【アディダス】「ADIZERO」シリーズのおすすめランニングシューズ7選!トレーニングからレースまで目的別にご紹介
Jul 23, 2021 / SHOES
Jul 23, 2021 Updated
レースでの目標達成を目指して、新しいランニングシューズが欲しい。日々のトレーニングに使用するランニングシューズを探しているという方は多いはず。一方、多くのブランドからランニングシューズが登場する昨今、どのモデルが自分に合っているのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
今回はランナーから大きな支持を得るアディダス『ADIZERO(アディゼロ)』シリーズのおすすめシューズを紹介します。トップアスリートから市民ランナーまで、多くのランナーが愛用するADIZEROシリーズ。トレーニングとレーシングの目的別に、シューズの機能や特徴を詳しく紹介していきます。
ぜひランニングシューズ選びの参考にしてみてくださいね。
ADIZEROシリーズの特徴
ADIZEROシリーズは、1秒でも早いベストタイムを目指して走る日本人ランナー向けのランニングシューズ。「日本人を速くするために」開発されたマイクロフィットによって、優れたフィット感を得られます。多くのランナーの足元をサポートし、数々の受賞歴や結果を生み出してきました。
過去にはADIZEROシリーズのシューズを履いたランナーがフルマラソン世界最高記録を樹立。現在展開されているモデルには、アディダスの最新技術が集約しています。5本指カーボンと呼ばれるENERGYRODS(エナジーロッド)や高反発ソール『LIGHTSTRIKE PRO(ライトストライク プロ)、軽量のアッパー素材『CELERMESH (セラーメッシュ )2.0』など、速く走るための機能が数多く搭載され、目的別に展開されています。それぞれの目的や使用シーンに合わせてシューズを履き分けることをおすすめします。
トレーニングシューズ4選
まずは、ADIZEROシリーズのトレーニングモデルを紹介。テンポアップランやインターバルなどのトレーニングだけでなく、本格的なレーシングシューズを履きこなす自信がない方のレース用シューズとしてもおすすめです。
1. ADIZERO BOSTON 10
トレーニングモデルとして定評のあるBOSTONシリーズ。最新モデル『ADIZERO BOSTON 10』は大きく姿を変え厚底シューズとして新登場。グラスファイバー素材を用いた5本骨状バー『ENERGYRODS』が搭載され、日頃のトレーニングから厚底シューズに馴染めるように開発されました。
また、高反発のミッドソール素材『LIGHTSTRIKE PRO』が採用され、より跳ねるような感覚が得られるシューズになりました。エナジーロッドの反発力とミッドソール素材による跳ねるような感覚により、心地良い走りを促します。安定感も高く、履きこなしやすいシューズ。厚底シューズに初めて挑戦するという方にもおすすめです。
2. ADIZERO JAPAN 6
ADIZEROシリーズのなかでも高い人気を誇る『ADIZERO JAPAN』。過去には、JAPANシリーズのシューズでフルマラソン世界最高記録が樹立されるほどトップアスリートにも愛されるシリーズ。最新モデル『ADIZERO JAPAN 6』にもその特長が受け継がれています。前足部に高反発素材が『LIGHTSTRIKE PRO』が配置され、ランナーのパフォーマンスを引き出してくれます。しっかりとしたフィット感もあり、走りやすさを感じるテンポアップシューズです。
3. ADIZERO RC 3
ソールの寿命と機能を長持ちさせてくれるラバー素材『ADIWEAR(アディウェア)』アウトソールを搭載し、日々の過酷なトレーニングにも耐えうる耐久性を備えたモデル。軽量性も兼ね備え、スピードトレーニングやナチュラルなライド感を求めるランナーにおすすめのシューズ。
ミッドソール素材『LIGHTSTRIKE(ライトストライク)』と通気性に優れたアッパー、丈夫なアウトソールの相乗効果が、しっかり地面を捉えてランナーの足元をサポートします。
4. ADIZERO BEKOJI 2
トラックやロードだけでなく、クロスカントリーやオフロードでのトレーニングも軽やかに走りたいランナーへおすすめの1足。モデル名の『Bekoji(ベコジ)』とは、世界有数の長距離ランナーを輩出するエチオピアのベコジ村にインスパイアされ、その名の通りクロスカントリーのトレーニングや、ハイペースのレースも快適にこなせるランニングシューズです。
