仲間と一緒に走るよりは一人で走った方がいい? 「脳機能」について専門家が解説
Oct 21, 2016 / COLUMN
Jun 02, 2017 Updated
仕事のできる人や、会社の経営者にランナーが多いといった話を聞いたことがあるかと思います。エグゼクティブだからランニングをするのか、それとも、ランニングをするからエグゼクティブに近づけるのか。今回は、そんなランニングの“隠れた効果”について触れてみたいと思います。
脳科学とリハビリテーションの分野の研究を行い、現在は、運動の視点から脳を鍛える、脳を若返らせることをテーマに活動をしている、書籍『走れば脳は強くなる』の著者・重森健太さん。
そんな重森さんが、「ランニングを一人で走る時と、団体で走る時の脳機能の違い」について同書で解説をしています。そもそも、皆さんは走る時は一人ですか? それとも、複数の仲間と一緒に走っていますか?
複数の仲間と走っていると会話が続いて楽しいので、いつもより距離が短く感じることもあるのでは。しかし、脳機能を高めるという点では、ランニングは一人で走った方が良いようです。
何よりの違いは、「ペース」にあるようです。