目から鱗!! Reebok契約トレーナーが直接指導するトレーニングプログラムが面白い

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先日発表のあった、新丸の内ビルB1Fにあるランニングステーション『MARUNOUCHI Bike&Run』で行われている『Reebok Fitness Running Session』。こちらは、フィットネス界のプロフェッショナルとして活躍する方々が、ランニングについてだけでなく、トレーニング要素のあるランニングセッションを直接指導してくれるもの。

筆者が体験したのはある金曜日の夜。いつもならば、のらりくらりと皇居を2、3週回って終わりになりそうなウィークエンドの過ごし方でしたが、『Reebok Fitness Running Session』を体験して、良い刺激を受けることができました。リーボックにとってのランニングは、タイムを縮めることを最大の目標にしていません。それよりも、全てのフィットネスのベースを作るための要素としてランニングを捉えており、「フィットネスランニング」を提唱しています。

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筆者のように、「走る生活」に小慣れてしまったランナーにとって、新たな視点を与えてくれるようなトレーニングプログラムでした。

興味深いのが、Reebok契約トレーナーがランニング専門ではないところ。これまで、ランニング方法を指導してくださるトレーナーには何人かにお会いしましたが、同プログラムで揃っているのは、フィットネス界のプロフェッショナル。

当日、指導してくれたのは、元プロバスケットボール選手で、現在は、パーソナルトレーニングからアジリティトレーニングまで幅広い指導を行う土嶺雄一さん。非常に明るい性格の方で、参加者全員に声をかけて、うまくモチベーションを上げてくれていました。また、理論的な指導なので、トレーニングのキツさの中に、次に繋がる希望を見出すことができました。

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この日のトレーニングは皇居周辺の広場にてダッシュトレーニング。19時半に『MARUNOUCHI Bike&Run』に集合した参加メンバーは一緒になって現地に向かいます。今回初めて参加するという女性の方は、同施設へのアクセスが良くて以前から気になっていたとのこと。箱根駅伝ファンで、自らも走ろうとここにエントリーしたそうです。

土嶺さんのトレーニングは理論的。まず。大切なのは私たちの姿勢であると教えられます。胸を張って姿勢を良くしていないと、酸素の取り込む量が少なくなります。スマホやデスクワークの多い現代では、どうしても猫背になりがちなシーンが多い。ですが、しっかり胸を張ることをクセづけていないと、フルマラソンという長距離を走る際にも影響が出てきます。この胸を張るという姿勢は、この日の全てのメニューで肝となっていました。

また、フルマラソンで前腿を痛めてしまう方への注意として、膝で走り過ぎていると指摘がありました。長い距離を走る際に、足への負担をなるべく少なくするのはフルマラソンでは大切なポイント。わかっていても、なかなか上手に足をつけないですよね。

そこで、土嶺さんは、股関節や大きな筋肉をうまく使うトレーニングを提案してくれました。

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足を交互に後ろに引きつつ、そのまましゃがむトレーニングでは、重心の位置が大切。猫背のまま重心が前方にかたよってしまうと、前腿に負担が。膝が前に出過ぎぬよう、重心の位置を気にしながら腰を落とす。足に気を取られすぎて、胸を張ることも忘れてはいけません。

姿勢の重要性が体に叩き込まれます。そのまま次のトレーニングへ。シンプルでいながらもとてもキツかったのが、この腿上げ。リズムをつけながら腿を上げるトレーニング。男性が片足100回ずつ、女性が片足70回ずつ輪になって取り組みます。30回を超えるあたりから、足が随分と重たくなる感覚に。50回を超えると90度まで上げるのが困難になります。土嶺さんが背を向けている間にサボったりするとすぐにバレてしまいます(笑)。泣き声と笑い声が混ざったような声を出しながらなんとか100回をクリア。姿勢ももちろん大切です。

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続いて、スネにある筋肉のトレーニング。土嶺さん曰く「非常に地味なトレーニング」ということメニューは、カカトを支点にして、つま先を地面に打つというもの。ただ、これ、地味なくせにとんでもなくキツい。普段、意識したことのないスネの筋肉が、悲鳴をあげていました。

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さらにダッシュ力を上げるトレーニングとして、これまでやった腿上げの進化版に進みます。全身の体重を土嶺さんに預け、その場で腿上げ30回。その後、土嶺さんが手を離すので、そのまま20mのダッシュ。この時も姿勢が大切。このトレーニングではダッシュ力が上がったことを実感できます。

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土嶺さんのトレーニングでは、これ以外にも、ジョギングを入れたりストレッチを入れたりと、筋力トレーニングの合間に、リズムよく指示が入ります。なぜ、このトレーニングを行うのか、その理由と効果についても丁寧に解説してくれるので、非常にモチベーションが上がります。

最後に100m以上のダッシュを入れて終了。

一流のフィトネストレーナーから直接指導を受けることは、そうないチャンスですので、これはとても良い機会となりました。筋トレだけでなく、フルマラソンにも繋がるヒントをいくつも与えてくれるので、刺激をもらいつつ、翌日からのランニングにも生かせること間違いなし。いつもランニングに小慣れてきたランナーの皆さん、時には別の視点でランニングを見てみると新たな気づきがあるかもしれませんよ。

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■URLhttp://reebok-bmh.resv.jp/reserve/calendar.php?x=1501586429&pc=1
(※プログラムへの申込み、今後の詳細なスケジュールは上記URLよりご確認下さい)

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