独占取材【アディダス】「ULTRABOOST 21」は反発性がアップしたエナジーみなぎるランニングシューズ
Feb 13, 2021 / SHOES
Feb 13, 2021 Updated
ラントリップ お馴染みのシューズフィッティングアドバイザーの藤原岳久さんと、アディダス『ウルトラブースト 21』をレビュー。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。今回は特別にウルトラブースト21 の開発に携わった、アディダスフットウェアグローバルディレクターのSTEPHAN SCHNEIDERさんとアディダスランニングVPデザインのSAM HANDYさんにお話を伺うことができました。(詳細は動画にて)
『ウルトラブースト 21』はこれまでにない反発性を感じられるシューズ
「非常に高いレベルのクッション性を備えた快適なシューズです。しかし、クッション性を持たせるほど反発性との矛盾が発生。トルションシステムを再設計し、新たに開発された『ADIDAS LEP』により、スムーズに重心移動できます。これまでにない高い反発性を得られる『ウルトラブースト 21』の登場ですね」と話すのは、アディダスフットウェアグローバルディレクターのSTEPHAN SCHNEIDERさん。
アディダスランニングVPデザインのSAM HANDYさんは、よりエナジーがあふれる反発性を感じられるシューズだと言います。
「前足部にLEPシステムを搭載することで、剛性が高まりました。ミッドソールのブーストがボリュームアップしたことで、よりスナップの効いた反発性、エネルギッシュな乗り心地を実現しました」(SAM HANDY)
「普段履きに近いシューズだと思っていると、びっくりしますよ。屈曲に硬さがあり、ガイドが強く、前に行く感じがある」とは藤原さん。
デイリートレーナーというオールラウンドに使えるシューズ。これまでのウルトラブーストに比べて、安定感が感じられるでしょう。ブーストフォームが前作より6%増。10mmドロップで傾斜があります。
「ニットアッパーも一歩先に進んでいて、海洋プラスチックから作っているサスティナブルな商品。前足部には余裕があり、中足部は樹脂素材でしっかりコートして、踵の形状も絞られています。見た目の斬新さよりはシンプルなモノづくり。アディダスという感じ。サイズはしっかり合わせましょう」(藤原さん)
アスリートからエントリーの方まで、安心して履けるシューズ。履き心地を重視される方は足入れだけでも試してみてくださいね。
ULTRABOOST 21
・サイズ:22.0 cm ~ 31.0 cm
・販売価格:24,200 円(税込)
・重量:340 g
・ミッドソールドロップ:10 mm
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藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト