長距離のランニングを快適に楽しむ! ロングランにおすすめのランニングシューズ8選
Oct 01, 2024 / SHOES
Oct 01, 2024 Updated
夏の暑さが和らぎ、秋らしい空気に変わりはじめた今日この頃。普段のランニングでも、なんだか足取りが軽く、いつもより遠くまで走ってみようと思う人も多いのではないでしょうか。景色の良い場所へ出かけて、ゆったりとした長い距離のランニングを楽しむのも素敵ですね。
ロングランは身体にもさまざまなメリットがあります。長時間ゆっくりと走ることで、心臓や肺に持続的な負荷をかけるため、心肺機能が強化されます。脂肪燃焼が本格化しカロリー消費量が増えるためダイエットにもいいでしょう。また、長時間のランニングは精神的なリフレッシュにもつながります。
長い距離を走るとき、大切にしたいのがランニングシューズ選び。長距離ランに適したシューズを選ぶことで、足への負担を軽減し、快適にランニングを楽しむことができます。自分に合ったシューズを履いて、秋を爽やかに駆け抜けましょう!
目次
1. ロングラン向けのシューズの機能
ロングランには、長時間履いても快適で安定した走りをサポートするシューズが最適。そんなシューズには大きく3つの特徴があります。
クッション性
長い時間走っていると足や膝への衝撃が蓄積されていきます。そのため、シューズのクッション性が高いことはとても大切です。クッションが着地の衝撃を吸収し、足の疲労を軽減することで長時間快適に走ることができます。
サポート性
長距離を走っていると、走り方の癖がどうしても出てしまうもの。とくにオーバープロネーション(過回内)やアンダープロネーション(過回外)の傾向がある人は、それらを防止するサポート性があるシューズを履くことでけがのリスクを減らせます。走り方が気にならない場合も、つま先部分に余裕はありつつ、足中央部やヒール部分は足をしっかり固定するサポート力のあるシューズがおすすめです。
耐久性
長距離を走ると、その分シューズの機能が消耗します。とくにアウトソールの摩耗が激しくなるため、耐久性の高いソールが必要です。滑りにくいアウトソールを採用したシューズは、長期間使用でき、ランニングを長く楽しめます。
2. ロングラン向けシューズの選び方
長距離ランに適したシューズの特徴がわかったところで、実際のシューズ選びの際に気をつけたいポイントを見ていきましょう。
フィット感
長距離ランでは、シューズのフィット感を重視しましょう。足とシューズの形が合っていないと、摩擦によるマメや痛みが発生しやすくなったり、着地の際に足を痛めたりします。自分の足にフィットしたシューズを選ぶことで、快適なランニングを楽しめます。
クッション性と反発力
自分の走り方に合ったクッション性と反発力を選びましょう。柔らかめのクッションは衝撃を吸収し、膝や足首への負担を軽減します。一方で、スピードを重視して走りたい場合は、反発力がありエネルギーリターンの大きいシューズを履くことで、推進力を得ることができます。
シューズの重さを考慮する
軽量なシューズはスピードを出しやすいというメリットがあります。しかし、ランナーの走力と比較して軽すぎるシューズはクッション性や耐久性が足りない場合があります。自分に合った機能と、重さのバランスが取れたシューズを選びましょう。
3. おすすめランニングシューズ8選
ここからは、Runtrip編集部がおすすめするロングラン向けシューズ8選をご紹介します。
①ナイキ|ペガサス 41
安定性を確保しながらも、スピードにも乗ることもできるのがナイキの定番ランニングシューズ『ペガサス 41』。前足部とかかと部に配された『Air Zoomユニット』と『ReactXフォーム』を搭載し、反発力を強化しています。 アッパーはメッシュ素材で通気性に優れており、長時間のランニングでも快適な履き心地をキープできます。このシューズにはレギュラーサイズとエクストラワイドサイズがあり、カラーバリエーションも豊富。自分好みの一足を探してみましょう。
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②アシックス|GEL-KAYANO 31
”もっと長く、走りたくなる。”をコンセプトとして、優れた快適性と安定性を両立させるように設計されたモデルです。シューズの内側に搭載されたフォームパーツ『4Dガイダンスシステム』が走行時の接地衝撃のたびにアーチの位置を適切な位置へ回復するのを促し、オーバープロネーションも防止してくれます。ランニング初心者の方も、正しいフォームで効率的に走ることができます。
