【初心者必見】先輩ランナーに学ぶランニングを楽しく継続する方法とは?ランニングの目的や継続のコツをご紹介
May 27, 2023 / HOW TO
May 30, 2023 Updated
ランニングを始めてみたものの長続きをしないという悩みを抱えているランナーも多いのではないでしょうか。夏に向けて暑さも厳しくなるこれからのシーズン、モチベーションはランニングを継続する上で大切な要素となります。
こちらの記事ではRuntrip編集部・ハルカがRuntripお馴染みの先輩ランナー3名にランニングを継続するコツをインタビューしました。先輩ランナーが語るランニングの目的や継続のコツをぜひ参考にしてみてくださいね。
1. スポーツMC・岡田さん|ランニング継続のコツ
ハルカ:岡田さんにとってのランニングの目的はどんなものでしょうか?
岡田:実は、私の中でもランニングを始めた当初と現在では目的が変化しています。走り始めたばかりの頃は『記録更新』が目的で月1回は大会に出ていました。その目的が継続する中で徐々に変化して、今ではランニングが良いコンディションで日々を過ごすためのルーティンとして日常に溶け込んでいます。
ハルカ:なるほど! 目的が継続とともに変化しているんですね。今では日常に溶け込み、コンディションを整えるための習慣になっているというランニング。継続するコツはありますか? 特にランニングを始めたばかりの初心者が継続するために岡田さんが実践しているコツがあったら教えてください!
岡田:毎日走り続けていると走りたくないときもきっとあるはず。特に初心者にとっては、継続しようと意気込んでランニングを始めるので「毎日走らなければいけない」と罪悪感を覚えることもありますよね。しかし、そんな時は無理に走らず、走りたい時に走ることが継続のコツだと思います。
岡田:また、毎回同じコースを走るのではなくその時々で走るコースを決めることもポイント。時間や場所を固定せず、その日の気分やコンディションに合わせて走るようにしています。すると、日々のルーティンとして行なっているランニングも変化が生まれて、楽しく継続できます。
ハルカ:気分に合わせて自由に走るというのが岡田さんらしいですね!
2. 編集部・Yoko|ランニング継続のコツ
ハルカ:Yokoさんのランニングの目的を教えてください。
Yoko:走り始めたきっかけはフルマラソンの大会で「自己ベストを更新していきたい」という記録へのチャレンジがスタートでした。タイムを短縮することにモチベーションを燃やしていた時期を経て、現在は身体と心のコンディショニングのために走っています。岡田さんのモチベーションの変化と似ていますね!
ハルカ:Yokoさんも今はコンディショニングを主な目的で走っているということですね! Yokoさんの中でランニングを継続するコツはありますか?
Yoko:私は意識しているポイントが5つあります。どれか1個でも意識できると楽しくランニングを続けられると思います!
①走る時間帯を決める:起床後などルーティンの前後にランニングを組み込む
②小さく始める:短い時間・短い距離から始める。ランニングとウォーキングを組み合わせる
③約束を作る:友達と走る約束をする。SNSなどでランニングの予定を周りに宣言する
④ごほうびを作る:カフェをゴールに走るなど、ランニング後の楽しみを作りモチベーションを高める
⑤なりたい自分をイメージする:走った後の理想の状態をイメージすることで走るモチベーションを高める
ハルカ:走り続けることは大きなハードルを感じてしまうときもありますが、小さく始めることは大切ですよね。また、1人で走るだけではなく周りのランナーの力を借りることで継続する点は1人でランニングを続ける方にはTIPSになりそうですね。たくさんコツを教えていただき参考になりました!
3. ラントリップ代表・大森|ランニング継続のコツ
ハルカ:Runtrip Magazineでも多くのランニングの楽しみ方について発信してきましたが、大森さんにとっては継続のコツはどんなポイントがありますか?
大森:私の中で最終的にたどり着いた答えは「自己肯定感を醸成するため」です。「どういうこと? 」と感じた方もいるかもしれませんが、言い換えると自分を好きでいるために走るということですね。
ハルカ:なるほど! たしかに、ランニングをした後はスッキリするだけでなく頑張った自分を好きになれる気がしますよね。
大森:そうなんですよ。ランニングを継続していると今日頑張った自分を褒めたくなりますよね。
ハルカ:では、中々ランニングが続かない人のために継続するコツを教えてください。
大森:まずはランニングを『移動手段』にしてしまうことです。私の場合、子どもの保育園の送迎、最近ではバスケットボールをするために公園に行く……といった目的地に向かうための移動手段として走っています。
ハルカ:なるほど。必ず移動が必要になるので、ランニング自体が目的でなくても走ることが習慣の一部として溶け込んでますね。
大森:2つ目は時期によって走るモチベーションを変えることです。年間を通して同じモチベーションで走り続けるのは難しいですが、遊び感覚で走る(春~夏)・痩せる(夏~秋)・記録更新(秋~冬)といったモチベーションをシーズンに応じて使い分けています。本気と遊びの時期の使い分けが意外と重要だと感じます。
ハルカ:確かに、1年間ずっと記録のために走るのはモチベーションが続かないかもしれないですね。
大森:3つ目ですが「意識を変える」ことも効果的。「毎日走らないといけない」ではなく、毎日続かなくても「三日坊主を繰り返せば良い」と自分ができた部分に目を向けてポジティブに考える。そうすると、自然にランニングを楽しく継続できるのではないでしょうか。
ハルカ:ストイックに自分に厳しくするのではなく、心地良くランニングを続けられるような意識の持ち方が大切なんですね。
大森:ランニングは「ストイックに走らないといけない」と思う方もいるかもしれません。もちろん、競技として記録を更新するために走るエリート選手はストイックに競技へ向き合わないといけないですが、市民ランナーはあらゆる楽しみ方ができます。ご自身が楽しいと感じる頻度や距離を走っていくことでさらに楽しみ方が広がっていくと思います。
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Runtripお馴染みのメンバーが語るランニング継続のコツ。3人それぞれにストイックに目標達成するためだけではなく、自分を心地よくするための目的を持っていました。また、ランニング継続のコツもそれぞれの習慣や志向に応じた方法や意識するポイントを知ることができましたね。
この記事を読むランナーの皆さんも生活スタイルや目標によって意識するポイントは違うはず。先輩ランナー3人が語るTIPSを参考に、自分のペースでランニングを楽しんでいきましょう!
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