ビーチで走ってみると実感するあなたの「体幹力」
Jul 08, 2017 / HOW TO
Apr 26, 2019 Updated
夏本番かと思うような暑い日が続いています。本格的に海開きも始まり、いよいよ夏のレジャーシーズンですね。ランナーの皆さんは、このマラソンオフシーズンをどのように過ごしますか。最近は、夏場はトレイルランニングに励む人も少なくありませんよね。でも、時にはビーチで過ごしてみたいもの。今回は、そんなランナーのビーチでの過ごし方をご紹介します。
まず、不慣れなビーチサンダルを履いた時に困るのが、親指と人差し指の間の鼻緒で指の付け根を痛めてしまいます。調子に乗って走り回っていたら血が出てきたという人もいるのでは。
そんなビーチサンダルの悩みを解決する画期的なアイテムがこちら、「Nakefit」。これは、足の裏に貼るサンダルとして現在注目を集めています。
これはなんだか楽しそう。
この見た目はもはやサンダルではありません。「Nakefit」は貼る皮膚という考え方で、伸縮性の高い素材を足の裏に貼るというもの。当然、鼻緒による痛みもなく、自由に歩き回れます。また、高い耐切断性を持つため、熱い砂の上や、アスファルト、岩の上を歩いても破れないとのこと。カラフルな「Nakefit」を履いていると、ビーチで注目を集めそうですね。詳しくは、クラウドファンディングのKickstarterでチェック。
さて、普段とは異なるビーチという環境で、つい走りたくなってみることもあるでしょう。ビーチランニングです。そんな、ランナーの皆さんがビーチに行った際に、ぜひ、チェックしてもらいたいテストがあります。それは、「体幹で走れているかどうか」のテストです。
ビーチで走っている人の姿を見ていると、ビーチランニングが上手な人とそうでない人がいます。そんなビーチランニングが上手にできない人にはある特徴があると、プロフェッショナル・ランニングコーチの青山剛さんが、自著『仕事ができる人の「走り方」』で語っています。
ビーチランニングが上手にできない人の特徴は4つ。
1. ① 砂を多く巻き上げる
2. ② 足が沈み過ぎて上下動が激しくなり、うまく前へカラダを移動できない
3. ③ 走った後、ふくらはぎと前ももが過剰に張ってしまう
4. ④ 走った後、腹筋、お尻、肩甲骨まわりに張りが感じられない
以上が同書で指摘されています。
ビーチランニングは普段のアスファルトとは異なり、体のバランスが問われます。それはつまり、うまく体幹を使えているかどうか。砂の上だと足の力だけではうまく走ることができません。ですので、普段、体幹を使えていると思っていても、ビーチランニングをした際に上記のような状態になってしまったら、体幹の見直しが必要ですね。
この夏、もし、ビーチに行く機会がありましたが、ご自身が体幹を使ってうまく走れているかどうか、チェックしてみても良いかもしれませんね。