完走そっちのけ? 生牡蠣・ステーキを“ツマミ”に「ワイン」を堪能しながら走るレースとは

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「せっかく海外のマラソン大会に参加するなら、話のネタになるようなユニークな大会がいいなぁ…」

なんて漠然と、しかしチャレンジャーなことを考えている方!  参加するだけでとてつもない思い出ができそうな、世界の驚くべきマラソン大会をご紹介します。

それは世界一有名なワインの生産地、フランスのボルドー、メドック地区で行われるメドックマラソン。

「ワインとマラソン、どんな関係が…」と首を傾げてはいけません。ぶどう畑とシャトー(ワイナリー)をめぐるようにコースが設けられ、給水場には各シャトーご自慢のワインがズラリ。給水所ならぬ給ワイン所になっているのです(もちろん普通の給水所もあるので、ご心配なく!)。しかも生牡蠣、ステーキなどなど、フランス料理のコースのようなツマミの提供も。

「完走そっちのけ? 生牡蠣・ステーキを“ツマミ”に「ワイン」を堪能しながら走るレースとは」の画像(AMCM/De Tienda/Mainguy.)

ユニークなのはそれだけではありません。参加者は毎年設けられるテーマに沿った仮装姿でラン。ちなみに2016年に予定されているテーマは「物語と伝説」。ワインを愛するフランス人紳士たちが、愛らしい伝説の人物に変身する姿も楽しめるかも!?

「完走そっちのけ? 生牡蠣・ステーキを“ツマミ”に「ワイン」を堪能しながら走るレースとは」の画像(AMCM/De Tienda/Mainguy.)

しかも散々ワインをすすめる大会にしては厳しめ?の6時間半という制限時間内にゴールすれば、参加賞としてワイン一本ももらえます。ちなみに優勝賞品は体重の分だけのワイン。

ゴールに固執せずとにかくワインと美食を味わうか、ド派手な仮装で目立つか、はたまたワインに目もくれず走って、優勝賞品のワインを目指すか…悩ましいところです。

同大会は毎年ぶどうの収穫時期の直前に行われます。2016年は9月10日の開催予定で、日本から4泊6日とコンパクトな日程で参加できるパッケージツアーも。自力で手配する場合でも、航空券代は夏休みのハイシーズン後で、比較的手頃になっている時期なのがうれしいですね。

今年はワインの本場で“ほろ酔い”マラソンはいかがでしょう?

メドックマラソン公式サイト(仏語、英語)

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