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③ニューバランス|Fresh Foam X 880 v14
今作から一層構造に生まれ変わった『FRESH FOAM Xミッドソール』がクッション性と安定性を両立。走行時のよりなめらかな重心移動と安定した走行を実現します。さらに、エンジニアードメッシュアッパーとガセットタン構造が、確かな足とのフィット感を提供。安定性とクッション性のバランスが、デイリートレーニングからフルマラソンまで幅広くサポートします。
④ミズノ|WAVE RIDER 28
『WAVE RIDER』シリーズはミズノのランニングシューズ定番モデル。その中でも『WAVE RIDER 28』はクッション性と重心移動のサポート、着用時の快適さを追求された最新作です。ミッドソールにミズノ独自の素材『MIZUNO ENERZY』を採用しつつ、かかと部には新素材『MIZUNO ENERZY NXT』を搭載。二層構造のミッドソールにより、前作と比較してクッション性が約20%アップしました。さらに、踵からつま先までドロップをつけることで、スムーズな重心移動をサポートします。
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⑤ブルックス|Ghost MAX 2
『Ghost MAX 2』は、前作からミッドソールの素材を変更し、窒素ガスを注入し臨界発泡させた『DNA LOFT v3』フォームを採用しました。これによってクッション性が高まり、よりソフトでありながら反発が向上しました。弾むような履き心地で、軽快・爽快なランニングを楽しむことができ、スピード感やライド感を実感できる一足です。また、独自のカーブ構造『グライドロールロッカー』によりスムーズな重心移動ができ、安定感にも優れています。
■参考記事
⑥On|Cloudsurfer Next
ミッドソールの剛性が高く、安定性に優れたスタビリティシューズです。前足部の特徴的なロッカー形状がアップデートされたことで、前に進む力が強く、とても軽快な走りを促します。
また、アウトソールのラバー外側の拡大はグリップ力の向上だけでなく、足の外側で着地する傾向があるランナーにも嬉しいポイントです。レーシングモデルの『Cloudboom』シリーズから着想を得て設計されたエンジニアードメッシュアッパーは、軽量かつ通気性も抜群です。
■参考記事
⑦アディダス|SUPERNOVA RISE
履き心地とサポート性のバランスの良さが魅力的な一足。ミッドソールにはアディダスの新素材『DREAMSTRIKE+』が使用されていますが、これはエリートランナー向けシューズにも使用されている素材を、デイリーランニング用にチューニングしたものです。そのためデイリーランニングモデルでありながら、しっかりとした反発性を感じられます。また、従来よりも高密度のフォームサポートロッドシステムにより、かかとからつま先へのスムーズな体重移動が可能です。
■参考記事
⑧HOKA|ARAHI 7
クッション性に定評のあるHOKAのシューズにおいて、クセが少なく「誰でも履ける」とおすすめできる本シューズ。人気の高い『CLIFTON』『BONDAI』シリーズと比較し、接地時の安定性が強化されました。通気性に優れたフラットニットのアッパーは、足当たりの良さとズレを抑制し、フィット感に優れています。
また、アウトソールの内側に”J”の形状の『J-Frame™』が配されており、接地時のオーバープロネーションを抑制する効果があります。このようにサポート性能にも優れた一足のため、長距離を走ることに不安を感じている人にもおすすめです。
■参考記事
4. ランニングシューズとともにロングランを楽しもう
走る距離が長くなると、足や体への負担は大きくなり、疲労も蓄積されていきます。そのため長距離を走る際は、長距離ランに適しており自分の足にもフィットするシューズを履くことが大切です。
最適なシューズを履くことで、ケガの予防になるだけでなく、快適な走り心地が持続しランニングをもっと楽しめます。まだ長距離ランに苦手意識がある方も、シューズの力を借りて楽しく走ることで、自然と距離が伸びていくかもしれません。ぜひ自分にぴったりな一足を見つけて、長距離を走り切る達成感を味わいましょう!
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