大迫傑、遠藤日向、服部勇馬が惚れた「ナイキ エア ズーム ペガサス34」の魅力

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アベベ・ビキラがローマオリンピックのマラソンを裸足で走り、金メダルを獲得したのは今から57年前の1960年である。それから4年後、1964年の東京オリンピックでアベベ・ビキラはオリンピックのマラソン2連覇を達成した。彼が裸足で先頭を駆け抜けたローマオリンピックからこの57年の間で、ランニングシューズはものすごい勢いで変化を遂げてきた。

近年で最もその象徴となったのが、ナイキのBreaking2のマラソンを、2時間00分25秒で走ったエリウド・キプチョゲ選手が履いていた“ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート”の登場である。それは、カーボンプレートを内蔵した画期的なシューズである。しかし、超一流ランナーが履くのは、なにもレース用のシューズだけではない。むしろ、それ以外のシューズを履く時間のほうが長いのだ。

今回紹介する“ナイキ エア ズーム ペガサス 34”は、ロンドンオリンピックとリオオリンピックの5000mと10000mの2大会連続の2冠を達成した、イギリスのモー・ファラー選手も愛用するモデルである。そして、日本でも大迫傑、遠藤日向、服部勇馬という3人の超一流ランナーが、このナイキ エア ズーム ペガサス 34を現在愛用している。

東京オリンピックでのアベベ・ビキラのオリンピックのマラソン2連覇の快挙から、半世紀ほどが経ち、オリンピックの舞台が再び東京へ戻ってくる。それぞれのアプローチで、2020年の東京オリンピックを目指す3人のアスリートに今回、ナイキ エア ズーム ペガサス 34に対する、それぞれの考えを訊いた。

 

日本の長距離界を担う絶対的エース:大迫傑

“とてもバランスが良いシューズ”

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今年4月のボストンマラソンで、3位という近年に見ない日本マラソン界に残る快挙を達成した大迫傑選手は、日々のトレーニングの中で重要な点の一つとして、こう話している。

「トレーニングの質を高めるためや、怪我を予防するためにも、練習に応じたシューズの履き分けは重要だと考えています」

この言葉は、果たして何を意味しているだろうか。例えば、マラソンやそれに近いロードの練習ならスピードを最大化し優れたエネルギーリターンをもたらす反発感とクッションを提供する“ナイキ エア ズーム ヴェイパーフライ 4%”、ウエイトトレーニングなら柔軟性の高いソールを採用して自然な動きをサポートする“ナイキ フリー”、普段のジョギングならこの“ナイキ エア ズーム ペガサス 34”といった具合にそれぞれのシーンに応じてシューズを使い分けている。

その中で、このナイキ エア ズーム ペガサス 34については、こう話している。

「とてもバランスの良いシューズで、普段のジョギングや、レースでのウォーミングアップでも使用しています」

大迫選手は、アメリカに拠点を移してから、芝やウッドチップの上など、不整地の上でジョギングをすることを重要視してきた。日本に帰国したときのジョギングも、舗装道路ではなく芝などの不整地で走ることが多いという。不整地を走るうえで、このバランスの良いナイキ エア ズーム ペガサス 34が最適であるのだ。負荷の強い練習やレースだけでなく、バランス良く走るジョギングやウォーミングアップ、その日々の積み重ねが、ボストンマラソンでの快走や彼の活躍の基礎となっているのだ。

アメリカのナイキ・オレゴン・プロジェクトに所属する大迫選手は、ボストンマラソンで3位に入った後に日本で少し休養した後、再びアメリカでトレーニングを積んだ。その後アメリカでマラソン後の復帰戦として5000mのレースに出場した後、日本に帰国し、見事に日本選手権の10000mで2連覇を達成した。

 

ボストンマラソンで大迫選手に先着した、大迫選手のチームメイトのゲーレン・ラップ選手は、ボストンマラソンの疲労からか、今年のアメリカ選手権の10000mで9連覇を逃した。リオオリンピックのマラソンで銅メダルを獲得した実力のあるラップ選手であっても、マラソンから2ヶ月後のトラックレースへの復帰は簡単なものではなかった。しかし、大迫選手はボストンマラソンから2ヶ月後のトラックレースでも、“日本の長距離界を担う絶対的エース”として、日本人選手の誰にも先頭の座を譲らなかった。彼自身の確実なレベルアップを感じさせる圧巻の走りであった。

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激しいレース後も、大迫選手の足元を守るナイキ エア ズーム ペガサス 34

