2016年8月19日
ランニング中の意識は“内向き”“外向き”どっちがいい? プロスポーツメンタルコンサルタントが解説
私の例で恐縮ですが、調子の良い時は、「良いランニングのイメージ」が思い浮かび、足の運びが軽くなります。逆に、「今日は調子が良くないな……」という時は、「1km走るのに6分以上かかっている」「目標距離まで残り14kmかぁ……」など、ネガティブな考えに引っ張られてしまいます。時間や距離にしばられていくと、なかなか良い走りができませんよね。
仕事でもスポーツでも何でもそうですが、メンタルの善し悪しがパフォーマンスに影響することがあります。特にマラソンは長距離・長時間と体力の求められる競技ですので、メンタルの置きどころが大切と言えるでしょう。実際のレースでも、他のランナーとの駆け引きをするシーンもありますよね。
作新学院大学准教授で、プロスポーツメンタルコンサルタントの笠原彰さんは、自著『誰でもできるスポーツメンタルトレーニング』の中で、長距離種目に求められるテクニックを紹介しています。
プロはどのようなことを大切にしているのでしょう。代表的なものは下記の3点。
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