エリート養成プログラムでベルリンに挑む市民ランナー【 私の練習日誌VOL.2】アディダス「SPEED SQUAD」

4月よりスタートしたSPEED SQUAD(スピードスクワッド)は、アディダスが全世界で展開しているランニングコミュニティ「AR(adidas Runners)」のエリート養成プログラム。選考により選ばれた男女9名のメンバーで活動がスタート。アディダス契約専属のランニングコーチやトレーナーのサポートのもと、メンバー個別ではなく、定期的な合同のトレーニングセッションを実施しています。メンバーたちは9月のベルリンマラソンでの目標達成に向け、切磋琢磨しながら日々のトレーニングに取り組んでいます。前回の練習会の様子はこちらから。

4月より、9名のメンバーの日々のトレーニングを【私の練習日誌】としてご紹介しています。毎月の練習会での学びを持ち帰り、実践での積み重ねがベルリンマラソンに近づく一歩に。セレクションまで2か月となった5月をいかに過ごしたのか。笑顔の中にも真剣な眼差しが垣間見えるメンバーの個性溢れるパーソナリティもお楽しみください。

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私の練習日誌

「エリート養成プログラムでベルリンに挑む市民ランナー【 私の練習日誌VOL.2】アディダス「SPEED SQUAD」」の画像©2018 Sushiman Photography

青木 純(あおじゅん)

■月間走行距離:316km
■5月のトレーニング:
5/4  400×6<R100>(70)+変則1000m(3’01) 、5/5  adidas練習会13kmビルドアップ、5/13 仙台国際ハーフ (70’17)、 5/19 adidas練習会 5000m(16’41)+3000m(9’20)+1000m(2’53)+400m(64)、5/20 トレイル試走 41.6キロ (6:30:00)、 5/26 茨城県記録会 800m (2’02”14)、1500m (4’09″71) 、5/27 12000mペース走 (40’50)、 5/30 1000m×5(3’02〜2’53)
■5月の振り返り:
仕事が忙しく平日の練習量が減ってしまった。それでも昼休みに4km走、休日に走り溜めをしたり工夫して月間300km走れた。 上旬は身体が思うように動かなかったが、後半になるにつれ調子が上がってきた。 中野さんに学んだレース後のリカバリー方法(食事やストレッチ等)を実践することで、翌日の疲労が軽減することを体感できた。6月はレースが続くので、1回1回しっかり追い込めるように十分なケアをして疲労を溜めないようにしたい。
■6月に向けて:
6/3(日)の奥久慈トレイル30kと6/24(日)の富里スイカロードレース5k優勝を目指す。7月にはトラックで行われる茨城県選手権(正式名称:第73回茨城県陸上競技選手権大会)があるので、高校生に負けないように、スピードの質をあげていきたい。

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秋山 太陽(Taiyo)

■月間走行距離:460km
■5月のトレーニング:
20km走(3’46/km)、25km走(3’50/km)、山中湖ロードレース(half:3’22/km) 、13kmビルドアップ走(3’40-3’00/km)、5000m~400mのインターバル (3’20-2’30/km)
■5月の振り返り:
フルマラソンでダメージを受けた身体の調子を戻していく月。 月末の山中湖ロードレースを念頭に、満遍なく色々なメニューを組み、予定通りこなせた。
■6月に向けて:
月末の合宿を念頭に、調子を上げていく。5月よりも短く高負荷のメニューを組む予定。

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朝倉 和眞(クラクラ)

■月間走行距離:470km
■5月のトレーニング:
平日:朝夜に30〜40分jogと体幹トレーニング。
休日 :13km走(3’40〜2’55/km)や22km走(3’45〜05/km)の距離走、1000×4(2’49)や2000+1000などのスピード練習を実施。1500mと5000mのトラックの試合に出場した。
■5月の振り返り:
距離走をすることで、長い距離にも身体が適応できるようになってきた。一方で、1500mではシーズンベストを更新(3’53″65)。トラックとの両立も図れていて、概ね予定通りの練習がこなせている。今月からリカバリーに関する勉強を始めた(スポーツ栄養学)。
■6月に向けて:
月間400km。練習の質と量が上がっているため、怪我に気をつける。

