【ランニングシューズ】デイリートレーナーの特徴と各ブランドおすすめシューズをご紹介
Aug 17, 2021 / SHOES
Apr 05, 2022 Updated
ランニングを始めたばかりの方からシリアスランナーまで、欠かせないカテゴリーのランニングシューズ『デイリートレーナー』。
今回はラントリップお馴染みのシューズフィッティングアドバイザーの藤原岳久さんとデイリートレーナーの特徴や機能とおすすめモデルをご紹介します。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。
ランニングシューズのカテゴリー「デイリートレーナー」とは
日本では『厚底』と『薄底』と区別されることが多くあまり馴染みがないかもしれませんが、海外ではよくシューズの用途や特徴によってカテゴリー分けされることがあります。大まかに分けると以下の4種類に分類されます。
・デイリートレーナー
・テンポアップ
・レーシングフラット
・ベアフット
デイリートレーナーは『厚底』シューズと呼ばれるシューズの中でも『Maxクッション』のシューズを指します。また、機能の特徴としては2点「ソールに屈曲剛性があり、前方へのガイドが強い構造」になっていること、「レーシングシューズと比べ機能や採用されている素材が違う」ことが挙げられます。
例えばソールの場合、デイリートレーナーは『クッション性』が高く、レーシングは『反発性』が高いことが挙げられます。他にはアッパーなどの構造はデイリートレーナーは『サポート性』が充実しているのに対し、レーシングでは『軽量性』がある洗練されたつくりになっています。
つまりデイリートレーナーは、レーシングシューズの軽量性と反発感を生かしながら跳ねるように走る構造と異なり、サポート力を生かしガイドに沿って前方への揺れを感じながら走る構造となっています。
このような多機能かつ使用シーンが幅広いデイリートレーナーを藤原さんは「ランニングシューズの全て」と評しており、ビギナーの一足目から上級者のジョグまでベース部分を幅広くカバーし、多くのランナーにおすすめのカテゴリーです。
一方、より専門性の高い練習やレース本番についてはテンポアップシューズやレーシングシューズをおすすめします。
おすすめのデイリートレーナーシューズ
ニューバランス|FRESH FOAM 1080 v11
・価格:¥17,600(税込)
・カラー:ブラック/ ホワイトなど
ナイキ|エアズーム ペガサス 38
・価格:¥14,300(税込)
・カラー:ブラックなど
ホカ オネオネ|CLIFTON 8
・価格:¥17,600(税込)
・カラー:リアルティール/ アカレルなど
・重さ:250g
アシックス|GLIDERIDE 2
・価格:¥12,100(税込)
・カラー:French Blue/ Hazard Greenなど
アンダーアーマー|UAホバー マキナ 2
・価格:¥16,500(税込)
・カラー:Black / Venom Redなど
アディダス|ULTRABOOST 21
・価格:¥24,200(税込)
・カラー:フットウェアホワイト/ コアブラック/ ソーラーレッドなど
ミズノ|WAVE RIDER 24
・価格:¥14,190(税込)
・カラー: グレー×ブラック×オレンジ など
一口にデイリートレーナーといっても履き心地は各社様々。デイリートレーナーを履き分けることでランニングの楽しみの幅も広がります。ぜひまだ履いたことのないシューズに足を通してみてはいかがでしょうか。
合わせて読みたい
藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト