2017年6月18日

都道府県「魅力度ランク」40位台は本当か? ランナー目線での群馬県

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魅力があるのに、それが“なかなか伝わらない県”、群馬。

草津温泉や世界遺産に登録された富岡製糸場、そして雄大で芸術的な自然を誇る群馬県ですが、都道府県魅力度ランキングでは常に40位台となってしまっています。

しかし、群馬県には走っていて楽しめる気持ち良い道があります!アクセスの悪さもなんのその、実際に群馬県を走ってみれば、きっと群馬が好きになるはずです!今回は群馬県を走ったことがないランナーのみなさんのために、群馬ランデビューにもってこいのランニングコースをご紹介しましょう。

草津温泉と並ぶ名湯、「伊香保温泉」に気持ちよく入るためのランニングコース

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群馬の温泉といえば草津温泉が有名どころですが、その草津温泉に負けずとも劣らないもう1つの名湯がこの伊香保温泉です。伊香保温泉街のシンボルは何と言っても365段の石段。石段の両側に温泉旅館や飲食店、屋台が並んでいて、歩いているだけでも楽しめる温泉街となっています。

しかし、ランナーとしては観光をしながら軽く走って、適度に汗をかいてから気持ちよく温泉に入りたいもの。そんなニーズに応えるランニングコースがこちらになります。

こちらのコースは、温泉街の石段を横目に見ながら、伊香保ロープウェイの終着駅の近くにある上ノ山公園へと登っていくラン&トレイルコースとなっています。片道2,5kmのコース、自然が豊かで森林浴としても満喫できるでしょう。場合によっては帰りはロープウェイを使うのも良いかもしれません。

走って一汗かいた後には、至福の温泉が待っています。ランニング→温泉→温泉街をぶらぶら、の流れがオススメです!週末のラントリップに伊香保温泉はいかがですか?

日本最古のマラソンの舞台!?安政遠足マラソンのトレランコース

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日本最古のマラソンと言われているのは、今の群馬県にあった安中藩(あんなかはん)の藩主、板倉勝明(いたくらかつあきら)が藩士を鍛えるために徒競走をさせて、記録を取ったものだとされています。この当時のレースを現代に再現したのが安政遠足マラソンになります。

安政遠足マラソンは全長約30km、標高差約1,100mにもなるコースを走ります(詳細はこちらの公式HPをご覧ください:安政遠足マラソン大会)。そんなマラソンのラスト10kmを走りつつ、グルメも楽しめるランニングコースがこちらです。

こちらのコースはほとんどトレランとなり、標高1200mまで登っていくので簡単な高地トレーニングにもなるでしょう。ゴールとなるのは熊野神社。こちらで美味しい力もちを味わうことができますよ。ちなみに「熊野神社」という名前の神社は全国各地にありますが、これは熊野三山の祭神の勧請を受けた神社のことを「熊野神社」と呼んできたためです。

江戸時代の藩士も同じコースを走っていたと考えるとワクワクしますね。これからの季節のトレランとしてオススメです。歴史を感じながら走ってみたください。

日本屈指の雄大で美しい自然、尾瀬ケ原のハイキングコース

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福島県、新潟県、群馬県にまたがる高原・湿原・山岳・湖沼地帯となっている尾瀬。高原植物の宝庫であり、四季折々で変化する景観はまさに絶景、日本百景にも選出されています。春のミズバショウ、夏のニッコウキスゲ、秋の草紅葉、冬の雪解け。これだけの大自然を満喫できる場所は、国内でもなかなか無いでしょう。

尾瀬は上記の画像のように舗装された道が細いので、走るのではなくハイキングとして楽しむのが主流です。自然を保護していくために、周りの人に気をつけながら巡ってみてください。尾瀬ヶ原を巡るおすすめのコースはこちらです。

バスでアクセスできる鳩待峠をスタートとして、尾瀬ヶ原へ向かってトレッキングをしていく往復9.5kmのコース。日帰りのちょっとした遠足に最適です。ただし、気温や天候の変化が激しいので、対策は十分にしていきましょう。また尾瀬はごみ持ち帰り運動の発祥地とも言われるほど環境保護に敏感な場所です。ゴミ袋を持っていくなど、自然保護の準備もお忘れなく。

尾瀬は高原植物が咲き乱れる6月~7月がメインシーズンと呼ばれています。驚くくらいの絶景と開放感が待っています。よく晴れた週末のラントリップに訪れてみてはいかがでしょうか。

【追記】
尾瀬の小道を走るのはマナー違反ですので、決して走らないようにお願い致します。

キャベツを見ながらキャベツを食べながらキャベツに感謝しながら走るキャベツマラソンのランニングコース

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初夏に行われる群馬県のハーフマラソン大会「嬬恋高原キャベツマラソン」をご存知でしょうか。群馬県の高原にある嬬恋村で7月初旬に行われる大会で、走るコースからエイド、参加賞までキャベツ三昧のハーフマラソン大会となっています。キャベツ好きな方も、そうではない方にもキャベツの良さが存分に伝わるでしょう。

しかし、キャベツマラソンはハーフマラソンとは言え、厳しいコースとなっています。高原だからこそのアップダウンの多さや、空気が平地よりも薄くなっていたりすることが要因でしょう。キャベツマラソンだからといって侮るべからず。コースはこちらになります。

往復21.5kmの難コース、レース前の練習として1回走ってみるのもよし、高地トレーニングとして活用するもよし。また開放的な景色が広がっているので観光としても走ってみるのもよし。なかなか一面のキャベツ畑を見る機会も無いですからね。写真映えもなかなかでしょう。美味しいキャベツも合わせて堪能してみてください。

永遠のトンネルにも思える、日本一のモグラ駅「土合駅」を走るランニングコース

「都道府県「魅力度ランク」40位台は本当か? ランナー目線での群馬県」の画像Runtrip「秘境!日本一のモグラ駅土合駅と湯吹きの滝」より出典

電車を降りるとそこは地下深くのトンネルの中、地上に出るには10分ほど階段を登り続けなければならない駅が群馬県には存在します。その名も「土合(どあい)駅」。日本一のモグラ駅とも呼ばれるこの駅は、ホームに着くまでに永遠にも思えるようなトンネルを進んでいかなければならないのです。

まさに乙なラントリップスポットと言えるのではないでしょうか。群馬県にこんな特徴的な駅があるとは。地下はひんやりとしていて、また無人駅でもあるので、1人で行くと少し不気味に感じるかもしれませんが。そんな土合駅のランニングコースはこちらになっています。

長いモグラトンネルを楽しみつつ、付近にある絶景スポット「湯吹きの滝」へと足を進める3.1kmのランニングコース。途中でロープウェイの駅もあるので、そちらで寄り道してロープウェイに乗って山頂を目指してみるのも良いでしょう。ぜひアレンジしながら非日常の空間を楽しんでみてください。

 


群馬県の魅力がぎゅっと詰め込まれたランニングコース5選、週末に行ってみたいコースはありましたか。群馬の温泉、群馬の歴史、群馬の自然、どれも他県に負けない素晴らしい魅力を持っています。ラン&リフレッシュの行き先として、是非群馬へのラントリップも検討してみてください!

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平池拓也が執筆した記事

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