【ミズノ】最新作「WAVE RIDER 26」の進化をランニングシューズのスペシャリストたちが徹底解説
Oct 07, 2022 / SHOES
Oct 07, 2022 Updated
ミズノの定番ランニングシューズ『WAVE RIDER(ウエーブライダー)』シリーズから最新作『WAVE RIDER 26』が登場。26年に渡りアップデートし続け、多くのランナーから支持を受けてきたランニングシューズです。
こちらの記事ではスポーツオーソリティランニングアドバイザー・湊瑛穂さんをゲストに迎え、Runtripお馴染みのシューズアドバイザー・藤原岳久さん、スポーツMC・岡田拓海さんの3人がWAVE RIDER 26の魅力について語っていきます。多くのランナーにおすすめの定番モデルをぜひ履いてみてはいかがでしょうか?
26年に渡りアップデートを続けるWAVE RIDER
岡田:藤原さんと湊さんはシューズのスペシャリストとして様々なシューズを試されてきています。その視点から、ぜひ『WAVE RIDER 26』の魅力を語ってもらえたらと思います。
藤原:語っていきましょう!
岡田:早速ですが、『WAVE RIDER』シリーズは26代に渡ってアップデートを続けるミズノの定番シューズですよね。これだけシリーズが続いているランニングシューズはあまりないのでしょうか。
藤原:そうですね。業界を見渡しても最古級のランニングシューズです。
安心して履けるランニングシューズ
岡田:特徴としてはサポート性、安定性、反発性のバランスが整った、多くのランナーから支持を受ける一足ですよね。
藤原:まさに、履くランナーを選ばない一足です!
岡田:これまでのWAVE RIDERシリーズの印象は、湊さんはどんな印象でしたか?
湊:安心して履ける一足で、安心感がピカイチです。
岡田:たしかにそうですよね。スポーツオーソリティの店舗では、どのようなランナーが購入していますか?
湊:WAVE RIDERの履き心地が好きだから購入する方、これからランニングを始める方が購入しています。
岡田:1足目にWAVE RIDERを手に取って、WAVE RIDERの沼にハマるわけですね(笑)藤原さんも歴代のWAVE RIDERシリーズを履いていますよね。
藤原:安定感とクッション性を兼ね備えた、とてもバランスの良いシューズ。ミッドソールに配された『MIZUNO WAVE』は初代から搭載され、このプレートが縦方向と横方向への安定感をもたらしています。今作はミッドソールの厚さが2mm増えましたが、「2mmだけ? 」とは思わないでください。前作と履き比べてみるとミッドソール素材『MIZUNO ENERGY』搭載量が17%増え、十分に厚さを実感できます。
岡田:とても増えていますね!
藤原:今作では、クッション性の高いミッドソールにした分、プレートの重要性が増しています。
湊:足を入れてみると、MIZUNO WAVEの存在感を実感しました。中足部の辺りが盛り上がっているようにも感じます。
藤原:横から見るとプレートが前方に張り出していて、中足部が盛り上がるように作られているんですよね。かかと部分は柔らかい作りにして、中足部の辺りで安定感を感じるようにしています。
湊:それが魅力ですよね。
岡田:とても良いシューズということはわかっていましたが、解説を聞いてさらに理解が深まりました。
他モデルとの立ち位置の違いは?
岡田:ミズノは他にも様々なラインナップがありますが、WAVE RIDER 26はどのような立ち位置ですか?
藤原:ランナーや用途を選ばないシューズというポジションですね。
岡田:『WAVE AERO 20+R』や『WAVE SHADOW 5』『WAVE SKY 5』とはどのような違いがありますか?
