『まず冷やす』この夏日焼けを回避したいランナーにラン後の簡単紫外線ケア
Jul 10, 2019 / BEAUTY
Jul 10, 2019 Updated
こんにちは! スポーツビューティアドバイザーの橋本ワコです。
最新ウェアのスタイリングやUVケア、スポーツメイクアップに関して、紹介していきます。
この時期によく聞かれるのは、「どこの日焼け止めがオススメですか?」。年に100種類ほどの日焼け止めを自腹買いしています。日焼け止めは、年々かなり進化しているので、お気に入りが見つかるといいなと思いながら、ご紹介しています。
しかし、ただ日焼け止めを塗るだけでは、紫外線によるシミ・シワは勿論、汗をかいたあとの肌の乾燥、皮脂のなど酸化を食い止めることはできません。ランニング中のUVケアでは、きちっと “日焼け止めを塗る” 、必ず “2~3時間ごとに塗り直しする”ということが大切。でも「塗り直しが面倒」「走っていることに集中して塗り直しできなかった」ということは、ありませんか?
今回は、ランニング中に「きちっとケアができなかった」皆さんのために、トレーニング後にすぐできる紫外線ケアをご紹介します。
日焼け前のケアは、前回の記事を参考に。
1.まずは『冷やす』
紫外線を浴びたランニングの後は、とにかく『冷やす』ことが大事! メラニンは、紫外線から肌を守るために活発に動く性質があるのですが、『冷やす』ことでメラニンの状態が落ち着きます。冷たいペットボトルの飲み物などで『冷やす』ことなら、すぐにできますね!
私はランニング後のシャワーの間に、ハンドタオルを水で濡らして冷凍庫で冷やし、シャワー後にハンドタオルで1-2分程度、顔全体を冷やします。トライアスロンや登山などで長時間、屋外にいた時は、冷却ジェルシートなどで短時間冷やすこともあります。ただし、 “長時間” 冷やし続けると凍傷になる危険性があるので、短時間でOK。
大事なのは、顔が火照っていてもいなくても『冷やす』こと! 私は春から秋まで化粧水やシートマスクも使う分だけ短時間冷やし、日々のケアでも『冷やす』ことを常に心がけています。
また、顔全体や腕など、シャワーの後に冷たいミストを振りかけるのも、オススメです。(もちろん、ミストも冷蔵庫で冷やしてね! )香りがついているものなら、香りに癒され一石二鳥!
2.キーワードは『毎日ケア』
日焼け止めだけ塗ればOKではありません。これは声を大にして言いたいのですが、トレーニング後のケアも、日焼け止めと同様に大事なこと! 日々のケアを侮ってはいけません。
気に入っている化粧水や美容液、乳液などで毎日丁寧にケアしている人には敵いません。ランニングの練習と同じで、一夜漬けができないのが、肌年齢です。
また、早めのうちに(できれば24時間以内)保湿を目的としたシートマスクでのケアもプラスしてあげましょう。最近は、大容量のシートマスクなども販売されています。私の友人の男性は毎日シートマスクをつけてケアをしているそうですが、40代後半でもシミ・シワが少ないランナーです。
3.最後の仕上げは『RED FOOD』
外からのケアがばっちりできたら、あとは内側からのケア。私は薬膳セラピストでもあり、紫外線ケアのためにビタミンA、C、Eの食材は勿論のこと、赤い食材を積極的に摂取することをオススメしています。以下の赤い食材は、血液を浄化してシミ・くすみを改善してくれますよ。
・トマト:赤い色素のリコピンは紫外線から守るために作られたものなので、抗酸化作用が非常に高い食材の一つ。
・赤のパプリカ:緑のピーマンよりもビタミンCが豊富。
・スイカ:汗で失われた潤いを補ってくれるので、熱中症にも効果的。さらに、リコピンも豊富。
・クコの実:酸化を防ぎ細胞の損傷を軽減してくれる働きがあります。最近では “ゴジベリー” という英語名で知られ、欧米でも人気の食材です。
・ベリー類:ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー、クランベリー、ゴジベリーなど、“ベリー” という名前がつく果物は、ビタミンCが豊富で老化防止にも効果的。
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(写真 Eliana)