【睡眠】ランナーの敵?紫外線対策をスリープトレーナーが解説

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専門家に聞くランニング。今回は『紫外線と睡眠の関係』について掘り下げます。お招きしたのは、睡眠指導や睡眠管理をしているヒラノマリさん。日本唯一と言えるアスリート専門の “スリープトレーナー” です。

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今回は紫外線と睡眠の関係について。ランナーにとって紫外線問題は確かに深刻。ですが、この2つのどこに関係性があるのでしょう。

ヒラノさんの解説によると、「紫外線を浴びると大量に発生するのが活性酸素。バイ菌や有害物質を無毒化してくれる活性酸素が、紫外線を浴びることで働いてしまう」とのこと。

一般的に、ランニング中は交感神経が優位な状態(緊張)、一方で睡眠中は副交感神経が優位な状態(リラックス)といいますが、このスイッチの切り替えに影響を与えるのが活性酸素。例えば、海に行って日焼けした日には、火照った状態でなかなか寝にくいことがありますが、これは体内で炎症がおこっているせい。正常に副交感神経が働かないとぐっすり眠れず、その日の走りの疲れが残ってしまうことも。

では、ランニングしながら活性酸素と付き合う方法とは。ここで出てくるのが、睡眠ホルモンと言われるメラトニンです。これが活性酸素を無毒化してくれるので、意識的に分泌させる必要があります。そのためには、交感神経が優位な状態では分泌されにくいので、走った日の夜は照明にこだわってみましょう。夜ごはんを食べた後は、照明を少し落として過ごすのが◎。間接照明を利用するのも良いとのこと。そうやって過ごすことで、メラトニン分泌を助けるのです。

ランナーにとって避けて通れない紫外線対策。要チェックです。

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ヒラノマリさん

スリープトレーナー。日本では珍しいアスリート専門の睡眠トレーナー『スリープトレーナー』として活動。睡眠健康指導士の資格や現場経験を活かしたメソッドは、プロサッカー選手や五輪出場選手にも好評を得ている。

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