『ミズノウェーブライダー20』は、持って重たいけど、履いて軽いシューズ?

みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー藤原です。

今回は、ミズノウエーブライダー20をご紹介します。

「『ミズノウェーブライダー20』は、持って重たいけど、履いて軽いシューズ?」の画像

ミズノのランニングシューズと言えば、『ミズノウエーブ』というプラスティックを使ったクッションシステムが特徴です。シャンクというシューズの土踏まずのあたりに付いている左右ブレをコントロールするパーツがあるのですが、それがヒール部まで伸長していて、足の土踏まず、中足部から踵回り一体をガッチリサポートしてくれるものです。

ですからミズノウエーブ=重いという評価はナンセンス。手に持ったその重さで語らずに、ぜひ実際に履いてみてください。

わたしがオススメしたいのは、『持って重たいけど、履いて軽い』そんなシューズです。ジョグやLSDといったトレーニングをはじめ、フルのレースタイムが4時間以上の方は、そんなシューズをレースシューズに選ぶとよいでしょう。

重いシューズに対しての低評価を見かけることもあります。しかし、軽いということは同時にどうしても必要な耐久性や安定性、制御感などが後退することを意味します。重いということは逆にそれらがあるということなので、単純に軽さだけで評価しないことが大切です。

さて、そういう意味からも「ウエーブライダー20」はまとまりがある好感の持てるトレーニングシューズです。

ウエーブライダーは傑作と言える代とそうでない代の差が激しい、というのがわたしの正直な感想です。ランナーのみなさんの要望に応えようとしてこその「ブレ感」なのかもしれませんが、例えばブルックスGTSやアシックスゲルカヤノのようにコンセプトがブレないでほしいモデルだと思っています。

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今回のウエーブライダー20の良いところは、ミズノウエーブ由来の違和感と思われるフィーリングが大幅改善されているところです。改善ポイントは3つ。

今作ミズノウエーブ20の改善ポイント

まず、履いたときに感じるプラスティックのプレート感がなくなりました。これまではどうしても、履いた時に靴底がフラットに感じてしまうことがありましたが、今回は靴底から甲まわりのフィット感が良くなりました。

これは、シューズ裏側を見るとわかるように、前回モデルよりもシャンク部の形状にしぼりが見られるせいか、新しいウエーブ構造「クラウドウエーブ」に変わったせいかと思われます。

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また、固めのクッション感も改善されとてもソフトな足あたりになっています。

抽象的なコメントになってしまいますが、これまでわたしは、「ミズノウエーブは、履きやすくカチッとしいて良いシューズなのはわかる、だけど毎日履きたくなる何かがない」という感覚を持っていました。しかし、ミズノウエーブ20は、毎日履きたい!と思わせてくれます。それは恐らくこのクッション感に由来しているんだと思います。

最後に、重さ。少し前のモデルから軽量化が進んでいますが、ミズノウエーブ20はもう十分に軽いです。これはプラスポイントでしょう。これを重いと感じる人は、ご自身のランニングエコノミーが低いか、フィジカル面の不足といった別の要因を疑ってみてもいいくらいです。サブ3.5ぐらいでしたら、このシューズでも目指せるのではないでしょうか。

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価格面について。昨今、人件費や素材の高騰もあって15,000~20,000円くらいの定価が多い中、このクオリティで税抜12,900円はお手頃です!

是非トレーニングシューズとして、タイムレベルやランニング歴に関係なく、あっても1足は持っていたいシューズです。

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メイン素材: 合成繊維 ソール素材または裏地: 合成底

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