まで遡ります。これまで数々の日本代表選手を輩出し、近年では男子5000mと10000mで日本歴代2位の記録を持ち、2015年北京世界選手権に出場した鎧坂哲哉選手(旭化成)や、今年6月の日本選手権男子10000mに優勝した大六野秀畝選手(旭化成)らが学生時代に“紫紺のタスキ”をかけました。

明大は今年4月から駅伝監督が前任の西弘美さん(現・スーパーバイザー)から日大時代の教え子である山本佑樹コーチへ引き継がれ、新体制がスタート。前回の箱根駅伝はまさかの予選会落選(13位)に泣いた明大ですが、6月の全日本大学駅伝関東地区選考会では4位通過を果たし、昨年の雪辱に燃えています。

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▲昨年度までコーチを務め、今春から駅伝監督へ昇格した山本佑樹さん。前監督の西弘美さん(現・スーパーバイザー)とは日大時代の師弟関係にあたる Photo by Takayoshi Matsunaga

さらに今年は1年生の鈴木聖人選手が6月のアジア・ジュニア選手権に出場(5000m4位)すると、エースの阿部弘輝選手(3年)は5月の関東インカレ5000mで3位入賞、6月の日本選手権5000mでも5位入賞を果たし、7月には10000mで28分27秒56の自己新を出すなど、その勢いはとどまるところを知りません。

高校時代は「チーム内に5000m13分台が3人」

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