ASICS RUNNING CLUBコーチの池田美穂さんに聞く!「フルマラソンだけが楽しみではない」ランニングの話

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東京マラソンは今年11回目を迎え、新しいコースへと生まれ変わります。東京マラソンの発展は、日本におけるランニングブームの始まりを告げ、全国の都市型マラソンの模範となりました。

そのランニングブームとともに歩んで来たのがアシックスランニングクラブコーチの池田美穂さんです。池田さんは、株式会社アシックス入社後に、営業職を経て、現在のランニングコーチとしての活動を始めました。

そして池田さんは、全国津々浦々、老若男女への指導を経て、日本におけるランニングブームの中心的存在を担ってきました。

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ランニングブームと皇居ランのはじまり

学生時代は陸上中長距離に取り組んでいた池田さん。埼玉大学を卒業後、株式会社アシックスへ入社し、まずは営業職を経験しました。その中で、仕事が終わってから会社の人と一緒に走ったり、レースに出たりと普通の市民ランナー生活を過ごしていました。そして入社してから2年目の冬のある日。数ヶ月後に第1回の東京マラソンを控えていた頃に突然、営業職からの異動を命じられて、マーケティング部に移ることとなり、アシックスの直営店“アシックスストア東京”の立ち上げに携わることになったのです。

それまでの一般的なアシックスのブランドイメージといえば “部活!” “本気ならアシックス!” といった、どちらかというと堅いイメージでした。池田さんを含むアシックスストア東京立ち上げのメンバーたちはそのイメージを払拭すべく、主に銀座周辺で働く女性が、仕事帰りにヒールから履きかえてお洒落にランニングを楽しむという“銀座ランナー”のコンセプトを考えました。そして、店舗がオープンしてから池田さんは直接店舗に立って、ランニングに必要なモノの選び方や、それぞれのランナーの足にあうシューズの提案などを積極的に行いました。

アシックスストア東京での勤務とともに、自らのランニングライフもより活発になり「この2007年と2008年は人生で一番働きました。」と自信を持って池田さんは話します。その甲斐もあって、ランニングブームの波とともに市民ランナーとしての自分のタイムもどんどん更新していったそうです。店舗でも、ランニングの現場でもランナーとの交流を深めていった池田さん。

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「走る事はストレス解消でもあり、自己表現する方法の一つです。楽しく走っている自分が好きで、その楽しさを人に伝える事が大切だと学びました。」

彼女にとっての大きな出来事はそういった気付きだけではありませんでした。アシックスストア東京の誕生とともに、その店舗内に、今で言うランニングステーションのスペース – ロッカーやシャワーを初めて導入したのです。それまで皇居の周りを走るランナーは、半蔵門や神保町周辺の銭湯から走り出して皇居の周りを走って銭湯に戻ってくる。という現在も継承される古き良き日本の銭湯ランというクラシックスタイルでした。

そこで、アシックスがランナーに提案したのが、この“ランステ”スタイルです。

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