2017年7月15日

あえて厳しい気候条件で、山でのスキルを全て駆使してクリアする山岳レース「OMM JAPAN」

「あえて厳しい気候条件で、山でのスキルを全て駆使してクリアする山岳レース「OMM JAPAN」」の画像
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「あえて厳しい気候条件で、山でのスキルを全て駆使してクリアする山岳レース「OMM JAPAN」」の画像
写真は公式ページより

昨今のマラソンブームはご存知の通りですが、シンプルに走るだけではなく、付加価値のあるレースが色々と登場しています。カラーランやバブルランといったイベント系は、その最たるものではないでしょうか。ランニングを苦しいものから楽しいものへとシフトさせた好例です。

一方で、より苦しさを追求するようなレースも人気。トレイルランニングレースの一つ「OMM JAPAN」は、まさに人間の能力全てを問うようなもの。そもそも「OMM」は、1968年から毎年連続してイギリスで開催されているレースで、世界最古の2日間の山岳マラソンレース。

今年も11月に開催される「OMM JAPAN」は、「あえて気候条件の厳しい時期に、必要な装備を全てバックパックに背負い常に携行し、ナビゲーション力、セルフエマージェンシー力、山での判断力、全てを駆使してレースに挑む」と公式ページで紹介されており、これは本家OMMの理念を踏襲したもの。

レースには2タイプあるのですが、Straightタイプは、オリエンテーリング形式で、コントロールポイントを指定された順番に回り、所要時間を競います。最も長いコースだと、2日間の移動距離約65km、獲得標高約3000m/1日、平均完走タイム10時間/1日を想定したコース。

一方のScoreタイプは、ロゲイニングの方式。一定の制限時間の中でより得点の高いコントロールポイントを獲得するために自由にルートを選択しながら進むもの。

どちらも山中で宿泊をし、次なるコントロールポイントを目指すため、それ相当の準備と山岳スキルが必要となります。

「あえて厳しい気候条件で、山でのスキルを全て駆使してクリアする山岳レース「OMM JAPAN」」の画像
写真は公式ページより

大会の注意事項を見ているだけで、どれだけ自己責任の中、行動する必要があるかがわかります。

・コース上に決められたルートはありません。自身のナビゲーションを頼りに指定のCPを通過しながらFINISHを目指します。
・途中エイド等の休息ポイントは一切ありません。
・レース中は運営陣及びその他から一切のサポートも受けられません。
・2日分の水、食料、宿泊装備、約5Kg~10kg(各人によって異なります)の荷物をすべて携帯し行動します。
・1日目夜に野営が必須です。
公式ページより)

こういったルールを見ると、逆にゾクゾクと盛り上がってしまう人たちのためのレースと言えるでしょう。お申し込みは、こちらから。

そんなOMMですが、興味があっても、なかなか勇気が出ないという方にとって嬉しい前哨レースがあります。それが「OMM LITE」。

「OMM JAPAN」に参加するために必要なナビゲーションスキルと経験を学ぶ機会とされており、コンパスワークをはじめとした、ナビゲーションの基礎知識・経験・プランニング等を学べます。

OMM LITEは、Score形式でレースが進められますが、山中泊ではなく、2日間ともにスタート/フィニッシュ地点はイベントセンターに。宿泊も近隣のホテル・民宿などの利用もOK。レース中にコンビニやお店で食料・水などの補給をすることも可能ということで、随分とリラックスして参加できそうですね。

ただ、本番さながらの雰囲気を楽しみたい参加者は多く、レース中は、自然の中で過ごすのは本家と変わりありませんが、レース以外のキャンプタイムも楽しむ方々がいるようです。

今回、ラントリップのスタッフが同レースに潜入取材(7月15.16日開催)。どのようなレースだったのか、後ほど、ご報告させてください。お楽しみに。

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