「高校時代は遊んでいました(笑)」オン・オフのギャップで信頼を得る明大エース・阿部弘輝

「「高校時代は遊んでいました(笑)」オン・オフのギャップで信頼を得る明大エース・阿部弘輝」の画像
▲明大の3年生エースとしてチームを牽引する阿部弘輝選手 Photo by Takayoshi Matsunaga

そんな大活躍の阿部選手は、福島・学法石川高校時代から5000m13分台のベストを持つスピードランナーとして知られていました。明治を選んだきっかけや、高校時代のエピソードをお話いただきました。

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Mさん
阿部選手は福島県の学法石川高校出身ということで、当時のチームメイトにはそうそうたる名前が連なります。
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阿部選手
僕の高校の同期には中央大学の田母神一喜(2018年日本選手権1500m3位)や東洋大学の相澤晃(同10000m8位)、1個下には遠藤日向(住友電工/同5000m2位)、2個下には早稲田大学の半澤黎斗(2017年インターハイ1500m優勝)、さらに先輩には駒大を卒業された高本真樹さん(現・SUBARU)がいます。
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萩原さん
おぉ~、すごい!
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阿部選手
特に僕らの代は“黄金世代”と言われていて、チーム内に5000m13分台が3人(阿部選手、相澤選手、遠藤選手)も揃っていました。
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Mさん
これ、高校生の話ですからね(笑)
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阿部選手
みんな負けず嫌いなので、練習も試合もバチバチなムードで切磋琢磨していましたね。先日も5000mの県記録を相澤に更新されたので(※)、また塗り返したいと思っています。

※7月7日のホクレンディスタンス北見大会で相澤選手が13分40秒98を記録。それまでは阿部選手の13分42秒46が県記録だった。

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萩原さん
いいライバル関係ですね~。
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Mさん
(学法石川高校の)松田和宏先生の指導の「ここがすごい」というところはどんな点でしょうか。

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阿部選手
スピードをとにかく重視しますね。僕らは1000m×5本のメニューを、最初の3本は2分40秒くらいでやって、残りの2本は2分40秒切るくらいまで上がっていました。
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萩原さん
いま高校生の話をしていますよね?(笑)
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阿部選手
はい(笑)。そのくらい質の高い練習をしていました。どちらかというとトラックを重視する学校だったので、若いうちにスピードを叩き込んで、限界値を上げるという練習をしていました。僕らは黄金世代と言われていますけど、中学時代に全国を経験しているのは相澤だけですし、みんな最初は弱かったんです。今もこうやって陸上を続けていられるのは、本当に松田先生に出会ったからだと思います。
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Mさん
明治に入ったきっかけは?
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阿部選手
明治はこれまで学生時代からトラックで活躍して、なおかつ実業団に進んでからも活躍している選手が多い。より上を目指すのであれば、自分で考えて競技をやる必要があるなと思い、自主性が求められる明治大学を選びました。あとは前監督の西さん(弘美/現スーパーバイザー)が勧誘に来てくれた時に、人柄に惹かれたというか、「この人だったら任せられる」という思いがありました。

監督を「佑樹さん」と下の名前で呼ぶ理由は?

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