アウトソールには草地や岩場、路面をしっかりグリップするラバーが採用され、軽量性に優れたセラーメッシュアッパーが快適な走りをサポートします。また、高機能リサイクル素材シリーズの1つ『プライムグリーン』を採用。アッパーの50%はリサイクル素材で作られ、環境に優しいランニングシューズです。
レーシングシューズ3選
続いては、レーシングシューズから3モデルを紹介。昨今のトレンドである、厚底カーボンシューズもラインナップされています。
1. ADIZERO ADIOS PRO 2
2020年に登場した厚底カーボンシューズ『ADIZERO ADIOS PRO』の後継モデル。ミッドソールには、5本骨状カーボンバー『ENERGY RODS』と高反発ミッドソール『LIGHTSTRIKE PRO』が搭載され、反発性と推進力を生み出します。
アッパー部分はADIZEROシリーズ最薄最軽量の『CELERMESH 2.0』を採用。また、アウトソールにはグリップ力と耐久性に優れた『CONTINENTAL RUBBER(コンチネンタルラバー)』に加えて、軽量の『LIGHTWEIGHT TEXTILE RUBBER(ライトウェイトテキスタイルラバー)』が採用されたことで、高いグリップ力そのままに軽量化を実現。前作から大きくアップデートしたことで、シリアスランナーのパフォーマンスをさらに引き出します。
Runtrip Channelの動画では、箱根駅伝で活躍する青山学院大学の選手たちに『ADIZERO ADIOS PRO 2』の魅力をインタビュー。主将の飯田選手は「フィット感に優れていて、シューレースを締めた時にアッパーが足の形に馴染むところが好き」と絶賛しています。
2. ADIZERO TAKUMI SEN 7
トップアスリートも着用するレーシングモデル『ADIZERO TAKUMI SEN 7』。昨今のトレンドである厚底シューズには相反する薄底のモデルですが、前作よりアッパーが改良されてシューズ全体が軽量化。ソールの厚さは世界陸連が定めるトラックレースの規定もクリア。トラックレースでの使用や短い距離のインターバルトレーニングにぴったりです。1分1秒の目標を追い求めるシリアスランナーにおすすめしたいランニングシューズです。
3. ADIZERO PRIME X
アディダスが世界陸連の規定を度外視して開発した、超厚底カーボンシューズ。ミッドソールには5本指カーボン『ENERGYRODS』に加え、ナイロンバー『ENERGY BLADES(エナジーブレード)』を搭載。さらに、50mmに達する高反発ミッドソール『LIGHTSTRIKE PRO』と、様々なテクノロジーがこの1足に集約され、速く走る体験をもたらします。
世界陸連の規定により、公認のロードレースで使用できるソールの厚さは40mmまで。ADIZERO PRIME Xはその規定を大幅に超える厚さなのでレースでの使用はできませんが、自分の可能性を引き出すシューズとして足を入れてみてはいかがでしょうか。
アディダスのおすすめランニングシューズ
Runtrip Magazineでは、『ADIZERO』シリーズのほかにもアディダスのランニングシューズを紹介する記事をお届けしています。ビギナーランナーやこれからランニングを始めたい方をはじめ、アディダスのランニングシューズをもっと知りたいという方にはこちらの記事をおすすめ。ランニングシューズ選びの参考にしてみてくださいね。
また、スポーツショップの店員さんへ『イマおすすめしたいランニングシューズ』を定期的にインタビューしています。ランニングシューズの専門家でもあるスポーツショップの店員さんが、どんなシューズをおすすめしているのか気になる方や各店舗の意見を比較したいという方は、ぜひこちらの動画、記事もご参考に。
ここまで、アディダス『ADIZERO』シリーズのランニングシューズについて詳しく紹介してきました。自分にぴったりなランニングシューズは見つかりましたか?
目標にしているレースや日々のトレーニングなど、目的に合ったランニングシューズを手に入れてランニングを楽しんでいきましょう!
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