【ニューバランス】「Fresh Foam X 1080 v13」の履き心地は?定番ランニングシューズ最新作をシューズアドバイザーが解説

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秋が深まり、過ごしやすい気候が続くこの季節。身体を動かすためにランニングを始めたという方も多いのではないでしょうか。

ランニングを始めると欲しくなるのが足元を支えるランニングシューズ。こちらの記事では、ニューバランスのデイリートレーナーとして初心者ランナーからシリアスランナーまで多くの方に親しまれてきた『Fresh Foam X 1080』シリーズ最新作『Fresh Foam X 1080 v13』をレビューします。

今回もRuntripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんが徹底解説します。

藤原さんは多くのシューズブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わり20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出し、現在も走るシューズアドバイザーです。

リズム良く走れるシューズにアップデート

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(左から)ラントリップ・大森、シューズアドバイザー・藤原岳久さん

大森:ニューバランスのデイリートレーナーとして鉄板のモデルFresh Foam Xシリーズ。そんなフレッシュフォームの最新作としてFresh Foam X 1080 v13が登場しました。

藤原:今回のアップデートでかなり大きくモデルチェンジされました。特に変わったのは乗り心地です。ミッドソール素材『Fresh Foam X』は前作『Fresh Foam X 1080 v12』と同じなのですが、前モデルは着地時に沈むような感覚が強くありました。今回は足がポンポンと進みます。

大森:シューズのバウンド感が増しているんですね。

藤原:レース向けシューズほどの反発はありませんが、接地したあとの跳ね返りが早く、足の返しを補助してもらえる感覚を得られます。言い換えるならジャンプ動作が楽になる感じでしょうか。

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藤原:そして今作はドロップ差(前足部と踵部の高低差)が6mmとなり、前作(ドロップ差:8mm)よりもフラットになりました。また屈曲の剛性が高められたこともあり、反発感と共にライド感(重心移動の快適さ)も感じることができます。

大森:前作にも増して、リズム良く走れるシューズにアップデートされたのですね。

足全体を包み込むフィット感

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藤原:アッパー部分も今作から大きく変更されました。『Fresh Foam 1080 v10』以降、3代に渡ってニット系のアッパーが使用されてきましたが、今作からエンジニアードメッシュ系のアッパーになりました。履いてみると前足部がゆったりとしていて快適です。

大森:伸縮性に優れたニット系アッパーと比べ、フィット感はどうですか?

藤原:心配ご無用です。シュータンと中側部分がガセット状につながっているため、足全体を包み込む感覚があります。またスムーズに足入れをすることができるため、履く際にストレスを感じません。

ニューバランス好きな方の2、3足目におすすめ

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藤原:最近のシューズはAIで最適化したデザインを元に人間が組み立てながら制作されることが多いようです。

大森:たとえば着地時の衝撃といったビッグデータを解析して、走ることに最適なシューズが制作されるといった感じでしょうか。

藤原:今作からFresh Foam X自体のデザインが大幅に変更されました。現にこれまでのシリーズよりもミッドソール部分の形状が複雑になっていますよね。そのため乗り心地は前作とは大きく異なるものとなりました。

大森:ランナーによっては、今作は柔らかすぎるといった方や、アッパー部分が広すぎると思う人もいるかもしれません。

藤原:そんな方のためにニューバランスの幅広いラインナップがあるわけです。もう少しオーソドックスなシューズが欲しいランナーには『Fresh Foam X 880 v13』がおすすめです。ドロップが10mmとなっており、Fresh Foam X 1080 v13よりも傾斜のついたシューズとなっています。クッション性を重視する人には『Fresh Foam X More v4』もありますね。

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大森:私も大好きな一足です。Fresh Foam X More v4も反発を感じられるシューズですよね。

藤原:Fresh Foam X 1080 v13はFresh Foam X More v4よりソフトな接地感を味わえるシューズです。例えるならばテンポアップシューズ『FuelCell REBEL v3』のクッションを高めたシューズがFresh Foam X 1080 v13と言えるでしょうか。Fresh Foam X More v4とFuelCell REBEL v3の中間に位置しているシューズなので、これまでニューバランスのシューズを履いてきた方の2、3足目としてもおすすめですね。

疲労抜きのジョギングや気分の乗らない日にぴったり

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藤原:性能もさることながら、本作はとくにデザインが良いと感じます。ランニングだけでなく、ウォーキングをするためにもモチベーションの上がるシューズですね。

大森:トレーニングだけでなく普段履きにも使えるようなカラーリングがそろっていて、私服と合わせたコーディネートにも使えそうです。

藤原:私は新幹線に乗ると足がむくみやすくて、車内ではシューズの紐を緩めて履くことが多いです。しかし、Fresh Foam X 1080 v13は紐をキッチリと縛っていても快適に過ごせるんです。普段履きからトレーニング、はたまたレースまで、オールラウンドに使える一足だと思います。

大森:藤原さんだったらどんなシーンでFresh Foam X 1080 v13を使いますか?

藤原:疲労抜きのジョギングや気分の乗らない日に履きたいです。あまり走りたくないときでもFresh Foam X 1080 v13を履いていると、気持ちが段々と乗っていきます。

大森:汎用性の高いシューズでもあるので、これから走り始める方や練習用のデイリートレーナーを探している方の選択肢に入ってくるランニングシューズですね。価格が税込18,700円であることも、多くの人が手が出しやすいシューズだと思います。

藤原:サブ4を目指すなかで後半のペースダウンや前半に早く走り過ぎてしまう方は、軽量で反発感とライド感があるこのシューズでフルマラソンに挑戦してもいいと思います。

***

心や身体の疲れを感じているときでも、思わず走りたくなってしまうFresh Foam X 1080 v13。スポーツの秋を機に走り始めたい方や、ランニングだけでなくコーディネートも楽しみたい方にぴったりな一足。

あなたの足元だけではなくランニングとともに歩む日々も鮮やかに彩ってくれるはずです。

詳細情報

ニューバランス|Fresh Foam X 1080 v13

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出典:shop.newbalance.jp

価格:¥18,700(税込)

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藤原 岳久さん
FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)

FS☆RUNNINGオフィシャルサイト

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