かつてない走りを実現する!ナイキの新シューズ「ルナエピック フライユニット」発表会
Jun 30, 2016 / SHOES
Apr 26, 2019 Updated
6月29日(水)、ナイキは駒沢オリンピック公園総合運動場で新商品の発表イベントを開催しました。今回発表されたのは『ナイキ ルナエピック フライユニット』。6月30日(木)にはローカットモデルも発売される新シューズです。
ナイキの提案する“かつてない走り”とは
足首までを包み込むミッドカットデザインが斬新な『ナイキ ルナエピック フライユニット』。イベントでは、まずナイキ・ジャパンの古磯真弥氏から、本製品についてプレゼンテーションが行われました。
コンセプトは「RUN FOREVER」。ナイキの最先端技術が詰め込まれており、永遠に走り続けられるような“かつてない走り”を実現してくれると言います。中足部にダイナミックフライワイヤーを採用し、足幅にピッタリと合うフィット感を実現。さらに前足部のアッパーテクノロジーは力を逃がさず、スムーズなライディングを行うことができます。
さらにアウトソールを見てみると、幾何学的なうずまき状のピストンが。これらが着地に応じて独立的に動き、ライド感を向上させてくれるようです。さらにこのピストンはクッション性が高く、指で軽く押しただけで沈み込みました。
着地からつま先へのスムーズな体重移動。そして脚への負荷を軽減してくれる高いクッション性を持つアウトソールは、さまざまなランナーの求める“走り心地”に対応してくれそう。ローカットモデルが新たに加わることで、好みに応じたデザインを選べるのもポイントです。
現役アスリートによるトークセッション
プレゼンテーションに続き、イベントは為末大氏を司会進行とするトークセッションへ。第一線で活躍する3名の陸上競技選手(大迫傑選手、藤森安奈選手、服部弾馬選手)をゲストに、シューズへのこだわりやルナエピックフライユニットの履き心地、さらには今後の目標など幅広いトークが展開されました。ここでは、各選手の感じたルナエピックフライユニットの良さについてご紹介しましょう。
・大迫傑選手
「体重移動がスムーズで、着地した瞬間から前へ進む際に脚が乗りやすいですね。長い距離を走るのに向いていると思います。ロングjogやポイント練習前後のウォーミングアップ、クールダウンなど。また、ジーパンやスウェットなどを着ることが多いのですが、デザインが良いので普段履きとしても利用できるシューズです。」
・藤森安奈選手
「長い距離は苦手なんですが、このシューズはどこまでも走れそうな気持ちになります。最初はそのデザインに驚きましたが、実際に履いてみるとホールド感が高いですね。ハイカットモデルしか履いたことがありませんが、違和感なく走りやすいです。」
・服部弾馬選手
「広い足幅でもしっかりフィットしてくれて、マメなども出来にくいと思います。フライユニットのアッパーは気持ちいいですね。厚めのソールで脚への負担が少ないので、jogなどに向いたシューズではないでしょうか。このデザインなら、私服にも合わせられます。」
新シューズを履いてNRCのセッションを体験
イベントの最後には、なんと実際に『ルナエピック フライユニット』を履いて走るという機会を頂きました。その内容は、NRC(Nike+ Run Club)が提案するさまざまなセッションのうち、走りの基礎を学べる『レディセットゴーラン』というもの。
ウォーミングアップから始まり、スピードに変化をつけた【400m-200m-100m-100m×2セット】のランニングまで。さらにラストは、自由なペースで400〜800mを駆け抜けるというセッションです。
さまざまな動き、そしてペースで走る。これによって、シューズの機能を多角的に感じることができました。特に印象的なのは、着地した瞬間に脚が沈み込むような感覚。やがて反発が生まれ、少ない力でも前への推進力が生まれているかのようです。
デザイン、そして機能にこだわり抜かれた、ナイキの新シューズ『ルナエピック フライユニット』。シューズは販売店やオンラインショップNIKE.COMで購入できます。まずは、その履き心地を確かめてみてください。また、NRCや製品について知りたいという方は、RuntripMagazineで以前取り上げた『NIKE+ RUN CLUB OMOTESANDO』へ足を運んでみるのもオススメです。