大迫選手は、ナイキ・オレゴン・プロジェクトに入った頃の自分と比べて、走る事以外でもレベルアップしていると話した。

「ナイキ・オレゴン・プロジェクトに入った頃は、(大迫選手のコーチである)ピート・ジュリアンコーチとレース計画や練習内容などを相談する時に、うまく自分の考えを伝えられなかったのですが、最近では自分の考えをコーチにうまく伝えられるようになり、コーチとディスカッションすることもあります。彼は私のことをすごく考えてくれていて、とても信頼しているコーチなので、これからもコーチと一緒に頑張っていきたいと思います」

日本選手権の後に行われた、7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会の10000mで、ロンドン世界選手権の参加標準記録である27分45秒に挑戦し、ロンドン世界選手権への切符を狙った。しかし、惜しくも1.6秒ほど届かない、27分46秒64の2位に終わった大迫選手。この日の網走は異常気象で、高温多湿の悪条件。タイムは伸びなかったが、それでも、その走りは彼が今まで走った10000mの中で一番、強く美しいものであった。

大迫選手は、2015年の5月31日にアメリカのオレゴン州で開催されたプリフォンテーンクラシックでの10000mで27分45秒27というタイムで走っている。今回のホクレン・ディスタンスチャレンジと同じようなタイムで走っているが、今回は、高温多湿の悪条件でズルズルと落ちてくるケニア人選手を一人一人抜いていく強い走り。タイムは2年前と同じように見えても、その中身が違った。数年前の彼の走りよりも数段とレベルアップしていたのである。

ロンドン世界選手権の出場は叶わなかったが、この後は休養に入って、また再始動する大迫選手。今後も“日本の長距離界を担う絶対的エース”の力強いレースから目が離せないだろう。

 

高校ナンバーワン実業団ルーキー:遠藤日向

“反発もあるけどクッションもある”

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遠藤日向という、弱冠18歳の若者の話す言葉は若々しくてキレが良い。3000mで7分59秒18という高校記録や、国体3連覇 (1年は3000m、2,3年は5000m)やインターハイを1500mで優勝するなど、同世代では高校ナンバーワンの実績を持っている。しかし、遠藤選手が選んだのは大学進学や箱根駅伝ではなく実業団。住友電工で切磋琢磨し、東京オリンピックをトラック種目で狙うという青写真を描いている。

そんな彼が、普段のジョギングで愛用しているのが“ナイキ エア ズーム ペガサス 34”である。少々笑いながら、ナイキのシューズとの思い出を赤裸々に教えてくれた。

「ナイキのシューズとの初めての出会いは高校1年の時の国体で、その時はマトゥンボというスパイクをぶっつけ本番で履きました。そんなこんなで、今もナイキのシューズを愛用しています。ナイキ エア ズーム ペガサスシリーズは、ペガサス 33から履いていて、今回ペガサス 34を履いた時に感覚の良さにびっくりしました!菅平で合宿をした時に、クロカンの不整地でもこのペガサス 34は安定感がありとても良いし、ロードの上では反発があって進む進む。それでいてクッション性もすごくある。お気に入りです」

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日本選手権男子1500m予選:3分42秒98で走り自己記録を更新した遠藤選手 (中央)

遠藤選手は3月に高校を卒業したばかりだが、その数ヶ月後、6月の日本選手権ではその成長を見せた。実業団チームの住友電工に入社してからは、スピード練習を主に力を入れてきたという。

「今年の1500mは3分41秒台を目標にしてきました。日本選手権の予選で、ウォーミングアップの感覚があまりよくなかったにもかかわらず、3分42秒台で走れたことで自信になりました。その勢いで、決勝では優勝が目標だったので、2位という結果は非常に悔しいです」

悔しさの中にも、少しばかりの成長を感じとっていた。また高校から実業団への練習環境の変化にはこのように話した。

「実業団に来てから変わったのは、練習の段階から自分で考えてやるということです。高校の時は先生に言われるがままにやっていました。住友電工の先輩たちは単に与えられるだけでなく、練習の流れや意図をしっかり考えてトレーニングをしている。僕はまだそこまで出来ないんです」

とは言っても、まだ18歳。8月に19歳を迎える成長著しい若武者にとって、すぐに実業団の環境になれるのも、さぞかし簡単ではないだろう。それでも、7月に行われたホクレン・ディスタンスチャレンジ北見大会の3000mでは、7分54秒79のジュニア日本記録を樹立し、自己新記録をマークした。

