800mでIH優勝・サホさんが双葉郡川内村をラントリップ体験

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毎回、川内優輝選手が参加することでも知られる『川内の郷 かえるマラソン』。福島県双葉郡川内村で行われるこの大会は、回を重ねるたびに参加者が増え、第4回目となる今年は(平成最後の日である4月30日開催予定)、上限いっぱいの約1500人が出場する。

参加者はそれぞれのペースでランを楽しみ、村の人たちと触れ合いながら、川内村でのひとときを楽しむ。実は、川内村は極寒期を除けば、年間通してラントリップが堪能できる場所だ。大会当日だけでは味わえない魅力がたくさんある。
春まだ浅いある週末、東京を拠点にランニングインストラクターなどで活躍中のサホさん(高校時代は800メートルでインターハイ優勝、佐倉アスリート倶楽部でも活躍)が『ランナーズ・ヴィレッジ川内村』の魅力を体感した。

マラソン大会も人気の川内村のシンボルは『カエル』

本題に入る前に触れておきたいのが、川内村と『カエル』との関わりだ。川内村にはモリアオガエルの生息する平伏沼(へぶすぬま)という、国の天然記念物に指定された場所がある。そのため『カエル』は川内村のシンボルになっていて、村のあちらこちらに『カエル』の石の置物が見られる。村のキャラクターも『カエル』をモチーフにした、森の村長モリタロウ君である。

大会名に『川内の郷 かえるマラソン』と『カエル』が使われているのもこのため。加えて、川内村は、2011年の東日本大震災では全村避難となったが、被害が少なく、翌年から、村に帰れる人から帰ろう、と決めたことから、村に『帰る』・村を『変える』の意味も含んでいる。

ちなみに『川内の郷 かえるマラソン』の参加賞も、陶器に『カエル』が描かれたメダル。すべて手作りということもあり、人気を博している(これについての詳細は後述)。

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『かわうちの郷 かえるマラソン』の参加賞。陶器に『カエル』が描かれたメダルは小皿にもなる

くし刺しにした新鮮なイワナを丸ごとガブリ

さて、郡山駅から車で約1時間。川内村に到着したサホさんが、まず向かったのが『いわなの郷』。ここはイワナを養殖しているところで、イワナ釣りができ、隣接する『幻魚亭』では、釣ったばかりの新鮮なイワナを食べることができる。様々なイワナ料理が味わえると、地元で人気のお店だ。

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炭でじっくり焼いているイワナを見るサホさん

『いわなの郷』を経営している横山祐二さんによると、幻の魚とも呼ばれるイワナは、水がきれいなところでなければ生きていけない魚で、ほんの少し濁っただけでも死んでしまうという。横山さんは「標高約600メートルに位置する川内村は、水質がとても良好なため、イワナの養殖に適しているんです」と説明を加えた。

サホさんが『幻魚亭』で注文したのは、『イワナの塩焼き定食』。新鮮なイワナを美味しくいただいた。そしてデザート? に、串刺しにして炭でじっくり50分かけて焼いたイワナをガブリ。「外はカリカリで、中はふっくらして美味しい」とサホさん。大学の春休みを活用し、インターンとして、川内村に長期滞在している金井あずささん、大平敦己さんと一緒に頬張った。

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サホさんが注文したイワナの塩焼き定食
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くし刺しにしたイワナを金井さん(左)、大平さん(中)と一緒にガブリ

国の天然記念物の平伏沼まで走る

美味しい食事でお腹を満たした後は、ランニング。『ランナーズ・ヴィレッジ川内村』はランニングコースが全部で10あるが、サホさんが最初に走ったのは、千翁川(せんのうがわ)沿いに平伏沼まで走る『千翁川〜平伏沼コース』

並走してくれたのは、地元のランナーで『いわなの郷』の体験交流館の館長でもある竹内文雄さん。高校時代は短距離の選手だったそう。

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サホさんに並走してくれた『いわなの郷』の体験交流館の館長でもある竹内文雄さん(左)

