「2016新宿シティハーフマラソン」大会レポート
Feb 10, 2016 / EVENT
Apr 26, 2019 Updated
毎年人気が高く、大勢のランナーからエントリーを集める『新宿シティハーフマラソン』。ハーフマラソンの勝負レースとして位置づけている方も多いことでしょう。14回目を迎える2016年大会は、晴天の中で開催されました。
1万人規模のシティハーフマラソン
メインとなるハーフマラソンには4,933人が参加。さらに10km・3km・2km・スペシャルラン・親子で走るひよこの部を合わせると、述べ約1万人もの参加者が集まりました。部門が分かれていることから、レベルを問わず参加しやすい大会といえるでしょう。
沿道からの応援も盛り上がりを見せる中、新宿区内のコースを存分に走ることができる本大会。今回私はハーフマラソンに参加してきましたので、その様子をご紹介しましょう。
神宮外苑〜御苑トンネル〜明治神宮球場を走る!
ハーフマラソンのコースには、ゆるやかなアップダウンがいくつかあります。コースマップに合わせて、1〜3周目毎にコースの特徴を見てみましょう。
(出典 http://www.shinjukucity-halfmarathon.jp/course/)
1周目
日頃から多くの市民ランナーがランニングに利用している神宮外苑をスタート。聖徳記念絵画館の横を通過して、現在改装中の国立競技場の周りを走ります。さらに明治神宮球場前を通過し、約4kmで神宮外苑に戻るコースです。
2周目
神宮外苑から信濃町に向けて北上します。そこから四谷三丁目の交差点を経て、外苑東通りと靖国通りの立体交差を下り、再び四谷三丁目へ。新宿通りを四谷駅手前まで東に走ったら、そこから靖国通りへ入ります。途中で10km地点を通過し、新宿御苑の手前を通って千駄ヶ谷駅、そして神宮外苑へ戻ってくるコースです。
3周目
四谷三丁目の交差点までは2周目と同じように北上。そこから御苑トンネルへと入ります。普段は走って通ることのできない御苑トンネル。地下に掘られたトンネルは下って上るため、このアップダウンに苦しんだランナーは多かったことでしょう。御苑トンネルを抜ければ残りは約4km。あとは、ゴールの明治神宮球場へ向かうのみです。
新宿界隈ということで、沿道からは実にたくさんの方々から声援を送られます。何度も神宮外苑に戻ってくるものの、周回毎に異なる場所を走れるため、飽きがこない好コースです。
ゴール地点はヤクルトスワローズの本拠地!
ゴール地点は明治神宮球場。普段は野球観戦で訪れる場所ですが、この日はこの球場内を自由に走れます。これだけで貴重な機会でしょう。
実は本大会、国立競技場の改修が始まるまでは国立競技場がゴールでした。改修が終われば、もしかしたら再び国立競技場がゴールに戻るかもしれません。明治神宮球場を走りたいという方は、改修完了前にぜひ走っておきたいですね。
ゴール後にグッズ販売所へ行ってみると、そこには“つば九郎”がいました。さすがヤクルトスワローズの本拠地!マラソン大会ではありますが、お土産に“つば九郎グッズ”を買って帰るのもいいですね。
完走賞は刺繍入り今治タオル
ゴール後に受け取る完走賞のタオルは、なんと今治タオル(サイズ:20cm×120cm)!しかもタグ付きです。今治タオルは吸水性の高いので、使い勝手がよく嬉しいですね。ここまでしっかりと刺繍してある完走賞タオルは、全国の数ある大会でもなかなか見られません。
まとめ
本大会でしか走れない御苑トンネルを含め、都心を走る素晴らしいコース。部門も多く設けられているため、ファンランナーでも十分に楽しめます。
ちなみにハーフマラソンの部は、その人気の高さから、2015年大会までエントリー後の抽選形式が採用されていました。しかし2016年大会では、これが先着順に変わっています。そのため、すぐにエントリーしないと出場できないかもしれませんのでご注意ください。出場を予定している方は、しっかりエントリー開始時期を確認しておきましょう。