アンダーアーマー初の「過回内抑制モデル」で“新感覚”を体験

みなさん、こんにちは。シューズアドバイザー藤原です。
今回ご紹介するシューズは、「アンダーアーマースピードフォームエウロパ」です。

「アンダーアーマー初の「過回内抑制モデル」で“新感覚”を体験」の画像
出典:アンダーアーマー公式オンラインショップより

スポーツブランド売上シェアでナイキ、アディダスに続く世界第3位のアンダーアーマー(UA)。創業者ケビン・プランクが、快適な「第二の皮膚」のようなウエアを作りたいという、アメリカンフットボールでの自身の体験をもとに作られらたブランドです。UAと言うと、ウェアブランドという印象が強いのではないでしょうか。最近は、以前こちらでも紹介したスピードフォームジェミニは3代目をはじめ、シューズのラインナップも増えてきています。今回ご紹介する「エウロパ」はUAのラインナップに初めて登場した「スタビリティーモデル(過回内抑制モデル)」です。

「アンダーアーマー初の「過回内抑制モデル」で“新感覚”を体験」の画像
出典:アンダーアーマー公式オンラインショップより

「過回内」とは、地面への接地時に内くるぶしが内側へ倒れこみ、足の内側方向へストレスがかかる状態をいい、「過回内抑制モデル」とは接地時の倒れこみを抑制し、過回内によって起こるとされる外反拇趾や仮性偏平足(翌朝には土踏まずがある状態に戻る一時的な症状)、内膝の痛みなど、ランナーに起こるお悩みに対応したシューズです。

「膝の痛み=インソール」というイメージをお持ちの方もいますが、アライメント(骨の配列)をコントロールするのは、インソール×シューズの共同作業。インソールでの調整に加えて、自身の足の特性にあったシューズタイプを選ぶことによっても大きな変化が見込めます。同様に、「膝の痛み=クッション」というイメージがある方も、まずは足のアライメントを整えること(=接地時の足裏の安定性を高めること)が先決なので、エウロパのような過回内抑制モデルを選んでみてください。

アンダーアーマーが開発した「スピードフォーム」とは足を包み込み、セカンドスキンのごとく身体にフィットさせる世界初の一体成型技術を採用したフットウェア。インソールが外れない構造になっています。ですから、踵部分が非常に立体的になっていて、フィッティングの要であるヒールカップのフィット感が高まります。外付けヒールカップ(エクスターナルヒール)はかかとを安定させ、アーチ後方のねじれを抑制してくれます。アンダーアーマーの新技術。履いたことのない方は、新感覚だと思います。

直営店では、ストップウオッチ機能搭載モデル「レコードモデル」も販売中。少し価格は上がりますが、走り出すと靴底のセンサーがアプリと連動して、スタートボタンの押し忘れがありませんよ。うっかり……が多い方にもおすすめです。

「アンダーアーマー初の「過回内抑制モデル」で“新感覚”を体験」の画像
出典:アンダーアーマー公式オンラインショップより

さて、肝心のフィッティングですが、日本人に多い(印象の)全体が扇形で踵が小さくて、前が広く、薄い、そんな足型にピッタリ。足を通してフィッティングする際はサイズは「D」の幅の狭い(足回りの小さい)ものから合わせるようにしましょう。多くの人が「D」で合うはずです。それでも合わないときは、レングス(長さ)をあげるのではなく、ウィズ(足回り)を「2E」にあげるなど検討ください。盲目的な大きいサイズにはメリットがありませんからね。同時に、足の実測も計測してもらいましょう。

ウエアブランド、アンダーアーマーから登場したウエア感覚のシューズを是非お試しください!

「アンダーアーマー初の「過回内抑制モデル」で“新感覚”を体験」の画像
出典:アンダーアーマー公式オンラインショップより
「アンダーアーマー初の「過回内抑制モデル」で“新感覚”を体験」の画像
足に吸い付くフィットのスピードフォームテクノロジーと変化するチャージドクッショニングを搭載した、ハイクッショニングスタビリティモデル。

藤原岳久が書いた新着記事
RUNTRIP STORE MORE
RANKING
「ITEM」の新着記事

CATEGORY