2017年2月1日

“1周ごとに2人ずつ脱落”する過酷レース「サバイバル5K」は下位争いも熱い

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こんにちは!ラントリップ代表の大森です。みなさん、相変わらず走ってますか?

僕は先日、adidasさん主催のイベント「SURVIVAL5K」出場してきました。これは5kmのタイムトライアル形式のレースで、1周ごとに最下位の選手が脱落していくというまさにサバイバルなレースです。しかも、新作シューズ「adizero takumi sen boost3」の試し履きもできます。青山学院の選手が履いていたアレです。さらにさらに、優勝者はなんとボストンマラソンの出場権までもらえるという太っ腹なイベント。

今回、主催者側のSさんから「大森さんも走りますよね?(ニッコリ)」と言われてしまい、「は、はい・・!」と二つ返事で参加することになりました。

こう見えてもワタクシ、学生時代に箱根駅伝に出場しておりまして、5kmのタイムトライアルなんて何十回もやってきています。400mトラックなんて何万周もしてきたわけです。でも引退後は、ランナー同士の競い合いや削り合いといった螺旋からは一歩外れ、静かに慎ましく生きてきました。

数年間トラックレースから退き、レーシングシューズすら履いていない僕に、一体何ができるのか。走る前から一抹の不安は感じていましたが、そうはいっても腐っても元箱根ランナーです。そこそこやれんじゃないかなと思います。正直“眠れる獅子を起こしたな感”も心のどこかにありました。

会場には青学の選手や中野ジェームズ氏も

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そんなこんなでイベント当日。adidas色に埋まった会場にやってきました。

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ゲストには、青山学院大学のトレーナーも務められている中野ジェームズ修一さんや、青山学院大学の選手、ランニングアドバイザーの安喰太郎さんや湯田友美さんらの姿も。

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今回のレースは男子は3組に分かれていて、予選と決勝が行われます。1組あたり20〜30人の参加で、予選各組で上位8名が決勝に進めます。繰り返しますが、1周ごとに下位2名がどんどんカットされていきますので、上位争いだけでなく下位争いも気が抜けません。

レーススタート

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いよいよレースがスタートです。

僕は2組目の出走だったので、とりあえず1組目の見学に。号砲と同時にすごいスピードで選手たちがスタートダッシュ!前方のランナーはバチバチと火花を散らし、下位の選手は容赦なくカットされ次々に脱落していく様を見て、この辺りから正直ビビり始めます。

そして1組目のゴールタイムはまさかの15分台。

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「え?そんなガチなの?」とつい独り言が出てしまいました。

まあでも、僕には過去の栄光がついています!なんとかなるでしょう。

バネと反発と乳酸

いよいよ2組目。スタート前の独特の空気はとても懐かしいものがありました。

スタート30秒前のあのピリついた感じ、いいですね。そうそう、これこれ。とちょっと嬉しくなります。

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いざスタートしてみると・・・なんということでしょう!

この数年間、溜めに溜めたバネが一気に解放され、ビヨンビヨンと前に進みます。

さらにtakumi sen boost3の、165gという超軽量ながらも驚くほどの反発性。地面からのエネルギーがパンパン伝わってきます。しかも着地時の安定感も抜群で、次の一歩がどんどん出せちゃいました。かるーく足が回ります。

力を抜いていても回転数が上がるのです。「おおー!!進む進む!!やった!」

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と、思ったのも束の間。

スタート300mくらいで身体中に一気に乳酸が溜まります。「あ、これもうダメなヤツだ!」

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どんどん腰が落ちてきます。“こうなるとあとはもう苦しみしか待っていない”ことを、僕は過去の経験からよく知っています。

なんとか第2集団、第3集団に食らい付きながら粘りますが、“努力は嘘をつかない”ということも僕は過去の経験からよく知っています。ズルズルっと落ちていきます。

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気がつくと後ろから先頭集団が!まさかの周回遅れに!「え?そんなガチなの?」とまた独り言が出てしまいました。もうこの辺りでむちゃくちゃきつい!正直、早く止めてくれ!って思っちゃってました。

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3.4km地点で残念ながら(というか念願の)カット!!決勝に進むことはできませんでした。

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「いやーーー!きっっつい・・!」

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「速く走る」ということ

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決勝は3kmのレース。優勝者はまさかの8分45秒。恐ろしいレベルの高さです。他のランナーの走りを見ているとみなさん必死で、応援にも熱が入ってしまいます。間近で足音や呼吸音を聞いていると、「頑張れ!」とこみ上げてくるものがあります。

Runtripは、タイムや順位・距離といった“数字”だけに依存しないランニングの楽しみを伝えたいという思いで立ち上げたサービスなわけですが、ランナーである以上、もちろん数字を達成する喜びや、挑戦することの喜びもあるわけです。リラックスやリフレッシュ、ロケーションやコミュニティといった数字以外のランの楽しみに加えて、たまに競い合いの螺旋の中に立ってみるのも楽しいものです。(逆もまた然りです)

やっぱり速く走れる人はかっこいいし、裏側に見える日々の努力が美しいなと思います。一方で、必ずしも速くなくても“ランニングが好きな人”もかっこいいなと僕はいつも思います。

どっちも行き来してみることで感じられるランの魅力。そんなレースモードの時に一足こんなシューズを持っておくと、また1つ楽しみが広がるかもしれません。

もっと詳しいadizero takumi sen boost3の履き心地レビューはこちら 

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大森 英一郎が執筆した記事

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