2016年11月24日

35歳は“活躍”のスタート地点!元博報堂顧問の小沢正光さんが語る「35歳有名人説」とは

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「巨人の旅」を意味するというトレイルランニングのレースをご存じでしょうか。これは、4000メートル級の山々が点在するイタリアのヴァッレ・ダオスタ自治州で開催されるレース「トル・デ・ジアン」のこと。州内330km、累積標高差24000mのコースを150時間内で走ります。

そんなタフなレースで日本人最高位の50位に入ったのが、星野耕平選手(42歳)です(参加選手770人)。星野選手は、この自然を相手にしたレースで見事な成績を残しました。

実は星野選手がトレイルランナーになったのは最近のこと。35歳になってから同競技をスタートさせたのです。それまではサーフィンに没頭しており、カラダひとつで自然と交わるというポイントが同じで、トレイルランをはじめたようです。

35歳から新たなスポーツを始めるなんて、なかなか敷居が高そう。また、35歳は、「いい年齢だから……」と色々と遠慮がちになる頃ですよね。しかし、実はこの35歳から数年が、人生で最も脂ののっている時期だと言えそうです。

今回は30代にさしかかって、色んなことが遠慮がちになってきた方に、「まだまだ人生のピークは先にある」ことをご紹介いたいと思います。

皆さんは、「35歳有名人説」をご存じでしょうか。

この説を唱えていたのが、クリエイティブディレクターとして多くの広告・ブランディングを手がけた故・小沢正光氏さんです(元博報堂顧問・チーフプラニングオフィサー)。生前は「博報堂の生きる伝説」とも呼ばれていました。

「世界中、探したのか?」
「“俺は朝までにやれ!”と言ったんだ。“徹夜しろ!”と言った覚えはない」

小沢さんが残した名言は多数。どれも厳しさになかに優しさのある言葉が特徴です。そんな小沢さんが、世の中で活躍するようになった人たちは、いったい何歳の頃から業績をあげだしたのかを調査したことがありました。すると、それが、「35歳から40歳の間」に多いことがわかったのです。

なぜ、この年代なのか。その理由が、書籍『おざわせんせい』で紹介されています。

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1つ目は「市場の中心点に立てる」から。世の中の「いいなぁ」と自分の「いいなぁ」が近づくのです。新人時代に出したアイデアや企画はすべて却下。なかなか結果が出なかったのは、世間の「いいなぁ」とあなたが遠かったからなのです。世間と自分、双方のズレがなくなってくるのが、社会人生活10年となるこの歳なのです。

2つ目の理由は、「そのくらいになると経験の蓄積がものを言うようになる」から。「誠実に仕事をしているヤツだというのが分かってくると周囲の人間もいろいろとサポートしてくれるようになる。要するに総合力がついてくる」と同書で語られています。

この2つの理由から、35歳から40歳になる方が活躍をしはじめるのです。もちろん、下積み時代にしっかりと努力し、経験を積み上げていたということが、この理由の大前提にありますが。

前出の星野さんが42歳になって素晴らしい結果を残せたのも、35歳までサーフィンでしっかり鍛えたからこそ。

もし、今のあなたが、まだ35歳になっていないのであれば、ボーっとしている暇はありません。また、いい年齢にさしかかった方は、活躍するのがこれからだということを認識しましょう。「35歳から40歳の間」は、活躍のスタート地点ですよ!!

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