糖質オフでダイエットよりも「食べてやせる薄味レシピ」に注目
Apr 06, 2020 / HOW TO
Apr 10, 2020 Updated
若い頃と比べて体型が崩れた、食べ過ぎていないはずなのに体重が増えた、痩せにくくなった……など体の変化を感じてはいませんか?
ランニングで運動していれば太らないようにも思えますが、体重や体脂肪が増えるのは食べ過ぎ・飲み過ぎによる摂取カロリー過多が主な原因。特にアラフォー、アラフィフは、体の代謝が落ちて中年太りまっしぐらなんてことも。痩せたいならば、食習慣の改善が必須なのです。
食事ダイエットというと『〇〇だけ食べるダイエット』や『糖質完全オフ』というような、極端な制限食が頭に浮かぶかもしれません。しかし、効率的に体脂肪と体重を落とすためには、食べて痩せることこそ重要です。
人気美腹ブロガーのMONAさんは産後太りを食事ダイエットで解消し、体重-15kg、ウエスト-12cm、下腹-17cmを達成。MONAさんは著書『4週間ですっきりお腹やせレシピ』で、4週間で体を痩せやすい状態に整える食事メソッドを提案しています。
「外食、お惣菜などの濃い味に慣れていると、つい食が進んで食べ過ぎてしまいがち。この“太る味覚”のままダイエットをしてもリバウンドしやすいんです。だから、1週目は薄味レシピで “やせる味覚” にリセット! 」(『4週間ですっきりお腹やせレシピ』MOMA、学研)より
MONAさんが体重と体型をすっきり大変身させたダイエットの秘訣は『太る味覚と太りグセのリセット』。塩分の多いしょっぱい食べ物や味付けの濃厚な食事は、食べ過ぎとむくみを招きます。すると、摂取カロリー過多、老廃物の蓄積を引き起こし、太りやすくなるというわけです。
痩せたいなら、まずは食事を薄味にすることから始めるのが吉! 同書では、ダイエット開始1週目に守りたい食事ルールを紹介しています。
太る味覚&太りグセリセットの基本ルール(『4週間ですっきりお腹やせレシピ』MOMA、学研)より
- 外食、加工食品など塩分が多いものを避ける
- 水か白湯をこまめに飲む
- 味つけは塩分を薄めに。ただし塩をゼロにしない
- 主食はごはんを基本にして、麺、パン、小麦系を控える
- カリウム、食物繊維が多い食材を取り入れる
食事をコンビニやファストフードで済ませがちな人、自炊をほとんどしない人は、これを機に自分で料理をしてみるのもおすすめ。自宅周辺をランニングコースにしているならば、走っている最中にスーパーや八百屋さんの場所をチェックしてみて!
また、運動量が多く汗をたくさんかく人は、塩分の控え過ぎはNG。MONAさんが紹介する塩分控えめレシピを参考に、いつもより薄味を意識して味覚を調整していくと安心です。
ダイエットは、すぐに結果が出るとは限りません。まずは1週間、集中的に塩分控えめレシピにチャレンジし、味覚の変化を実感してみましょう。以前は無意識に食べていた食事が塩辛く感じるようになったら、味覚リセットが順調な証拠!
『4週間ですっきりお腹やせレシピ』では、主食、主菜、副菜、汁物、おやつ、ドレッシングとダイエットレシピの種類が豊富に紹介されています。2週目以降はデトックスレシピ、3~4週目は筋肉にアプローチするレシピなど、ダイエットの進み具合に伴っておさえたいポイントは変化するので、いろいろな味を楽しめるのがうれしいですね。
食べてやせるダイエットで、目指すはすっきり軽やかな体。ただし、走ったあとのビールも最高!ダイエットは長期的に取り組むのが大切ですので、ガマンや制限はほどほどに、薄味の食事を習慣化してくださいね。
書籍情報
『4週間ですっきりお腹やせレシピ』MOMA著、学研
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