8/3(木)から先行発売中!【ナイキ】新作「リアクト インフィニティ ラン 4」は抜群の安定感でケガの予防にもおすすめのシューズ
Aug 06, 2023 / SHOES
Aug 30, 2023 Updated
ケガ予防に定評があるナイキ『インフィニティ』シリーズの新作『リアクト インフィニティラン 4』が登場。一般発売に先駆けて、8月3日から全国のスポーツデポ・アルペン(※一部の店舗は除く)とナイキ直営店で先行発売を実施中です。その新作シューズの魅力をRuntripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さんが徹底解説します。
※スポーツデポ 郡山フェスタ店・名古屋南店、アルペングループオンラインストアを除く。
藤原さんは多くのシューズブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わり20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出し、現在も走るシューズアドバイザーです。
ケガ予防にはシューズを履き分ける
大森:インフィニティシリーズと言えば、「ケガゼロを目指すシューズ」というのがコンセプトですが、最新作はコンセプトそのままに、機能がアップデートされましたね。
藤原:ランニングでケガがなくならないというのは大きなテーマです。ランニングが市民のものになってから50、60年経ちますが、どれだけシューズが進化してもケガは減りませんね。
大森:その意味でもこの『リアクト インフィニティ ラン 4』のようなシューズは大事ですね。
藤原:ナイキの『ペガサス 40』や『インヴィンシブル 3』を持っている方はいると思いますが、そういう方こそ、このシューズを履き分けとして使って欲しいと思いますね。
大森:基本的にはデイリートレーナーの位置づけですよね。
藤原:そうですね。通常のジョグやLSDに最適なシューズです。トレーニングの大半はジョギングだと思いますので、インフィニティ 4はおすすめです。
大森:2-3種類の構造の異なるシューズを履き分けることが良いということですね。
藤原:シューズを履き分けことで、ケガ防止につながり、シューズの耐久性やトレーニング効果も変わってくると思います。
前作からのアップデートポイント
大森:前作からアップデートした点を見ていきたいと思います。
藤原:シューズ全体で言うと、リサイクルマークがついていてサステナブルな素材もテーマの一つになっています。
大森:機能としては、ソールの素材の変更が一番のアップデートポイントでしょうか。
藤原:『React』フォームから『React X』フォームになりました。前作と比較して、反発弾性が13%向上しています。柔らかくバウンド感を感じられるデザインにもなっていますね。
大森:履き分けたら違いが分かりそうですね。
藤原:着地の安心感がありつつ、レスポンスも良いので履いていて快適ですね。アウトソールのグリップが良いのも特徴で、ちょっとした砂利道にも対応してくれますね。
大森:確かに耐久性は相当ありそうですね。
藤原:あとは船底型のロッカーが効く構造もより増しています。前足部のプラットフォームが非常に広くて安定感がさらに増して、ロッカーもより効きやすくなったと思います。
大森:個人的には、前作と比べて中足部の広がりが安定感の向上に貢献していると感じました。
藤原:特に足が内側に入りやすいランナーには非常に良いシューズだと思います。内側にパーツをつけてサポートするのではなく、接地時間を短くすることで、ケガを予防したいと考えているシューズです。ペガサスとは違う走り心地なので、履き分けると使う筋肉も違ってきますので、これもケガ予防になると思います。
“元祖” ニットアッパーがもたらす快適なフィット感
大森:フィット感も非常に良くて、足入れした瞬間にそれを感じますね。
藤原:本当に変わったなと思うのが、フライニットになっているアッパーの部分ですね。前作と比べて、非常にしっかりとした密のあるアッパーになっていて、すごくフィット感が良いと思います。ニットアッパーと言うとナイキが元祖ですよね。スッと入れるとフィットする感じです。
大森:前回はしっかりサポート感があったヒールクリップですが、今回は一見ないように見えますね。
藤原:そうなんですが、実際に触るとしっかり内包されています。これがヒールカウンターと同じ効果を発揮するようになっていますね。
大森:非常に安心感がありますよね。
クッション性向上に負けない高い安定感
大森:ReactXフォームに変わってクッション性が増したことで、ふらつくのではないかと不安になるランナーもいそうですね。
藤原:そうですね。クッションの印象が強いかもしれません。ですが、0.3秒前後の着地の中でクッションと安定感、そしてガイドが同時に効いてくれる感じがあります。
大森:確かに先日息子を肩車して歩いていたら、「こんなに安定するんだ」という“安定感の芯” みたいなものを感じました。接地した時の安定感が信頼できるなと。
藤原:機能が増した分、前作よりもやや重くなったんですけど、アッパーもしっかりして安定感が増しましたね。全体的にバランスが良くなったと思います。
レベル・シーンを選ばない多様性の高い1足
大森:価格は18,700円(税込)と、最近のランニングシューズではお得感を感じますし、デザインも良いので、利用シーンも増えそうですね。
藤原:もちろん初めての1足としてもOKですし、すでに走っている方の2足目、3足目としてもおすすめだと思います。少し重量があると言いましたが、バランス的には良いと思います。
大森:レベル的にはいかがでしょうか。
藤原:どんなランナーにも使ってもらえると思います。レースでは『ヴェイパーフライ』や『アルファフライ』を履くというランナーも、ジョグやLSDでは使いやすいと思います。重さをコントロールすると考えた時に安心感をとるか、軽さをとるかは別ですので、それを履き分けるという意味でも最適なシューズだと思います。
大森:競技力の向上を求める方だけではなく、ランニングを日常的に楽しみたいと思われている方でケガが不安な方なども、ぜひ試して欲しいですね。
現在、全国のスポーツデポ・アルペンとナイキの直営店で先行発売していますので、ぜひ店舗に足を運んで、試し履きをしていただきたいと思います。
詳細情報
ナイキ|リアクト インフィニティ ラン 4
・価格:¥18,700(税込)
・商品ページ:メンズ/ ウィメンズ
ALPEN TOKYO
ランニングフロアはエントリーモデルからトップレンジまで幅広いシューズを揃え、注目ブランドのアパレルやアクセサリーなども日本最大級の品揃え。新国立競技場にも採用されたトラック素材をフロア表面に採用し、本物の雰囲気溢れる試し履きスペースも完備。
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目23−7 ユニカビル
営業時間:平日 11:00~22:00 / 土日祝 10:00~22:00 ※年末年始などは営業時間が変更になる場合があります
店舗URL:https://store.alpen-group.jp/alpentokyo/CSfTokyoTop.jsp
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藤原 岳久さん
FS☆RUNNING(旧藤原商会)代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)