福島の水30選の1つである千翁川は、どこまでも澄み切っている美しい川だ。サホさんはときおり足を止め、透明度が高い水面にしばし見とれる。

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透明度が高い水面に見とれるサホさん

しばらく走って、平伏沼に到着。
前述の通り、平伏沼は国の天然記念物の指定を受けているが、モリアオガエルの繁殖地として天然記念物になっているところは、全国で2か所しかない(ほかに岩手の八幡平大揚沼)。

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平伏沼まで5.3キロの地点に到着

今回サホさんの案内役をしてくれた、川内村のんびり里山暮らし協議会・事務局長の大田明子さんは「モリアオガエルは梅雨入りすると、泡状の卵を産みます。他のカエルと違って、水辺にある木の枝や葉の上に卵塊を産みつけるのが特徴です」と教えてくれた。
残念ながらこの日は、今年は雪が少なかった影響で、沼の水がない状態だったが、梅雨時になれば、いつもの光景が見られるに違いない。

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この日は暖冬の影響で沼に水がなかった

不動滝までのコースは坂道トレーニングにうってつけ

場所を移して、サホさんはこの日2つめのランニングコース『不動滝コース』へ。古熊山・不動滝までの0.5キロのコースだ。距離は短いが、高低差が70メートルあり、歩いて上っても息がきれるほど。

陸上の名門である福島・田村高校出身のサホさんは「高校時代は、よく山を走るトレーニングをしました。このコースは都市部にはなかなかない、坂道トレーニングをするにはうってつけのところですね。負荷がかかるコースがあるのは、レベルアップを目指すランナーには嬉しいと思います」と話す。

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不動滝までのコースは坂道トレーニングにうってつけ

1963年に川内村名勝地に指定された不動滝には、写真ではうまく伝えられない、なかなかお目にかかれない巨大な奇岩や怪石がある。これにはサホさんも驚いたよう。また、この滝は昔、岩の剣に向かって一直線に落ちていたという。サホさんは滝を見た後、竹内さんとともに、不動滝の横にある古熊山不動堂の前で手を合わせ、滞在中、楽しく走れるよう祈願した。

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不動滝にはなかなかお目にかかれない巨大な奇岩や怪石がある
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不動滝は昔、この剣に向かって一直線に落ちていたという

ランの後は、川内村の人たちの憩いの場であるCafe Amazon(カフェ・アメィゾン)でひと休み。カフェ・アメィゾンは、タイ国内に2300店舗以上あるコーヒーチェーン。タイではスターバックスのような存在だ。震災復興を願い、日本では川内村に初出店した。

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川内村の人たちの憩いの場であるCafe Amazon
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今回のラントリップで川内村を案内してくれた大田明子さん(右)と

オシャレな店内でカップを手に取り、ほっこりした様子だった。

蕎麦打ちを体験した後は、『かわうちの湯』でリフレッシュ

カフェブレイクを終えると、再び『いわなの郷』へ。ここにある体験交流館で、サホさんが体験したのが『蕎麦打ち』だった。水がきれいで気候の寒暖差がある川内村は、蕎麦も名物の1つ。蕎麦ビールも特産品になっている。『ランナーズ・ヴィレッジ川内村』では、こういう体験もできるのだ。

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竹内館長の指南で、サホさんは蕎麦打ちにチャレンジ

サホさんは、竹内館長の指南のもと、『蕎麦打ち』に初挑戦。自分で粉を捏ね、伸ばし、そして、切る。力を均等に加えて、直線的に粉を伸ばす作業には難しさを感じたようだが、大きな包丁を使って切る作業で、センスの良さを発揮した。蕎麦を均一に切り揃え、「初めてにしては上出来です」と竹内館長から、お褒めの言葉をもらっていた。

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直線的に粉を伸ばすのはなかなか難しい
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サホさん作の蕎麦が完成!

この日の夕食はバーベキュー。とその前に、ランニングの汗を流そうと、サホさんは『かわうちの湯』へ。美人の湯ともいわれるアルカリ性単純温泉の『かわうちの湯』は、大浴場をはじめ、洞窟風呂、泡風呂、座湯、岩塩サウナ、露天風呂など、種類も豊富。ランの疲れをゆっくり癒すことができる。広間は実に90畳。風呂上がりにくつろぐには十分過ぎる広さ。ラン仲間との宴会をするにも最適で、食事のメニューも充実している。サホさんも温泉と広々とした空間で、すっかりリフレッシュできたようだった。

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美肌効果もある「かわうちの湯」
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これからお風呂に行ってきます!
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大浴場
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露天風呂
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洞窟風呂

満天の星空の下、バーベキューのプロが焼く肉を頬張る

バーベキューはふだん『いわなの郷』で行われているとのことだが、この日は車で1時間かけて、田村市の『アニマルフォレストうつしの森』で開催されたバーベキューに参加。

サホさんをもてなしてくれたのは、川合達也さん。福島で3人しかいない、日本バーベキュー協会の上級インストラクターである。いうなれば、バーベキューのプロ中のプロだ。精肉店『肉の川合』の店主でもある川合さんが焼く肉は、やはりひと味もふた味も違う。焼き方もまた奥が深いようだ。サホさんは、川合さんが焼いてくれた地元のラム肉を頬張り、「これは美味しい!」とひと言。バーベキューでは珍しいバナナやパイナップルにも、舌鼓を打っていた。『ランナーズ・ヴィレッジ川内村』では、バーベキューを希望すれば、この川合さんが肉を焼いてくれるそうだ。

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日本バーベキュー協会の上級インストラクターの川合さん(左)
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川合さんが焼くバナナも絶品だった

ふと見上げれば、そこには満天の星空が。都市部では見られない無数のキラキラした星に、思わず目が奪われる。星空のもとでバーベキュー。こんな贅沢な時間はない。

この日の宿泊は『いわなの郷』のコテージ。高級な木材を使って建てられたこのコテージは、空間がゆったりしていて落ち着ける。種類も、5人用から10人用まであるので、グループでの宿泊にもぴったりだ。アウトドア派のために、キャンプ気分が楽しめるテント泊も用意されている(『いわなの郷』では、1月下旬に『極寒キャンプ』が行われている)

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コテージの外観
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部屋は5人用から10人用まである
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中は広々としていてゆっくりできる
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『いわなの郷』ではテント泊キャンプも楽しめる

田園の中を突き進むコースで馬と触れ合う

ラントリップの2日目は、早朝6時からの朝ランでスタート。サホさんと一緒に走ってくれたのは、田中杏子さんと野内正裕さん。田中さんは大学生で、インターンとして川内村に。地元のランナー野内さんは、フルベストが3時間15分で、これまで124大会を完走している。

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サホさんと一緒に走ってくれた野内さん(右)と田中さん(中)

冷たい空気を切り裂きながら走ったのは、約6キロの『サラブレッドコース』。360度のパノラマのようにどこまでも広がる田園の中を突き進んでいくと、牧場で馬に出会うことができる。サホさんは牧場主のご厚意で、厩舎の中を見学させてもらい、馬と触れ合った。

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田園の真ん中を駆け抜ける(右は竹内さん。途中で田中さんと交代)
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馬と触れ合うサホさん

朝ランを終え、『いわなの郷』で朝食をとると、野内さんとともに近くの森へ。ちょっとしたトレランコースになる、斜度がある山をゆっくりと走った。

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『いわなの郷』の近くにはこんなトレランコースもある(左は野内さん)

2日間で『ランナーズ・ヴィレッジ川内村』の3つのコースを快走したサホさんは『かわうちの湯』へ。朝風呂に入り、体を伸ばした。

『カエル』のメダルを作製している古民家窯元で陶芸体験

さっぱりしたところで、野内さんとともに『土志工房』へ。『ランナーズ・ヴィレッジ川内村』では、蕎麦打ちのほかに、陶芸体験もできるのだ。

『土志工房』は、川内村に窯を構えて25年以上になる、古民家窯元。里山の木、土、草などの自然素材を生かした作品を、工房を営む志賀敏広さん、志津さんのご夫婦が制作していて、娘の風夏さんが手伝っている。土志工房は、県内から移築した江戸時代・文政年間の古民家も所有しており、こちらを陶芸教室や演奏会などを行うイベントサロンとして活用している。
記事のはじめにお伝えした通り、『川内の郷 かえるマラソン』の参加賞である陶製の『カエル』のメダルを作製しているのが、この土志工房だ。一つひとつが手作りのため、参加者全員分を作るのに4か月以上要すという。

