2016年12月26日

「温泉vs銭湯」「バルvs居酒屋」…京都ラントリップで選ぶならどっち?

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米国の旅行雑誌『Travel + Leisure』で発表される読者投票「ワールドベストアワード2016」。こちらで2年連続で「人気都市1位」を誇っていた京都。最新版のランキングが発表されて、1位は米・サウスカロライナのチャールストンとなってしまいましたが、6位にランクインするなど、未だに国内外から注目を集めています。アジア地区でも京都が3位につけています。

さて、そんな京都ですが、ラントリップマガジン読者も多く訪れているかと思います。もし、ランナーの皆さんが京都を訪れたら、どのような観光が似合うのか。今回は「ランナー×京都」について考えてみます。

京都市は、南北と東西に直交する「碁盤の目」の道が特徴的。周回コースが苦手なランナーにとっては、見どころ満載で碁盤の目となっている京都の街は走りやすいコース。夏場は暑くて日中は走れませんので、冬の時期に訪れる方も多いかと思います。

とはいえ、ランニングばかりでは疲れてしまうので、自転車を借りて巡る方も。ただ、この自転車は要注意。書籍『京都に行く前に知っておくと得する50の知識 – 初心者からリピーターまで、京都に行くならどっち! ?』では、京都をめぐるには「自転車」と「徒歩」、どちらが良いのかについて、“京都の達人”とも言われる著者・柏井壽の率直な意見が紹介されています。

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さて、この問題、結論からすると、圧倒的に「徒歩」が良いとのこと。というのも、京都は駐輪スペースが少ないんですね。レンタサイクルを借りても、なかなか駐車が難しいことが多く、また、日中の四条通は自転車の通行が禁止されているのです。

市内の高低差があるのも問題。京都市は北から南にかけて傾斜があるのです。となると、自転車では登りの傾斜を痛感することになるのです。そういう点では徒歩で巡った方が動きやすいですよね。

京都めぐりは自転車よりも徒歩が吉。バス移動や電車移動も多くなると思うので、ここは徒歩を優先してみては。もちろん、ランナーにとっては走ってめぐることが京都の奥まで知る機会となるでしょう。

そんなランナーが汗を流すには、温泉と銭湯、どちらが良いのでしょうか。これも悩ましい問題。温泉と銭湯、この2択だと後者を選んだ方が、京都を深く味わえるようですよ。

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まず、温泉ですが京都にないわけではありません。「湯の花温泉」「天橋立温泉」などがあります。しかし、著者の柏井さんが「京都のような雅な場所に温泉は似合わない」と語るように、京都と温泉はいささかミスマッチなのです。

逆に銭湯はというと、京都と切っても切れない関係にあったそうです。半世紀ほど前までは京都では内風呂のある家が少なく、銭湯が良いが多かったのです。

「日暮れどきともなると、プラスティックの洗面器を持って、いそいそと銭湯に向かう姿は見慣れた光景で、内風呂があっても銭湯に通うという都人も少なくなく、京都と銭湯は切っても切れない関係だった」(同書より)

いまでは内風呂のある家が主流となっているので、こういった光景はやや珍しいものとなっていますが、京都には「銭湯文化」がしっかりと根付いているようです。柏井さんがおすすめするのは、「船岡温泉」。

ここは名前こそ温泉となっていますが、立派な銭湯。脱衣所の天井、欄間を見上げてみると、見事に細工がされているのです。柏井さん曰く、牛若丸や鞍馬天狗など、極彩色で彩られた木彫りは西本願寺の唐門に勝るとも劣らないとのこと。これらの木彫りを我がことのように自慢するおじいさんがいるのも、銭湯の良さです。

最後に京都の夜を楽しむならば、居酒屋とバルはどっちが良いのでしょう。これは、もう圧倒的に居酒屋。京都という日本文化の象徴である場所ですから、居酒屋が圧倒的におすすめ。

京都らしい雰囲気を味わうには、たくさんのお店があります。「神馬」「月村」「まんざら亭」などと夜を楽しむためのお店のヒントが同書で紹介されています。筆者の個人的なおすすめは赤垣屋。こちらも京都を堪能するためには、グッドチョイスだと言えます。

「京都に行く際にまよったらこっち」と“京都の達人”が指南してくれる同書。この年末年始に京都をラントリップするランナーの皆さん、参考にしてみてはいかがでしょう。

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