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木村 泉穂(Mizuho)

■月間走行距離:250km
■5月のトレーニング:
平日:週1でスピード練習、1km×5本(ave 3’50)、300×10本(ave 63)、3km-2km-1km(12’27-7’57-3’40)、1km×2本(3’28-3’33) 他の日は30~60分jog。
休日:峠走を2回、3km+5kmのペース走(11’54-21’28)
■5月の振り返り:
スピード強化に特化した1か月。月末に定点観測のため1km×2本を実施。3’28-3’33と想定を上回るタイムで走れた。ただ、もう少しスピード感覚を身に付けるためにペース走を取り入れたかった。休日の峠走はいい脚づくりになった。体重は-2kg、4月に立てた目標はほぼクリア! 強度の高い練習を行うことでスピードがついてきたと実感。練習でも調子がよく、目標達成に向けモチベーションもかなり上向いている。こんなとき不調のサインに気づきにくいので故障には気を付けたい。
■6月に向けて:
週1回のスピード練習で更にスピードの底上げを図る。月1、2回10~20kmのペース走を行うことで苦手なスピード持久力を強化。練習強度が高いのでストレッチや栄養補給、休養も意識する。

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属 美緒(みお)

■月間走行距離:252km
■5月のトレーニング:
(月) jog (火) サーキットトレーニング (水) jog (木) スピード練 (金) jog (土) 距離走又はjog (日) レース
■5月の振り返り:
4月から7週連続大会に出ていたので、コンディショニングがとても難しかった。5月中旬、3000mで目標としていた11’40を切ることができ、厳しいコンディションの中でも結果を残せたことが自信に繋がった。
■6月に向けて:
250km以上 。距離を伸ばしつつ、下旬の記録会で3000m 11’30 切りを目指します!

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下島 千明(Chiaki/クララ )

■月間走行距離:219km
■5月のトレーニング:
AR sessionで3’20/kmのインターバル、20km弱のビルドアップ走、2時間起伏走、2週連続のハーフマラソン等、速筋と遅筋をバランス良くトレーニングできた。筋トレは回数を減らし強度を上げることを意識。トライアスロンの大会にも出場。
■5月の振り返り:
動的・静的ストレッチで可動域が広がり、右大腿筋の柔軟性が高まったこと、積極的なアイシングと栄養バランスの取れた食事で回復力がアップし、RunだけでなくBikeとSwimのパフォーマンスも向上した。身体的・精神的な変化を如実に感じ自信に繋がった。9月のベルリンと7月のデュアスロン世界選手権、世界の舞台で積極的なレースを展開するための身体作りが課題。ランニングシューズの“Sub2”は“takumi sen boost”と比べ、加速力こそ落ちる印象だが、レース中の痙攣を防ぎ、安定したパフォーマンスを維持できるお気に入りの一足。本番も相棒と臨みたい。
■6月に向けて:
月間250km。セレクションと世界選手権に向けて、コンディショニングに集中する。継続的にトレーニングをし続けることが、どんな練習よりも世界への近道!

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日高 久登(ひさぽん)

■月間走行距離:292km
■5月のトレーニング:
ポイント練習(週3回):20km走(5’00〜4’00/km) / 400m×12本 / レペティション3000-2000-1000-400
リカバリーjog (毎朝):5〜8km ※負荷55%心拍数122となるよう体調に応じてペース設定
補強トレーニング (毎日):練習前の動的ストレッチ、練習後の静的ストレッチを実施。ドローインは就寝前や仕事の合間の休憩時間、通勤時(自転車)に実施。
■5月の振り返り:
走り始めて3年目で始めての故障。5月上旬は膝の痛み (腸頸靭帯炎) に苦しみ、追い込んだ練習ができなかった。セッション2で学んだアイシングや栄養学、セッション3で学んだ大臀筋と大腿筋膜張筋のストレッチを取り入れ、5月下旬にはほぼ痛みがなくなった。中野氏、安喰・寺嶋コーチのアドバイスを取り入れ、トレーニングを実践。強度を心拍数で換算し、フォーム改善を意識したjogを取り入れることで走力の向上を実感できた。他のメンバーのトレーニング内容やSNS投稿、走るフォームに刺激を受け、日々モチベーションを保ち練習を積むことができている。故障は辛かったが、学ぶ事が非常に多かった。セッションで学んだことを実践できた1か月だった。
■6月に向けて:
350km走り込む。スピードを取り戻すため、1000m×︎5、2000m×︎3のインターバルなどスピードトレーニングに重点を置く。筋持久力強化を目的に5000mレペテーション(2〜3本)も実施したい。

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藤田 大夢(ひろむ)

■月間走行距離:322.3km
■5月のトレーニング:
走る前:臀部を中心に補強とドローイン
ポイント練習:1km×5本、2km×3本、20000mペース走、400m×10本 など Restを短く心拍数を上げた状態でラストは基本的に3‘00/kmを切るペースで。
ジョグ:10-15kmを4’30程度、40kmLSDも実施
■5月の振り返り:
SPEED SQUAD練習会では、毎回最後までペースを維持できないので、地元での練習はインターバルのRestを短くし、終盤キツイ状態でも粘る練習を軸に行なった。レースは入れず、実践練習の中で目標の5000m 15’30で走る力がついてきたように思う。学生時代も今も、短い距離は3’00-05/km、長い距離は3’20-30のペースが1つの壁になっている。ドローインや臀部の補強トレーニング、朝倉さんと青木さんに聞いた練習に対する考え方がしっくりきたので、新たなアプローチを試した。
■6月に向けて:
月間600km。 特に臀部の使い方を臀部に染み付かせる。きつく感じるペースを上げる。

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邊見 勇太(へんみったー)

■月間走行距離:200km
■5月のトレーニング:
平日: 6〜10km jog / 動き作り
休日 :5/20 ホノルル駅伝(9km×2) 、SPEED SQUAD練習会、20km走
■5月の振り返り:
年明けから月3本以上試合に出ていたが、今月は1本のみ。休日を使ってしっかりと走り込むことができた。ターゲットとしていたホノルル駅伝では9kmを2本、30度近い過酷な条件の中で大崩れすることなく暑さに打ち勝つことができて自信に繋がった。社員全員で襷を繋ぎ完走。改めて駅伝の楽しさを味わえた。
■6月に向けて:
月間250km。5000mを15分台で走り、全てのレースを楽しみたい。

それぞれの1ヶ月を過ごしたSPEED SQUADメンバーたち。6月のセッションを経て、いよいよ7月はベルリンマラソン出場をかけたセレクション。どこまで理想の状態で仕上げられるか。己との闘いが続く。メンバーはこのSPEED SQUADのセッションの他にもAR(adidas Runners of Tokyo)のセッションをうまく活用しながら日々のトレーニングに励んでいる。全国各地から集まった勇者9 名の活躍から目が離せない。

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■adidas Runners of Tokyo(AR Tokyo)とは

adidas Runners of Tokyoは、2016年9月に日本で発足。ランニング初心者から、シリアスなサブ3ランナーまで、様々なタイプのランナーに合わせた幅広いコンテンツを用意。プロのランニングコーチによるセッションや、フィットネスプログラムなど、「自分を高めたい」という思いを叶えるハイレベルなプログラムで、ランナーたちを更なる高みへと導く本格的なサポートをしている。また、ベルリンやソウルなど、海外のコミュニティとの共同セッションや、ヨガ・フットボールなどカテゴリを超えてのコラボセッションなど、ユニークなコミュニティ活動をきっかけにメンバー同士が深く繋がるなど、楽しみながら成長できるのも魅力の一つ。

【adidas Runners of Tokyo】:https://shop.adidas.jp/running/community/

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