ネパールの聖域を駆けた唯一の日本人に。 医師も〝根負け〟したスパルタからラダックに至る意志
Dec 09, 2017 / MOTIVATION
Apr 26, 2019 Updated
スパルタスロン。
毎年、ギリシャで開催されている約246kmの超長距離レースです。
制限時間は36時間。標高は海抜0mから1,200mまで。サーフェスはアスファルトからトレイルまで。75ポイントある関門それぞれに制限時間が設けられ、医療スタッフが常時待機しています。
このレースの発祥は歴史に紐付いています。
<紀元前490年のマラトンの戦いにおいて、アテネ軍の兵士がスパルタ軍に援護を要請する為に、アテネを出発した翌日にスパルタまで到達した。その言い伝えを再現するべく、1982年に英国空軍の中佐が同じコースを自らの脚で辿り、この挑戦が、アテネ、スパルタ間を結ぶウルトラレース開催の火付け役となった――>
ウルトラマラソンの魅力を知った佐藤良一さんの人生記。中編ではスパルタスロン、そして100kmと並んでナショナルチームも存在する24時間走参戦。そして海外山岳レースについて伺いました。
「生きている人間のデータではないですよ」
—『萩往還マラニック』を完踏して、すぐに海外のレースに目が向いたのでしょうか。