『裸足そのもの』を実現!ナイキの「フリーラン5.0」

「『裸足そのもの』を実現!ナイキの「フリーラン5.0」」の画像

みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー藤原です。

さて、今回は『ナイキフリーラン5.0』をご紹介します。その中で、『フリーランフライニット3.0』にも触れたいと思います。

ナイキのフリーは、2004年にスタートしました。「スタンフォード大のトラッククラブは、裸足でクーリングダウンをしていて故障が少ない」という情報から商品化されたシューズです。

2016年までの『ナイキフリー』には『3.0』と『4.0』、『5.0』の3種類があって、ドロップ(踵と前足部の厚みの差)はそれぞれ4mm、6mm、 8mmでした。

その後、このシリーズは廃盤になり、『フリーランディスタンス』『フリーラン』など、“走れるフリー”を謳い文句に展開。『フリーラン』のドロップは、8mmです。(トレーニングシューズは10mmドロップ)

そして、今回の『ナイキフリーラン』。今回から『5.0』が6mmドロップ、『3.0』が4mmドロップになりました。

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『5.0』より『3.0』の方がより地面の感触を得られるシューズといえます。

その他の大きな変更点は、ミッドソールです。『フリーラン5.0』は以前のモデルと比較して26%も屈曲性が高められ、よりフレキシブルなソールになりました。 当初の横ラインと縦ラインの均一なマス目のソールから、前回モデルの六角形へ、そして今回はその発展系で、より裸足の動きに近づくための切りこみが入っています。

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このソールのどこが優れているのかと言うと、履き心地。デイリートレーナーのようなシューズの“履き心地” ではなく、『裸足そのもの』の感覚です。

履いている時間によって効果が変わり、普段履きで履けば適度に足をほぐす効果があり、長く履けば履くほど刺激が増すので、足を鍛える効果を感じられるでしょう。ただ、長時間のランニングでは身体の負担になるので、履かないようにしてください。

“時短トレーニング” シューズとして活用するのもアリです。普段履き兼軽いジョギング用シューズになりますね。

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わたしは、トレッドミルで履いています。踏み台が動くトレッドミルは、接地感があるベアフットシューズが最適。フォームを意識したランニングになりますね。フリーを知ったばかりの方も、ナンバリングシリーズの復活を待ち望んでいた方も、持っているデイリートレーナー(トレーニングシューズ)と履き分ければ最強ですよ。

ランニングで使う方は『5.0』、普段履きにする方は『3.0』を選ぶといいですね。

サイズを選ぶ際は、通常サイズでOK。ただ、幅が気になる人は、フライニットアッパーの『3.0』がいいでしょう。参考にしてください。

<スペック>
『フリーラン5.0』
価格:10,800円
ドロップ:6mm
アッパー:ストレッチアッパーがセカンドスキンのようなフィット感を実現
ミッドソール:つま先から踵まで、縦横に切れこみが入っていて、全てのステップで最上のフレキシビリティーを実現
アウトソール:前足部とヒールの足の接地する場所にラバーポッドを配置

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(写真 Eliana

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