藤原:他のモデルは用途がより専門的ですが、WAVE RIDER 26は初心者からエリートランナーまで誰でも履けるというのがポイントです。
湊:どんなランナーでも、1足は持っておきたいシューズですね。
藤原:インターバルやペース走、レースなど、より専門的な用途で他のモデルの魅力が活きてきます。
藤原:今作は機能・構造的に多くの部分が進化していますが、変わらない部分もあるんです。足入れすると、全体的に変わらず、従来通りの12mmドロップを採用。以前はトラディショナルな10mm以上のドロップが定番でしたが、昨今では低ドロップのシューズが増えてきました。WAVE RIDERは12mmドロップから変化せずに、その立ち位置に留まっていたら、逆に新鮮なイメージに変化しました。
湊:そうですね。アップデートしても、その点は受け継がれていますね。
藤原:久しぶりに履いてみたら、安心してジョギングできたんですよ。安心感があり1足は持っておきたいシューズです。
岡田:私も従来モデルも含めて履いてきましたが、履いた瞬間からアッパーの快適さを感じて安心しますよね。「おかえり! 」と言いたくなるんです。
湊:「おかえり! 」と言いたくなりますよね。
快適に履けるアップデートが施された一足
岡田:今作では、アッパーもさらに改良されています。
藤原:縫い目のないシームレスな構造になり、足の甲周りの違和感が少なくなっています。
岡田:今作は前作の275gから10g増量して285gになりましたが、その点はどうでしょうか。
湊:重くなりましたが、全然違和感はないですよね。
藤原:10gの変化が何に使われているか。クッション素材のMIZUNO ENERGYが17%増量しているからなんですよね。
岡田:アウトソールのラバーも耐久性が高いですよね。
湊:昨今ではラバーの面積が小さいシューズもありますが、WAVE RIDER 26はラバーが全面に配されていて安心して使えますよね。
初心者からエリートランナーまでおすすめ
岡田:どんなランナーにおすすめしますか。
湊:初心者や長い距離を走る方へおすすめですね。さらに、接地感を養いたいランナーにも、適度な反発性があるのでこのシューズをおすすめしたいです。
岡田:安心感があるシューズなので、マラソンを走りたいランナーにもおすすめですよね。また、価格も税込14,850円でお買い求めやすいですね。
藤原:非常にリーズナブルですね!
岡田:スポーツオーソリティで試し履きもできるんですよね?
湊:一部店舗で試し履きが可能なので、ぜひWAVE RIDER 26の履き心地を体感してから選んでみてください! また、スポーツオーソリティ公式アプリでは、WAVE RIDER 26に利用できるクーポンを配信中です。
岡田:お得に購入できますね! マラソンシーズンを迎えて、シューズを探している方も多いと思います。ぜひWAVE RIDER 26に足を通していただきたいですね。
ランニングシューズのスペシャリストたちが語るWAVE RIDER 26の魅力。あらゆるシーンで使える定番シューズを履いて、秋のランニングを楽しんでいきましょう。
WAVE RIDER 26詳細情報
価格 | ¥14,850(税込) |
スポーツオーソリティ試履きシューズ設置店舗 | ・10月1日(土)~10月10日(月):上大岡店/ 姫路大津店/ 四條畷店/ 姫路リバーシティ店/ 各務原店 ・10月15日(土)~10月23日(日):港北ニュータウン店/ りんくう泉南店/ 京都桂川店/ 倉敷店/ 岡崎店 ・10月29日(土)~10月31日(月):座間店/ 伊丹昆陽店/ デュー阪急山田店/ 岡山店/ 鈴鹿店 |
クーポン情報 | スポーツオーソリティ公式アプリ会員さま向けにWAVE RIDER 26の購入に利用できるクーポンを配信中。詳細はスポーツオーソリティ公式アプリをご覧ください。 ・内容:クーポン使用で¥1,000オフ ・期間:10月1日(土)〜10月31日(月) ※他クーポンとの併用はできません |
スポーツオーソリティ公式アプリ | iOS/ Android |
【併せて読みたい】
湊瑛穂さん
スポーツオーソリティランニングアドバイザー
フルマラソン:2時間57分58秒
スポーツオーソリティYouTubeチャンネル
藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト