2017年7月17日

Googleマップに慣れている人ほど戸惑う!? レース+キャンプ+フェスが合体した「OMM LITE」が楽しくも厳しかった

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7月15日、16日の1泊2の期間で開催されたレース「OMM LITE/BIKE 2017」。同レースは、スタート直前まで自分たちが走るコースが決まらないという、珍しいレース。昨今のランニングブームの中で登場した、特色あるレースに参加してきました。「レース+キャンプ+フェス」が合体した「OMM LITE/BIKE」とは。ランニングカテゴリの「OMM LITE」に参加してきました。

キャンプスキルがあるとより楽しめる「OMM LITE/BIKE」

会場となったのは、長野県白馬村・小谷村。白馬岩岳スキー場がイベントセンターかつ、キャンプ場となっています。白馬駅からタクシーで10分ほどの場所にあるので、車移動ができない参加者にとっても、便利なアクセス。

まさにスキー場の麓にキャンプ場は位置しており、雰囲気ある山々が私たちを迎え入れてくれます。会場に到着すると早速、エントリー。レースに必要な情報や朝食チケットなどをいただく。なんだかフェスっぽい。様々なスポーツメーカーや飲食店が出店しており、また、会場には軽快な音楽が流れており、むしろ、フェスさながら。

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地図はあらかじめ配られ、目指すべきポイントが記載されています。このポイントにはそれぞれ点数が割りふられます。複数の参加者でチームを組み(1チーム:2〜5名までのチームエントリー制)、いかに効率良く制限時間内に(10〜70で配分された)ポイントを稼いで、ゴール地点までに戻ってくるかが同レース攻略のコツ(1日目は10時スタート・15時ゴール、2日目は9時スタート・13時ゴール)。ですが、その肝心の各ポイントがレース開始直前に発表となるので、皆、慌てて、戦略を練り直す必要があるのです。体力だけではなく、チームプランニングが勝負をわけることも。

キャンプ場は駐車場に車を置いて、その隣にテントをはれるサイトと、車から荷物を運んで芝生・ジャリの上にテントをはれるサイトが選択できます(参加チケット購入時)。2区画で申請すると、このようにタープもはれるので、のびのびキャンプライフも堪能できます。多くのテントが並ぶ中で自分のテントを発見するためには、目立つ配色のテントを選びたいもの。今回は、ブラックがクールなMURACOのテントを採用。

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国内の小さな金属加工の工場から生まれたMURACO。一般的なものと比較して約2.4倍の強度を誇るアルミ合金製ポールが魅力の同ブランド。「BLACK BEAK 4P」は、4人用テントでありながらも前室のスペースが十分取れるので、リュックや食材を置けるスペースが確保できます。また、前室から風をよびこめるので、夏の夜も温度調節がしやすい。こういったレース参加時には、テントの住環境がコンディションに影響するものですので、ぜひ、キャンプ付きレース時にはこだわりたいところ。

「OMM LITE/BIKE」最大の魅力である“地図との対峙”

さて、肝心のレースがスタートするのは朝10時。それまではそれぞれのチームで作戦会議。発表されたポイントがこうだったら、このルート、こうなったら、あのルート……と、あらゆるケースを想定して話し合います。

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レース30分前になると、ブリーフィング(ルール説明)があり、いよいよ得点表を配布。ここからがスピード勝負。想定通りの得点となっているか。違った場合は、どのようにルートを修正するのか、皆、真剣に地図を向き合います。

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今思うと、この瞬間が同レースの最大の魅力。というのも、各ポイントの距離はそう近いものではないので、コースの選択を誤ると、取り返しのつかないことになります。そのことをよく理解している参加者ほど、この地図との“にらめっこ”を本気で取り組んでいた印象。

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短い時間での作戦会議が終わるとスタートラインへ。地元の子供たちの応援に背中を押されるかたちで、選手たちは、街へ山へと走り出します。ランニングとバイクが一斉にスタート。皆、各々の決めたルートに向かって進みます。

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参加総数が600人だったので、同じルートを辿るチームが多いかと思いきや、実際にはそうでもなく、どこかのチームについていけばOKという雰囲気ではありませんでした。

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ここで普段、グーグルマップに慣れてしまっている現代人が、久しぶりの感覚に陥ります。いつもは目的地を打ち込めば、現在地から丁寧にナビゲーションしてくれます。もちろん配布された地図にはそのような機能はありませんので、目的地だけでなく、今、自分たちがどの道にいて、どこまで進んでいるのかを逐一確認しておく必要があるのです。これが難しい。

地図を片手にあーでもない、こーでもない、と話し合っていたらあっという間に10分が経過していたということも。とはいえ、一か八かで進んだところで、行き止まりにぶつかって元の地点まで戻って来ることになるので、この地図を読む力はレースに大きな影響を与えるのです。

実際に私たちが簡単に獲得できると思っていたポイントも、実際には迂回しなければポイントに有りつけないことに気づいたのは、数十分後。最短距離でポイントを獲得しようと、道なき道で右往左往して、時間をロスしてしまいました。

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無事にポイント地点に到着すると、歓喜の瞬間。そして、その都度、記録を残していく必要があります。その後、街中を走ったり、山の中に入ったり、川沿いを走ったり。地元の方と同レースについて会話したり、レース参加者と会話しながら並走したりと、夏の厳しい暑さの中で開催されたレースですが、常に誰かと行動していることで、最後まで集中してレースを楽しめることができました(同レースではチームメイトが一緒に行動しなければなりません)。

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1日目の競技を終了すべくゴール地点に向かおうとするも、最後のポイント獲得を欲張って遠回りした結果、7分間のオーバー。同レースではゴール時間を過ぎてしまうと、その時間分減点の対象に。より時間と計画に対して厳しく挑めるか、レースに対する姿勢が得点に反映されるのです。

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そんな楽しさと厳しさが同居したレースにのめり込み、私たちは1日目の5時間のレース時間内に、約26kmも移動してしまいました。疲労困憊。

趣味の幅を広げてくれる「OMM LITE/BIKE」

レース後はその結果を見ながら、祝杯をあげたり反省会をして、キャンプサイト・軽食ブースで、各々、リラックスして過ごします。1日を通して計画と行動を共にした仲間との時間は大変有意義なもの。そうなると、必然的に仲間と過ごすためのキャンプアイテムを充実させたくなります。

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フェス好きがランニングを新たに楽しむために、ランニング好きが新たにキャンプを楽しむために、自分の趣味の延長線上に新しい趣味を見つけるのに、この「OMM LITE/BIKE」は最適かと思いました。

夜が明ける5時頃には、多くの参加者が目覚め、天候を確認したり、朝食の準備に取りかかっていました。皆さん、朝が早い。

少し重たい体を起こし、ここでもまた有意義なキャンプタイムを堪能。早朝に屋外で飲むコーヒーの美味しいこと。

2日目はあいにくの雨模様でしたが、「フード付き防水ジャケット(シーム処理の施された完全防水製品に限る)」「防水パンツ(シーム処理の施された完全防水製品に限る)」の持参が必須装備リストにあるので、皆さん、雨対策もバッチリでした。

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再度、得点表が配布されレースに挑みます。1日目とポイントの位置は変わりませんが、得点の配分が変わっているため、ここもまた、戦略が結果に影響しそうです。我々は、山を中心としたルート設定をしたため、多くのポイントを回ることができませんでしたが、終始楽しく過ごせました。

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この日も、山道が中心でしたが約14kmの道のりを進んでおり、2日間でおよそ40kmの移動距離に。ゴールは歓喜の瞬間。

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そんなこんなも、一人ではなかなか難しいですが、仲間と一緒に挑むことで、楽しく過ごせるのですから、不思議なもの。前日とは違い、無事、時間内のゴールを達成することができました。

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「レース+キャンプ+フェス」が合体した「OMM LITE/BIKE」。同レースは、用意された環境を楽しむだけでも十分楽しいのですが、それだけでは勿体無い。厳しいレースに真剣に取り組み、目の前の課題を一つひとつ解決することでブレイクスルーも体感できるのです。

多様性があるランニングレースの中で、個人やチームの成長を実感できる「OMM LITE」。来年度のエントリーが待ち遠しくなっているのは、言わずもがなです。

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Runtrip via ISHIGAKI TsunDAMI FES