夏こそコンディショニング!体を冷やして疲労回復を促す「クライオセラピー」を受けてみた!
Jul 31, 2019 / MOTIVATION
Jul 31, 2019 Updated
もっとパフォーマンスを上げたい、走れる体を作りたい! でも体の疲れは取れにくい……。そんな人は少なくないはず。
前回は『アスリート健診』を利用して、体内の可視化をご紹介しました。実際に健診を受けられた方、結果はいかがでしたでしょうか。
今回は、疲労回復の “実践編” 。せっかくならと、筆者が1年前から気になっていた、やってみたいけどなかなかチャレンジできていなかった『クライオセラピー(全身冷却療法)』に行ってきました!
クライオセラピーとは
『cryo(冷やす)』と『therapy(療法)』を合わせた言葉で、-150℃~-120℃(冷気吹き出し口の温度)の超低温キャビン内に2〜3分程入る、全身冷却療法です。瞬時に全身の筋肉を冷却することで、身体の熱を取り、筋の二次損傷や筋肉痛を抑制し、筋力の回復を促進します。
特徴
・トレーニング後の筋肉のリカバリーが短時間で可能に。ダメージを最小限に抑えることで、すぐに次のトレーニングに移っても支障なく行えます
→トレーニングを継続することがパフォーマンスアップの秘訣
・全身の血行を促進することでデトックス効果や、免疫力向上、アンチエイジング効果なども期待できます
クライオセラピーを体験
今回は表参道にある『Cryo Body Care(クライオボディケア)』へ。
代表取締役である二瓶さんが施設の説明をしてくださいました。エントランスには、現役サッカー選手やプロ格闘家のサインが並んでいます。
キャビン(機材)は一台なので、完全予約制です。
ロゴには “-196℃” とありますが、一般女性には-130℃あたりがおすすめとのことでした。
実施時間は最大3分間。ですが、普段から身体を鍛えているトップアスリートレベルじゃなければ、この冷たさに3分も耐えきれないそうです。1分も経たずしてギブアップしてしまう方もいると聞き、私の試してみたい熱がさらにアップしました(笑)
着替えからスタート
更衣室に準備してあったバスローブに身を包みます。下着は、ワイヤー入りでなければ着用していてOKとのこと。スポーツブラのレンタルもありましたよ。
手足末端は防寒のために、ルーズソックス、ムートンブーツを履き、手にはムートン手袋を装着します。ルーズソックスなんて何十年ぶりでしょうか(笑)
キャビンの中へ
キンキンに冷えたキャビンに入り、いよいよ体験スタート! 温度は-100℃くらいから徐々に下げていきます。二瓶さんが体験時間を2分30秒に設定してくれました。
台の高さを身長に合わせて首から下のみ包まれるようセットします。筒の中では窒素が滞留するので、ここに顔を入れると息ができなくなるそう。ちょっと怖い……。
同じ姿勢で留まっていると肌が凍り付いてしまうので、実施中はその場足踏みをして筒の中をゆっくり回ります。
1分程経ってからみるみる冷たくなって来たので、タイマーをみて残り時間を必死に耐えます。その間、スタッフの方々が楽しく会話をしてくれ、少し気が紛れて有り難かったです。
2分30秒経ったところで、二瓶さんに「強い! まだいける! 」と言っていただき、30秒追加、結局は最大時間である3分を味わうことができました。
寒い! 冷たい! ちょっと痛いような気もする……!!
3分経過してキャビンから出た途端、ス〜〜〜っと血行が全身に戻り始めます。
絡まった糸が解けるような心地いい感覚で、全身が軽くなったように感じます。実施後は脳内にエンドルフィンが分泌されるとのことで、心地いい感覚はそれが原因のよう。その体感は2~3日続きます。
実はこの日、クライオセラピーを受ける前に強めのインターバルやタイムトライアルの練習をしていたのですが、その疲労感が一気に抜けたような気がします。自分でも確かな感触があって、びっくりです。
アメリカではビューティートレンドとして、ロサンゼルスだけでも50店舗ほどあるクライオセラピー。日本ではまだほんの数台だそうですが、体のケアや美容・健康に興味がある方なら、一度試してみる価値ありです。
クライオセラピーでコンディショニングをして Summer Runtripへ出かけよう!!