【ニューバランス】「FuelCell REBEL v2」はソフトな弾む感覚が特徴のテンポアップシューズ

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ラントリップ お馴染みのシューズフィッティングアドバイザーの藤原岳久さんと、ニューバランス『FuelCell REBEL v2』をレビュー。藤原さんはブランドを渡り歩き、シューズ販売に携わって20年以上。47歳でマラソン自己ベスト2時間34分28秒を出した、走るシューズアドバイザーです。

『FuelCell REBEL v2』はアッパーとミッドソールがアップデート!ソフトな弾む感覚が特徴のシューズ

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ニューバランスから新たに登場した『FuelCell REBEL v2』。名古屋ウィメンズマラソン 2021の開催に合わせて露出も多くなり、見かけた方もいるのでは。

藤原さんはGoodポイントとBadポイントの両方があると解説。初代『FuelCell REBEL』とは全く違うデザインになり、トレーニング向けにアップデートされたのが今作『FuelCell REBEL v2』。

Goodポイントとしては「ジャガードアッパーからエンジニアードメッシュへ変更されたアッパーはフィット感、ゆとりのある前足部ともに良い仕上がり」と藤原さん。前作からフィット感が向上したことを評価しています。

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左:FuelCell REBEL/右:FuelCell REBEL v2

また、このシューズの大きな特徴は、ソフトな感触の『ミッドソール』。レーシングシューズの『FuelCell RC Elite』と同じ素材が使われ、アウトソールのラバーが無い部分は非常に柔らかく、接地するたびにソフトなバウンドを感じられます。

一方、藤原さんがBadポイントと評価するのは、前作で採用されていた外側へ大きく張り出したラスト(足型)が今作では変更された点。ジェニー・シンプソン選手の希望で作られ、回外を抑える構造は非常に良かったそうですが、今作では『FuelCell RC Elite』のような絞られたラスト形状に近づけられ、前作の特徴が薄れています。

シューズの履き分けについて、FuelCellシリーズは “Faster” (より速く)を求める際に使い、FRESH FOAMシリーズは “Longer” (より長く)に適したモデルとのこと。藤原さんは『FuelCell REBEL v2』を使用するシーンとして、テンポアップランやレース前のウォーミングアップをおすすめしています。ソフトな接地感だからこそ、接地時間が短くペースを上げて刺激を入れたい時に合うとのこと。

ソフトでバウンドする感触が気持ち良い『FuelCell REBEL v2』。ぜひ一度足を通してみてはいかがでしょうか?

FuelCell REBEL v2

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・価格:¥13,200(税込)
・サイズ展開:25.0-30.0cm(メンズ)/ 22.0-26.0cm(ウィメンズ)

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ソフトで弾む感覚が特徴のテンポアップランにおすすめのシューズ
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ソフトで弾む感覚が特徴のテンポアップランにおすすめのシューズ

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藤原 岳久さん
F・Shokai 【藤原商会】代表
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
日本フットウエア技術協会理事 /JAFTスポーツシューフィッター / 元メーカー直営店店長,販売歴20年以上
ハーフマラソン:1時間9分52秒(1993)
フルマラソン:2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
藤原商会オフィシャルサイト

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