この日、サホさんが体験したのは、横長の皿の制作。あらかじめ志津さんが作っておいてくれた土台にデザインすることからスタートした。志津さんによると、初心者が粘土をこねることから始めると、形にするのが難しいとのこと。そのため、土志工房の陶芸教室では、基本的にこうしているそうだ。サホさんは真剣な表情で、草木を使って皿の模様をデザイン、そして形をつけるという、素焼きの前段階の作業を経験した。
最後に、皿の裏に自分の名前を入れたサホさんは「どんな風に仕上がるか、出来上がりが楽しみです」と笑顔を見せていた。

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古民家窯元の土志工房
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野内さんとサホさんに手ほどきをする志津さん(中)
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志津さんが振る舞ってくれた彩り鮮やかなランチに相好を崩すサホさん
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土志工房が所有する江戸時代・文政年間の古民家

草野心平のゆかりの地で文学の空気を吸い込む

土志工房を後にしたサホさんが、次に向かったのが『天山文庫』だった。ここは、草野心平が寄贈した蔵書3000冊をもとに、1966年に建てられた社会教育施設。趣ある茅葺き(かやぶき)屋根が印象的な、木造の建物だ。日本建築の権威である山本克巳によって設計されたという。一般的な図書館同様に、本の閲覧や貸し出しも行っている。

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茅葺き屋根が特徴的な『天山文庫』の前で

著名な詩人である草野心平は、福島県いわき市出身。モリアオガエルが縁となって、たびたび川内村を訪れるようになり、1960年には名誉村民に。その褒賞のお礼にと寄贈したのが蔵書3000 冊だった。文庫の設立にあたっては、井上靖や川端康成といった文壇の重鎮が、発起人として寄与したという。

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左のパネル写真の草野心平と同じポーズをとるサホさん
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酒樽を逆さにした草野心平の書庫で本を読むサホさん

この『天山文庫』の手前側には、『阿武隈民芸館』がある。川内村に古くから伝わる民芸品や出土品などを展示保存する目的で作られた『阿武隈民芸館』は現在、草野心平の資料館になっている。

川内村の中でも、『天山文庫』と『阿武隈民芸館』があるところは、一種、独特の雰囲気が漂う。体育会系のサホさんも、「ここにいると読書家になれそう」と文学の空気に包まれていた。

ランと文学、つまり、“動”と“静” の両方の体験ができるのも『ランナーズ・ヴィレッジ川内村』の魅力の1つかもしれない。

今回のラントリップの締め括りは、『あれこれ市場』。
『かわうちの湯』の駐車場内にある『あれこれ市場』は、地元の新鮮野菜が揃っている。川内村グッズやお土産品も豊富だ。お酒好きのサホさんは、昨年完成したばかりの地酒・「歸宴(かえるのうたげ)」をお土産にした。

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地元の新鮮な野菜が揃うあれ・これ市場
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お土産の『歸宴(かえるのうたげ)』を手に「はい、ポーズ」

サホさんにとって、川内村で過ごした2日間は、とても濃い時間だったようだ。

「本当に楽しかったです。春浅いこの時期の川内村もいいですが、今度は是非、夏に来たいですね。ランニングコースの種類が多いというのも気に入りました。スタンプラリーでカエルの石像を見つけながら走るというのも面白いかもしれませんね」

阿武隈山地に囲まれた手つかずの自然が残る、人口3千人ほどの小さな村。川内村にはランもトリップも満喫できる魅力がたくさん詰まっている。

みなさんも、ぜひランナーズ・ヴィレッジで最高のラントリップ と地元の人との交流をしてみませんか。

ランナーズヴィレッジ川内村への宿泊をご希望の方は、いわなの郷体験交流館 館長(竹内)まで電話にてお問い合わせください。
電話:0240-38-3181

 


ランナーズ・ヴィレッジ
四季によって景色が変わる日本の地域は、訪れる人の心身をリラックスさせ、活力を与えてくれます。地元の人しか知らないスポットを繋いだランニングコースを、初級者用から用意しました。
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