5km:30分が精いっぱいだったモデル大木美佳さんが、ウルトラマラソンを完走するまで

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アスリートモデルとして活躍する大木美佳さん。

フルマラソンだけでは物足りず、100kmを走るウルトラマラソンを2回完走しているというスーパーガール。華奢で女性らしい身体からは想像もできないその戦歴に至った経緯を聞いてみた。

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小学生、中学生時代は仲の良い友人が陸上部に所属していたこともあり、走高跳びをやっていた。高校時代も創作ダンス部に所属していたが、心から楽しむこともなく途中で辞めたという。上京してからもヨガを嗜む程度で特に激しい運動はしていなかったそうで、身体を動かすことはしていたものの、おしゃれや美容に興味がある普通の女の子だった。

走り始めたきっかけは?

『ちょうど4年ほど前に、スポーツウエアのお仕事をさせていただいて、ランニングウエアやシューズを一式をいただいたんです。貰ったからには、使わないと勿体無いな(笑)って思ったのがきっかけでした』

モデルとしての体型維持や体力作りのためにジムに通い出したが、トレッドミルで2km走るもの大変だった。元々の負けず嫌いな性格があり、まず30分走り続ける身体になろう!と、段階を追って距離を伸ばしていき、二ヶ月かけて達成。その時の様子を見ていた周囲の方が、『頑張って走っているね!』と声をかけてくれる。まだまだ距離が走れていないと自身は感じていたが、何か目標を立てることが頑張ることに繋がると言われ、1年後にフルマラソンに出場することに。

その頃は5kmを30分かけて走るのが精一杯だった大木さん。フルマラソンの42.195kmを走りきることを想像すると、目標と実力がかけ離れていることを痛感したそう。毎日走ることを心に決めて実行し続けた結果、20kmまで走れるようになっていた。

走ることで得た自信

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努力の末に走れる距離が伸び、レースにチャレンジする日がやってきた。しかし、その時の大木さんの体型は病的なほどに細かった。モデルという職業柄、痩せることにストイックになりすぎて、ゴボウのような足の細さ、もちろん体力も全くなかったという。走っては無理やり食事を摂る毎日。それでも一年間コツコツと練習を積み上げ、フルマラソンを完走した。『完走できた!私、頑張ればできるんだ!』その自信が彼女の思考をさらに前向きにさせた。

『ランニングを頑張れたのは、単に走ることが好きだったから。好きだからこそ仕事にしたいし、好きなことをやっている時こそ輝けると思った。広告や雑誌の仕事ももちろん楽しい。でもそこにやりがいやエキサイティングさが欲しい。練習は嘘をつくことなく、自分に結果をもたらしてくれた。それならもっとランニングを頑張って、モデルの仕事と掛け合わせたい』

頑張れば頑張るほど結果が形として返ってくることが嬉しかった彼女は、所属する事務所のマネージャーにもっとランニングの仕事がしたいと依頼をした。

チャンスが巡ってきたのは東京ガールズコレクションのランニングチームだ。

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