On『クラウドエース』は”サポート力×反発力”のハイブリッド!!
Jan 13, 2019 / SHOES
Apr 26, 2019 Updated
みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー 藤原です。
さて、今回は、On 『クラウドエース』のご紹介です。
Onの代名詞的存在の『クラウド』や『クラウドX』、これを履いたことある、持っているというランナーも多いかもしれません。イベントで、レースで、よく履いている方も見かけます。でも、ここではちょっと違うOnのシューズをご紹介しましょう。
「柔らかい」「クッションがある」という言葉は、ある意味“麻薬”のようなものです。ある一定の時間であれば、とても心地よく快適ですが、この手のシューズは、シューズのサポート力よりも体の機能を使って体を安定させることになり、長時間履くと疲れやすい場合もあります。裏返すと、適度な時間であれば、体の持っている機能を引き出してくれるものでもありますが。
それに対して、この『クラウドエース』は、ロングランに耐えうるサポート力とスピードに対応する反発性を備えた1足。従来のモデルのスタイリッシュな見た目はそのまま、全体の構造として、とてもしっかりとしたつくりが特徴です。ロングランから街履きまで、使用範囲がとても広いクッションニング&スタビリティーモデルになります。
“履きやすい”の種類が違う感じですね。クラウドやクラウドXは足が感じる履きやすさ、クラウドエースエースはシューズの乗り心地の良さからの履きやすさ、と言えるかもしれませんね。
ゴムホースから着想を得た“クラウドテック”に目が向きがちですが、ミッドソールにサンドイッチされた“スピードボード”の弾力をシューズの目的によって変えているのがOnのソール。
クラウドエースのスピードボードは、とても硬めにしなり、シューズが体を前方に運ぶようなしっかり感があるものです。“クラウドパッド”とのコンビネーションで 、さらにしっかりとしたクッションだと感じるのですね。
またそのクラウドパッドは、シューズ後足部側に厚みのあるパッドで、前足部側に行くに従って、薄いパッドになっているのがミソ。厚みのあるクラウドパッドは、着地した瞬間に垂直方向に潰され、ほぼ同時に水平方向にゆがみ、スムーズな重心移動ができる仕組みのものです。
ちょっと硬く感じるランナーもいるかもしれません。とっても頑丈な構造のクラウドエースは、むしろ“スルメイカ”みたいなシューズで、噛めば噛むほどじゃないですけど、使えば使うほど感触が良くなってくる感じですよ。そういう方は、履き慣らしに街履きから使うといいですよ。だんだん走りたくなりますから(笑)
ちなみに、前走部に膨らみがあって、日本人の典型的な足型にはまりそうなラストです。玄関においてあると、ついつい街履きからランニングまで使ってしまうのは、足入れの良さだと思いますね。
どんなランニングスタイルの方でも、クラウドエースとクラウドを2足をまず履き分けること。これが本当の“On通”ですね。
体の機能を引き出すシューズと動きを強く誘導するシューズのその2足から、ランニングにおけるフォームとか着地感とか大事なエッセンスを、自然に感じることになるでしょう。
<商品スペック>
スタックハイト: 30mm (Heel), 23mm (Forefoot)
Drop:7mm
重量:267 g(25.0cm)
価格:21,384円
■Onのクラウドフライヤー
■OnのCOOマーク・マウラー氏のインタビュー