【ランナー必見】全く動かないよりも少し動いた方が疲れなかった!! 「OFFの過ごし方」を極めよう!!

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■ランナーにとって大切な「OFF」の過ごし方とは

走りたいのに体が思うように動かない。涼しくなっていく時期ですが、なかなかコンディションが上がってこない人もいるのではないでしょうか。

旧・厚生省研究班がおこなった「日本における疲労の実態」に関する調査によると(1999年、15~65歳の約4000人の男女が対象)、59.1%の人が疲労や倦怠感を抱えていることが判明しました。なんと6割の人が常に疲労を感じているのです。また、35.8%の人が半年以上続く慢性的な疲労が認められたのです。少し古いデータではありますが、日本人にとって「疲れ」はとても身近な問題だと言えますね。

仕事や人間関係など、疲れるシーンは確かにあります。常に「ON」の状態で頑張っていると、知らず知らずに疲労・倦怠感が蓄積されていくことでしょう。更に体を追い込んでいるランナーとしては、「OFF」の時間をうまく利用するテクニックを磨きたいところですね。

ただ、医学的に何が大切なことがあるかというと、実は「目新しいものはない」というのが、精神科医・医学博士の西多昌規さんの見解です。

西多さんの自著『休む技術』では、意外にもジッとしているよりかは、体を動かしている方が疲れないと語っています。一体どういうことでしょう。

疲労の原因物質は活性酸素。これは細胞がエネルギーを作り出す時に発生するもの。本来は、体に侵入する外敵を攻撃する防御的な役割を果たしているのですが、それと同時に自身の細胞にダメージを与えてしまいます。これが「疲労」の簡単な仕組み。

そして、この活性酸素が細胞を攻撃する際に、悪玉「疲労因子FF」が発生します。ところが、それと同時に善玉「疲労回復因子FR」というのも作られるのです。

「程度の軽い運動ならば、悪玉の疲労因子FFよりも、善玉の疲労回復因子FRのはたらきのほうが強まります。これが、軽い運動が疲れにいい科学的な根拠です。ほかにも、この善玉の因子には、血行をよくするなどの効能があります」(同書より)

つまりは、いつもの長距離で追い込むランニングよりも、より軽めのLSDだったり、ウォーキング、ストレッチなど軽く運動することで疲れない体作りにつながるのです。ランナーにとって「OFF」の時にも軽めの動きを入れると良さそうですね。

一方で、心理的な「OFF」も大切かと思います。「休暇のなかに何もしない時間をつくるからこそ、十分にリラックスでき、人生を楽しむエネルギーが充塡される」とも、同書で語られています。

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長めの休暇の時期には、おもいきって“何の目的もない旅行”にでかけてみては。もちろん、旅先でのラントリップも楽しいのですが、リゾートホテルのプールでゆっくり泳ぎながらのんびり過ごす。キャンプ場でテントをはって、たき火の火の動きを眺めながらのんびり過ごす……。適度な動きを入れつつリラックスするのです。西洋圏の外国人はこのような“心を開放する過ごし方”が上手ですよね。つい何かしなければと予定をつめてしまうと、こなすことに時間と体力を奪われてしまいます。

筆者はキャンプでのリラックスタイムを過ごしつつ、「OFF」を意識したスキンズの「RY400」を愛用しています。同アイテムは、着ることで身体の負担をリカバリーしてくれる優れもの。運動以外の時間は意識的に着用しています。特に旅行時に相性が良く、着心地快適なコンプレッションが活躍し、身体の負担をリカバリー。また、着ていることを忘れさせる快適な肌触りもお気に入り。

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こうやってリラックスできる環境に身を投じながら、アイテムを効果的に活用。適度な運動を織り交ぜつつ過ごすことで、ベストコンディションをキープできるのではないでしょうか。つい「ON」の時のテクニックに意識がいきがちですが、「OFF」の過ごし方にもこだわってみませんか。

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