「春は1500mでスピードを磨いたので、秋は、駅伝とトラックの5000mで頑張ります!」

と、実業団初年度の初々しい彼らしい姿が印象的だった。今後も遠藤選手の活躍に期待したい。

 

2度目のマラソンでサブテン達成:服部勇馬

“フィット感に優れていて距離走でも使う”

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服部選手は落ち着いていて冷静である。それは普段の話し方、競技への姿勢、レースぶりにも見て取れる。知的な選手であるという印象を受ける。服部選手は東洋大学時代は、出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝そのいずれもで区間賞を獲得し、大活躍。また、2014年の2月には熊日30キロロードレースで30kmの日本学生記録、日本歴代3位である1時間28分52秒を樹立した。トヨタ自動車に入社してから、社会人1年目のニューイヤー駅伝では、チームは優勝こそ逃したものの、エース区間の長丁場で、チームを2位に押し上げる走りをした。そして、今年2月の東京マラソンでは2回目のマラソンにして、サブテンである2時間09分46秒を記録した。彼はロードのレースに滅法強い。

そんな彼が、普段のジョギングに加えて、ロードでの距離走で使用するというのが、この“ナイキ エア ズーム ペガサス 34”である。

「昔はマメがよくできていていたので、良いシューズでマメが出来ないように足裏を守らないといけないな、と考えるようになりました。このシューズは自分の足にとても一体化していてフィット感が良くホールドされている感じですね。また、このシューズは接地してからの抜け方が良いので、そういったマメの問題も解消されるようになりました。そういったこともあって、ロードでの距離走でも履いています」

また、話題のナイキ エア ズーム ヴェイパーフライ4%については、彼なりの冷静な分析を述べた。

「良いシューズはそれを履きこなせないと、使いこなせないと意味が無いです。ナイキ エア ズーム ヴェイパーフライ4%を履きこなす為には、まず練習がしっかり出来ていること、このシューズの良さを引き出せるランニングフォームが完成されていることが必要です。ですから、このシューズを履くには一度考えて、しっかりと自分に合ったシューズを選んでいきたいです」

つまり、その為の下地となる練習を積み上げていくためには、ナイキ エア ズーム ペガサス 34がもちろん欠かせないということなのである。

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日本選手権男子10000m決勝:積極的に先頭集団でレースを進めた服部勇馬選手 (右端)

トラックレースは、あくまでマラソンで結果を出すためのものであって、彼にとってのメインイベントはやはりマラソンだ。そんな服部選手は次のマラソンレースの目標を12月の福岡国際マラソンだと話す。

「昔に比べてランニングエコノミーが上がってきています。マラソンの距離で、練習でもレースでも30〜35kmぐらいまでの余裕度が年々上がってきているので、練習をしっかり出来ていれば、それをレースで発揮するだけです。いい走りが出来ている時ほど、勝負所になった時に妙に落ち着いているのに、(調子がいいから)体が勝手に反応して冷静にレースが出来ます。これからもしっかりと練習を頑張ります」

冷静沈着に自己分析をしながら、しっかりとその先を、3年後の夏のマラソンを見据えている服部選手の姿が印象的であった。

 

ナイキ エア ズーム ペガサス 34の優れた機能性

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ナイキ エア ズーム ペガサス 34は、改良されたフライメッシュ素材が抜群の通気性を発揮し、さらにそのフィット感の良さを印象づけている。このシューズを履いた者はそのフィット感に驚くだろう。また、新しくなったフライメッシュアッパーは、半透明のモノフィラメント(単繊維)糸を採用し、軽量化と通気性の向上を実現している。さらに、足の自然な動きを促すために、かかと部分には丸みを付け、かかと外側に向かって傾斜をつけてある。

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ナイキ エア ズーム ペガサス 34には、上質なクシュロンST フォームに、前足部と、かかと部分のナイキズームエアユニットを組み合わせている。これらが相乗効果を発揮し、反発もありつつのクッション性を実現し、さらにバランスの良さを生み出している。このシューズを愛用する大迫傑、遠藤日向、服部勇馬、この3人の考えは、①バランスの良さ、②反発+クッション性、③フィット感の良さと、まさに“三者三様”であった。つまり、それらのトップアスリートのトレーニングから、一般ランナーのレースまで幅広く対応するオールラウンドなランニングシューズ、それがまさに“ナイキ エア ズーム ペガサス 34”なのである。

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すしマンが執筆した記事

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